この章では、Oracle Secure Backupを使用してメンテナンス・タスクを実行する方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。
「ジョブとリクエスト」で説明しているように、バックアップまたはリストア・リクエストは、ジョブとは異なります。リクエストはまだ実行対象となりません。ファイル・システムのバックアップまたはリストア・リクエストをOracle Secure Backupのスケジューラを送信すると、リクエストはジョブとなり実行対象となります。
この項では、Oracle Secure Backupのジョブとその管理方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
「管理」ページで、「ジョブ」をクリックすると、図10-1に示すページが表示されます。すべてのジョブ関連タスクが、このページまたはリンク表示されているページで実行できます。
中央のテキスト・ボックスには、バックアップ・ジョブごとに次の情報が表示されます。
ID: Oracle Secure Backupによって割り当てられるジョブ識別子を指定します。
タイプ: ジョブのタイプを指定します。
状態: ジョブ・ステータス(保留中、完了、失敗)を指定します。
ジョブの監視および管理は、図10-2に示すOracle Secure Backupのホームページから行うこともできます。ホームページには、失敗、アクティブ、保留中および完了の各ジョブが表示されるセクションがあります。
関連資料: obtool のジョブ・コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
この項では、Oracle Secure Backupのジョブに関する情報を表示する方法について説明します。
ジョブを表示するには、次のようにします。
「ジョブ」ページで、次のジョブ表示オプションから1つ以上を選択します。
アクティブ
このオプションは、現在進行中のバックアップ・ジョブのステータスを表示する場合に選択します。
完了
このオプションは、成功したかどうかに関係なく、完了したジョブのステータスを表示する場合に選択します。
保留中
このオプションは、現在実行中ではなく保留中のジョブのステータスを表示する場合に選択します。
入力保留中
このオプションは、実行中で現在入力をリクエスト中のジョブのステータスを表示する場合に選択します。
今日
このオプションは、今日の実行をスケジュールされたバックアップ・ジョブのステータスを表示する場合に選択します。
スケジュール時間
このオプションは、時間範囲内にスケジュールされたジョブを表示する場合に選択します。時間範囲は、次のように選択します。
状態が指定時間以降に更新されたジョブのみを表示するには、「開始日」ボックスを選択して日時を入力します。
状態が指定時間以前に更新されたジョブのみを表示するには、「終了日」ボックスを選択して日時を入力します。
日付の書式は、year/month/day.hour:minute[:second](例: 2005/5/19.12:43)です。
「タイプ」ボックスで、1つ以上のジョブ・タイプを選択します。
必要に応じて、「ホスト」リストでホストを選択し、表示されるジョブを特定のホストに関連するものに限定します。
必要に応じて、「ユーザー」リストでユーザーを選択し、表示されるジョブを特定のユーザーによってインスタンス化されたものに限定します。
データセット・リストで、データセット・ファイルを選択し、表示されるジョブを特定のデータセット・ファイルまたはディレクトリに限定します。データセットの詳細は、「ファイル・システム・バックアップ」を参照してください。
「適用」をクリックして選択内容を確定します。
この項では、ジョブ・プロパティを表示する方法について説明します。ジョブ・プロパティには、タイプ、レベル、ファミリ、スケジュール時間などがあります。
ジョブ・プロパティを表示するには、次のようにします。
「ジョブ」ページで、中央のテキスト・ボックスからジョブを選択します。
プロパティの表示ボタンをクリックします。
ジョブ・プロパティ・ページが表示されます。
「閉じる」をクリックして「ジョブ」ページに戻ります。
この項では、ジョブのトランスクリプトを表示する方法について説明します。Oracle Secure Backupでは各ジョブに対する実行トランスクリプトが保存されます。トランスクリプトにはジョブの処理の詳細が記述されます。トランスクリプトを表示するには、ユーザーが所有するジョブのリスト(list any jobs owned by user
)または所有者を問わないジョブのリスト(list any job, regardless of its owner
)権限を持つクラスのメンバーである必要があります。
ジョブのトランスクリプトを表示するには、次のようにします。
「ジョブ」ページで、中央のテキスト・ボックスからジョブを選択します。
トランスクリプトの表示ボタンをクリックします。
ページにトランスクリプトが表示されます。
ページを下へスクロールして詳細を表示します。
ページの最後で、トランスクリプトを表示する条件を変更できます。
必要に応じて、「レベル」リストでメッセージ・レベルを選択します。
