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Oracle Rdb SQLリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06178-01
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次のALTER DATABASE句は、RDB$DATABASEシステム表のRDB$LAST_ALTERED列を変更します。

次のSQL文は、RDB$DATABASEシステム表のRDB$LAST_ALTERED列を変更します。

RDB$FLAGSは、RDB$DATABASEシステム表のフラグを示します。

ビット位置 説明
0 ディクショナリを必要とする場合。
1 ANSI保護を使用している場合。
2 データベース・ファイルがCDD$DATABASEデータベースの場合。
3 今後の使用のため予約。
4 今後の使用のため予約。
5 今後の使用のため予約。
6 マルチスキーマが有効。
7 今後の使用のため予約。
8 システムの索引でランレングス圧縮が使用される。
9 オプティマイザにより、RDB$WORKLOADシステム表にワークロードが保存される。
10 オプティマイザでは、表および索引のカーディナリティが更新されない。
11 すべてのメタデータが変更不可である。
12 Oracle Rdbでは、ユーザー名およびロール名のデータベースが使用される。
13 セキュリティが内部の場合はUICを検証する。セキュリティが外部の場合は、PERSONAサポートが有効であることを示す。
14 シノニムがサポートされる。
15 システムの索引用にプリフィックスのカーディナリティが収集されない。
16 収集する場合は、システムの索引に完全なアルゴリズムを使用する。
17 ランク付きソート索引をシステムの索引に使用する。

I.6.6 RDB$FIELD_VERSIONS

RDB$FIELD_VERSIONSシステム表は、Oracle Rdbの拡張機能です。この表には、データベースの各列定義のバージョンごとに1行が含まれます。次の表は、RDB$FIELD_VERSIONSシステム表の列に関する情報を示しています。

列名 データ型 概要説明
RDB$RELATION_ID integer データベース内の表の識別子。
RDB$FIELD_ID integer この行によって表される列の命名に内部的に使用される識別子。
RDB$FIELD_NAME char(31) 列の名前。
RDB$VERSION integer この列が属する表定義のバージョン番号。
RDB$FIELD_TYPE integer この行によって表される列のデータ型。このデータ型は、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスS記述子のDSC$B_DTYPEフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。

セグメント化された文字列では、フィールド・データ型の一意の識別子が必要。現在、この識別子は261。

RDB$FIELD_LENGTH integer この行によって表される列の長さ。この長さは、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスSおよびSD記述子内のDSC$W_LENGTHフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。
RDB$OFFSET integer この行の先頭を起点とする列のバイト・オフセット。
RDB$FIELD_SCALE integer 数値データ型では、この行によって表される列の内容を解釈するときに適用されるスケール変更係数。

このスケール変更係数は、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスSD記述子のDSC$B_SCALEフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。

日時データ型の場合、RDB$FIELD_SCALEは小数秒精度。その他の非数値データ型では、RDB$FIELD_SCALEは0になる。

RDB$FLAGS integer フラグ。
RDB$VALIDATION_BLR byte varying 列のこのバージョンで定義されたSQLチェック制約句を表すBLR。
RDB$COMPUTED_BLR byte varying 列のこのバージョンで定義されたSQL句のCOMPUTED BYを表すBLR。
RDB$MISSING_VALUE byte varying 列のこのバージョンで定義されたSQL句のMISSING_VALUEを表すBLR。
RDB$SEGMENT_LENGTH integer セグメント化された文字列セグメントの長さ。日時期間フィールドでは先行フィールド精度。
RDBVMS$COLLATION_NAME char(31) 列の照合順番の名前。
RDB$ACCESS_CONTROL byte varying 列のアクセス制御リスト。
RDB$DEFAULT_VALUE2 byte varying SQLデフォルト値。
RDBVMS$SECURITY_AUDIT integer RMU Set Auditコマンドで指定されている、データベースに対して監査される権限を示すビット・マスク。
RDBVMS$SECURITY_ALARM integer RMU Set Auditコマンドで指定されている、データベースに対して警告を生成する権限を示すビット・マスク。
RDB$FIELD_SUB_TYPE integer RDB$FIELD_SUB_TYPEのセクションに示す、RDB$FIELD_TYPEのデータのサブタイプを表す値。
RDB$SECURITY_CLASS char(20) 今後の使用のため予約。

RDB$FLAGSは、RDB$FIELD_VERSIONSシステム表のフラグを示します。

ビット位置 説明
0 使用しない。
1 使用しない。
2 使用しない。
3 Oracle Rdbによって内部的に使用。
4 列がローカルの一時表を参照している場合に設定される(通常はCOMPUTED BY列)。
5 チェック制約処理にSQLセマンティクスを使用する。
6 挿入時にAUTOMATICが設定される。
7 更新時にAUTOMATICが設定される。
8 チェック制約に失敗した場合は、メッセージに名前を使用する。
9 列は、IDENTITY順序によって計算される。
10 ビュー列は、読取り専用またはdbkeyの列に基づく。