Oracle Secure Backupは、トランスクリプトに書き込むメッセージごとに重大度レベルのタグを付けます。これらのレベル範囲は0〜9です。重大度レベルはメッセージの重要性を表します。
トランスクリプトを表示するとき、特定の重大度レベル以上のメッセージのみを表示するようにOracle Secure Backupに指示できます。デフォルト・レベルは4(リクエスト)で、Oracle Secure Backupによって生成される通常のメッセージです。詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』のcatxcr
コマンドの説明を参照してください。
必要に応じて、「入力の抑止」を選択して入力リクエストを抑止します。入力のリクエストが認識されると、Oracle Secure Backupはレスポンスを要求します。このオプションを指定すると、その動作が抑止されます。
必要に応じて、「行番号を表示」を選択してメッセージ番号を各行の前に付けます。
必要に応じて、次のオプションのいずれかを選択してトランスクリプトの表示を制御します。
開始行
このオプションを選択し、トランスクリプトの表示を開始する数値を入力します。たとえば、10と入力すると、メッセージ10から表示されます。メッセージ1〜9は表示されません。
最初の行数
このオプションを選択し、メッセージ重要度レベルが選択した値以上のトランスクリプトの最初の指定された行数を表示するための数値を入力します。
最後の行数
このオプションを選択し、メッセージ重要度レベルが選択した値以上のトランスクリプトの最後の指定された行数を表示するための数値を入力します。
必要に応じて、「ページ・リフレッシュ(秒)」ボックスに秒数を入力します。デフォルトは60秒です。
次のいずれかを選択します。
「適用」をクリックして選択内容を適用します。
「閉じる」をクリックしてページを閉じます。
この項では、ジョブを削除する方法について説明します。ジョブを削除すると、ジョブは取り消され、属するすべての記録および下位ジョブ、その存在は削除されます。ジョブは、実行中でない場合にのみ削除できます。ジョブを削除すると、そのステータスを表示できなくなります。
ジョブを削除するには、次のようにします。
「ジョブ」ページで、中央のテキスト・ボックスからジョブを選択します。
「削除」ボタンをクリックします。
ジョブの削除を確認するように要求されます。
「はい」をクリックし、ジョブを削除します。
この項では、スケジュール時間または優先度以外で、あるいは特定のデバイスを使用してジョブを実行するようにOracle Secure Backupに指示する方法について説明します。この機能を使用するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user
)または所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner
)権限が有効に設定されているクラスのメンバーである必要があります。
Oracle Secure Backupには、次のようにジョブの開始を指示できます。
即時開始
スケジューラによって選択される順序とは異なる順序で開始
特定のデバイスまたはジョブがすでに制限されたデバイスで開始
Oracle Secure Backupがジョブを実行するタイミングを変更するには、次のようにします。
「ジョブ」ページで、中央のテキスト・ボックスからジョブを選択します。
「実行」をクリックします。
必要に応じて、「デバイス」リストでジョブを実行するデバイスを選択します。ジョブが別のデバイスまたはデバイス・セットに制限されていた場合、ここでの選択がその制限に優先されます。次の手順で「現在」を選択する場合は、デバイスを選択する必要があります。
必要に応じて、次のオプションのいずれかを選択します。
現在
このオプションは、ジョブを即時実行する場合に選択します。先に選択したデバイスが現在使用できない場合は、エラーが表示され、この操作は無効となります。
ASAP
このオプションは、優先度1にまで値を低くして、可能なかぎり速やかにジョブを実行する場合に選択します。
ジョブの優先度
このオプションを選択し、「優先度」ボックスに新しいジョブの優先度を入力します。デフォルトの優先度は100です。
ジョブの優先度は正の整数値です。値が低ければ低いほど、スケジューラによってジョブに割り当てられる優先度は高くなります。たとえば、優先度20のジョブは優先度100のジョブより優先度が高いです。スケジューラは、ジョブの実行に必要なリソースをすべて使用できる場合、優先度の低いジョブよりも優先度の高いジョブをディスパッチします。
次のいずれかを選択します。
「適用」をクリックして変更を確定し、このページに留まります。
「取消」をクリックして操作を無効にし、1つ前のページに戻ります。
「バックアップのイメージとメディア」で説明しているように、ボリュームとは、バックアップ・データが格納されるメディアです。この項では、ボリュームに関する情報を表示する方法について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
「管理」ページで、「ボリューム」をクリックすると、図10-3に示すページが表示されます。このページには、ボリューム・カタログ内のすべてのボリュームがリスト表示されます。
関連資料: obtool のlsvol コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
この項では、Oracle Secure Backupのボリュームおよびメディア・ファミリに関する情報を表示する方法について説明します。
デフォルトでは、ボリュームの表示ページにはカタログ内の各ボリュームの属性が表示されます。ボリューム属性の詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。
ボリュームおよびメディア・ファミリの情報の表示を制限するには、次のようにします。
必要に応じて、ボリュームの表示ページの表示オプション・セクションで、次のボリューム表示オプションの1つ以上を選択します。
ボリューム・セット・メンバーのグループ化
このボックスは、同じボリューム・セット内のボリュームをグループ化する場合に選択します。
ボリューム・セット全体を表示
このボックスは、表示されるボリュームごとにすべてのボリューム・セット・メンバーを表示する場合に選択します。
ボリュームIDがないボリュームを表示
このボックスは、ボリュームIDがないボリュームを表示する場合に選択します。
バーコードがないボリュームを表示
このボックスは、タグがないボリュームを表示する場合に選択します。
必要に応じて、ボリュームの表示ページの表示オプション・セクションで、次のボックスにテキストを入力して出力を制限します。
VID
このボックスにボリュームIDを入力し、特定のVIDに出力を制限します。複数のボリュームIDはカンマで区切ります。
バーコード
このボックスにバーコードを入力し、特定のバーコードに出力を制限します。複数のバーコードはカンマで区切ります。
ボリューム・セットID
このボックスにボリューム・セットIDを入力し、特定のボリューム・セットに出力を制限します。セットIDは、ボリューム・セットの最初のボリュームのボリュームIDを表します。複数のボリューム・セットIDはカンマで区切ります。
必要に応じて、ボリュームの表示ページの表示オプション・セクションで、次に示すオプションから選択します。
メディア・ファミリ
このリストでメディア・ファミリを1つ以上選択し、特定のファミリ内のボリュームに出力を制限します。
属性
このリストで属性を1つ選択し、特定のファミリ内のボリュームに出力を制限します。このプレースホルダの有効値は次のとおりです。
オープン: ボリュームが書き込みに対してオープンであることを意味します。
クローズ済: ボリュームが書き込みに対してクローズされていることを意味します。
期限切れ: ボリュームが期限切れであることを意味します(「ボリューム有効期限ポリシー」を参照)。
有効: ボリュームが期限切れでないことを意味します。
OID
このボックスにボリューム・カタログIDを入力し、特定のボリュームに出力を制限します。複数のボリュームOIDはカンマで区切ります。
「適用」をクリックして選択内容を確定します。
「バックアップ・セットとバックアップ・イメージ」で説明しているように、RMANを使用してOracleデータベースのバックアップを実行すると、バックアップ・セットが生成されます。物理ファイルはバックアップ・ピースと呼びます。Oracle Secure Backupを使用してデータベースのバックアップをテープに格納すると、バックアップ・ピースはそれぞれ1つのバックアップ・イメージとして作成されます。
この項の内容は次のとおりです。
「管理」ページで、「バックアップ・イメージ」をクリックすると、図10-4に示すページが表示されます。このページには、RMANによって生成されたバックアップ・イメージがリスト表示されます。
関連資料: obtool のlspiece コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
この項では、RMANのバックアップ・イメージに関する情報を表示する方法について説明します。デフォルトでは、バックアップ・イメージ・ページのメイン・ボックスにカタログに記録されたすべてのバックアップ・イメージが表示されます。
バックアップ・イメージの表示を制限するには、次のようにします。
バックアップ・イメージ・ページの表示オプション・セクションで、次のように表示を制限できます。
ホスト
リストでホストを1つ以上選択し、選択したホスト上のデータベースのバックアップ・イメージのみを表示します。
コンテンツ
コンテンツ・タイプを選択し、「full」、「incremental」、「autobackup」または「archivelog」に表示を制限します。
データベース名
データベース名を入力し、指定したデータベースのバックアップに表示を制限します。
「適用」をクリックして選択内容を確定します。
「バックアップのイメージとセクション」で説明しているように、バックアップ・セクションとは、1つのテープに収まるバックアップ・イメージの部分です。1つのバックアップ・イメージが複数のテープにまたがる場合は、各テープに存在するイメージの部分は別個のセクションとなります。
この項の内容は次のとおりです。
「管理」ページで、「バックアップ・セクション」をクリックすると、図10-5に示すページが表示されます。このページには、カタログに記録されたバックアップ・セクションがリスト表示されます。