I.6.7 RDB$PARAMETER_SUB_TYPE

詳細は、RDB$FIELD_SUB_TYPEのセクションを参照してください。

I.6.8 RDB$FIELD_SUB_TYPE

次の表では、RDB$FIELD_SUB_TYPE列およびRDB$PARAMETER_SUB_TYPE列の値のリストしています。

RDB$FIELD_TYPE = DSC$K_DTYPE_ADT
RDB$FIELD_SUB_TYPE1 概要説明
0未満 今後の使用のため予約。
0に等しい 年、月、日、時、分、秒で構成される従来のOpenVMSタイムスタンプ。
7 年、月、日で構成されるDATE ANSI。
56 時、分、秒で構成されるTIME。
63 年、月、日、時、分、秒で構成されるTIMESTAMP。
513 INTERVAL YEAR。
514 INTERVAL MONTH。
515 INTERVAL YEAR TO MONTH。
516 INTERVAL DAY。
520 INTERVAL HOUR。
524 INTERVAL DAY TO HOUR。
528 INTERVAL MINUTE。
536 INTERVAL HOUR TO MINUTE。
540 INTERVAL DAY TO MINUTE。
544 INTERVAL SECOND。
560 INTERVAL MINUTE TO SECOND。
568 INTERVAL HOUR TO SECOND。
572 INTERVAL DAY TO SECOND。
RDB$FIELD_TYPE = DSC$K_DTYPE_TまたはDSC$K_DTYPE_VT
RDB$FIELD_SUB_TYPE 概要説明
0に等しい ASCIIまたはDEC_MCSキャラクタ・セット。
0より大きい ASCIIまたはDEC_MCS以外のキャラクタ・セット。
0未満 文字データの特殊用途。
RDB$FIELD_TYPE = DSC$K_DTYPE_BLOB2
RDB$FIELD_SUB_TYPE 概要説明
0未満 ユーザー指定。
0に等しい デフォルト。
1に等しい BLR(問合せ)タイプ。
2に等しい キャラクタ・タイプ。
3に等しい MBLR(定義)タイプ。
4に等しい バイナリ・タイプ。
5に等しい OBLR(アウトライン)タイプ。
5より大きい 今後の使用のため予約。


1RDB$FIELD_SUB_TYPEが0でない場合、RDB$SEGMENT_LENGTHは期間として先行フィールド精度を保持でき、RDB$FIELD_SCALEは期間、時間またはタイムスタンプとして小数秒精度を保持できます。
2RDB$SEGMENT_LENGTHは、1つのバイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)・セグメントに提案されたサイズです。

I.6.9 RDB$FIELDS

RDB$FIELDSシステム表は、データベースの各ドメインのグローバル(汎用)特性を示します。データベースのドメインごとに1行が使用されます。次の表は、RDB$FIELDSシステム表の列に関する情報を示しています。

列名 データ型 概要説明
RDB$FIELD_NAME char(31) この行によって表されるドメインの名前。RDB$FIELDS内の各行は、一意のRDB$FIELD_NAME値を必要とする。
RDB$FIELD_TYPE integer この行によって表されるドメインのデータ型。このデータ型は、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスS記述子のDSC$B_DTYPEフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。

セグメント化された文字列では、フィールド・データ型の一意の識別子が必要。この識別子は261。

RDB$FIELD_LENGTH integer この行によって表されるフィールドの長さ。この長さは、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスSおよびSD記述子内のDSC$W_LENGTHフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。文字列の場合、このフィールドには文字ではなくオクテット(8ビット・バイト)による長さが表示される。
RDB$FIELD_SCALE integer 数値データ型では、この行によって表されるフィールドの内容を解釈するときに適用されるスケール変更係数。

このスケール変更係数は、(『OpenVMS Calling Standard』で定義されている)クラスSD記述子のDSC$B_SCALEフィールドを解釈するルールに従って解釈する必要がある。日時データ型の場合、RDB$FIELD_SCALEは小数秒精度。その他の非数値データ型では、RDB$FIELD_SCALEは0になる。

RDB$SYSTEM_FLAG integer 次のビットが設定されているビット・マスク。

  • ビット0がクリアされている場合は、ユーザー定義のドメイン。

  • ビット0が設定されている場合はシステム・ドメイン。

RDB$VALIDATION_BLR byte varying このドメインに基づく列の毎更新時にチェックされる検証式を表すBLR。
RDB$COMPUTED_BLR byte varying このドメインに基づく列の値の計算に使用される式を表すBLR。
RDB$EDIT_STRING VARCHAR(255) このドメインに基づく列の印刷時に対話型SQLによって使用される編集文字列。RDB$EDIT_STRINGの値はNULLにできる。
RDB$MISSING_VALUE byte varying このドメインに基づく列の欠落値を取得または表示するときに使用される値。
RDB$MISSING_VALUEでは、値が列に格納されず、その列値を欠落している値としてフラグが付けられる。
RDB$FIELD_SUB_TYPE integer RDB$FIELD_SUB_TYPEのセクションで示されている、RDB$FIELD_TYPEのデータのサブタイプを表す値。
RDB$DESCRIPTION byte varying このドメインに関するユーザー指定の説明。
RDB$VALIDATION_SOURCE byte varying 検証基準におけるユーザーのソース・テキスト。
RDB$COMPUTED_SOURCE byte varying 実行時の値の計算に使用されるユーザーのソース。
RDB$QUERY_NAME char(31) このドメインの問合せの名前。RDB$RELATION_FIELDSの列属性は、RDB$FIELDSの属性よりも優先される。

RDB$RELATION_FIELDSに属性値がない場合は、RDB$FIELDSの値が使用される。
RDB$QUERY_NAMEの値はNULLにできる。

RDB$QUERY_HEADER byte varying ドメインの問合せヘッダーは、対話型SQLによって使用される。RDB$RELATION_FIELDSの列属性は、RDB$FIELDSの属性よりも優先される。

RDB$RELATION_FIELDSに属性値がない場合は、RDB$FIELDSの値が使用される。

RDB$DEFAULT_VALUE byte varying STORE句の使用時に列の値が指定されていない場合に、非SQLインタフェースによって使用されるデフォルト値。これは実際の列値を保持するRDB$MISSING_VALUEとは異なる。

RDB$RELATION_FIELDSの列属性は、RDB$FIELDSの属性よりも優先される。

RDB$RELATION_FIELDSに属性値がない場合は、RDB$FIELDSの値が使用される。

RDB$SEGMENT_LENGTH integer セグメント化された文字列セグメントの長さ。日時期間フィールドでは先行フィールド精度。
RDB$EXTENSION_PARAMETERS byte varying 今後の使用のため予約。
RDB$CDD_NAME byte varying SQL句のFROM PATHNAMEで指定されている、ドメイン定義の基礎となるディクショナリ・エンティティの完全修飾名。
RDBVMS$COLLATION_NAME char(31) ドメインの照合順番の名前。
RDB$DEFAULT_VALUE2 byte varying SQLデフォルト値のBLR。この値は、SQL INSERT文に値が指定されていないときに使用される。
RDB$SECURITY_CLASS char(20) 今後の使用のため予約。
RDB$FLAGS integer フラグ。
RDB$CREATED date vms ドメインの作成時に設定される。
RDB$LAST_ALTERED date vms SQL ALTER DOMAIN文の使用時に設定される。
RDB$FIELD_CREATOR char(31) このドメインの作成者。

RDB$FLAGSは、RDB$FIELDSシステム表のフラグを示します。

ビット位置 説明
0 このドメインでSQL CHECK制約が定義される。
1 挿入時にAUTOMATICが設定される。
2 更新時にAUTOMATICが設定される。
3 チェック制約に失敗した場合は、メッセージに名前を使用する。
4 列は、IDENTITY順序によって計算される。
5 ビュー列は、読取り専用またはdbkeyの列に基づく。

I.6.10 RDB$GRANTED_PROFILES

RDB$GRANTED_PROFILESシステム表には、各プロファイル、および他のロールおよびユーザーに付与されているロールに関する情報が格納されます。次の表は、RDB$GRANTED_PROFILESシステム表の列に関する情報を示しています。関連するRDB$PROFILESシステム表も参照してください。

列名 データ型 概要説明
RDB$GRANTEE_PROFILE_ID integer 親のRDB$PROFILES行に対して生成される一意の識別子。
RDB$PROFILE_TYPE integer プロファイル情報のクラス: ロール(1)、デフォルト・ロール(2)、プロファイル(0)。
RDB$PROFILE_ID integer このユーザーに付与されているロールまたはプロファイルの識別子。

I.6.11 RDB$INDEX_SEGMENTS

RDB$INDEX_SEGMENTSシステム表では、索引のキーを構成する列が記述されます。各索引では、キー内に1つ以上の列が必要です。次の表は、RDB$INDEX_SEGMENTSシステム表の列に関する情報を示しています。

列名 データ型 概要説明
RDB$INDEX_NAME char(31) この行をセグメントとする索引の名前。
RDB$FIELD_NAME char(31) 索引キーに関与している列の名前。この列名は、RDB$RELATION_FIELDS表のRDB$FIELD_NAME列の名前と一致する。
RDB$FIELD_POSITION integer 合計索引キー内のこのキー・セグメントの序数位置。キー内の2つのセグメントは、RDB$FIELD_POSITIONが同一になることはない。
RDB$FLAGS integer ビット0の設定では降順セグメント、その他の設定では昇順セグメントになるビット・マスク。
RDB$FIELD_LENGTH integer 圧縮型索引におけるテキストの短縮された長さ。
RDBVMS$FIELD_MAPPING_LOW integer マッピング範囲の下限を示す。
RDBVMS$FIELD_MAPPING_HIGH integer マッピング範囲の上限を示す。
RDB$SECURITY_CLASS char(20) 今後の使用のため予約。
RDB$CARDINALITY bigint このキー・セグメントおよびすべての先行キー・セグメントの接頭辞カーディナリティ(序数位置によるソートを仮定)。