関連資料: obtool のlssection コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
この項では、削除されたバックアップ・セクションを反映するためにOracle Secure Backupを更新する方法について説明します。この操作は、コンテンツ管理のボリュームの場合にのみ重要です。
「削除」をクリックすると、Oracle Secure Backupでは、セクションがボリュームから物理的に削除されるのではなく、バックアップ・セクションが削除されたことを示すようにカタログが更新されます。通常、手動による更新がカタログに必要な場合にかぎり、「削除」をクリックします。この操作は、コンテンツ管理のボリュームの場合にのみ重要です。コンテンツ管理のボリュームからすべてのセクションが削除されると、そのボリュームは上書き対象とみなされます。
削除済のバックアップ・セクションに関してカタログを更新するには、次のようにします。
「バックアップ・セクション」ページのメイン・ボックスで、削除されたバックアップ・セクションを選択します。
「削除」をクリックします。
確認ページが表示されます。
「はい」をクリックし、削除を確認します。
「バックアップ・セクション」ページが表示されます。削除済のバックアップ・セクションは、メイン・ボックスに表示されなくなります。
「再開可能なバックアップ」で説明しているように、一部のファイラのバックアップは、完了する前に失敗した場合、中間点から再開できます。チェックポイントとは、バックアップ・ジョブの特定の中間点と、そこから再開する方法を記述する状態情報の集合です。各チェックポイントの一部の情報は、Oracle Secure Backupの管理サーバー上に存在します。残りの情報は、クライアントに存在します。
「管理」ページで、「チェックポイント」をクリックすると、図10-6に示すページが表示されます。このページには、管理ドメイン内のホストについてすべてのチェックポイントが表示されます。
関連資料: obtool のチェックポイント・コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
通常は必要ありませんが、ジョブのチェックポイント・データを手動で削除できます。この操作により、次のようにディスク領域は解放されます。
管理サーバーで即時解放
クライアントで次のバックアップ・ジョブの開始時または24時間以内のいずれか先のタイミングで解放
注意: 完了していないバックアップ・ジョブのチェックポイントを削除すると、完了する前に失敗した場合、ジョブは最初から再開されます。 |
チェックポイントを削除するには、次のようにします。
メイン・ボックスで、削除するチェックポイントを保持するジョブを選択します。
「削除」をクリックします。
確認ページが表示されます。
「はい」をクリックし、削除を確認します。
「ステータス」領域に、操作の結果が表示されます。
「デーモンとサービス」で説明しているように、デーモンとは、Oracle Secure Backupの操作を実行するバックグランド・プロセスです。この項では、Oracle Secure Backupのデーモンのステータスの表示方法および管理方法について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
「管理」ページで、「デーモン」をクリックすると、図10-7に示すページが表示されます。このページでは、Oracle Secure Backupのデーモンを管理できます。
関連資料: obtool のデーモン・コマンドの詳細は、『Oracle Secure Backupリファレンス』を参照してください。 |
Oracle Secure Backupのデーモンは、制御コマンドの共通セットに応答します。これらのコマンドの送信は、ほとんど必要ありませんが、高度な使用方法と考えられています。
デーモンにコマンドを送信するには、次のようにします。
「タイプ」リストで、制御するデーモンを選択します。デーモンの詳細は、「デーモンの種類」を参照してください。
「ホスト」リストで、デーモンが稼働しているホストを選択します。
「コマンド」リストで、次のオプションのいずれかを選択します。
dump
内部状態情報をログ・ファイルにダンプするようにデーモンに指示します。
reinitialize
構成データを再度読み取るようにデーモンに指示します。
debugon
その他の情報をログ・ファイルに生成するようにデーモンに指示します。
debugoff
debugonを取り消します。これはデフォルトの状態です。
「適用」をクリックして選択内容を確定します。
成功またはエラー・メッセージに操作の結果が表示されます。
この項では、デーモン・プロパティを表示する方法について説明します。
デーモン・プロパティを表示するには、次のようにします。
「タイプ」リストで、制御するデーモンを選択します。デーモンの詳細は、「デーモンの種類」を参照してください。
「ホスト」リストで、デーモンが稼働しているホストを選択します。
プロパティの表示ボタンをクリックします。
デーモン・プロパティ・ページに次の情報が表示されます。
プロセスID
オペレーティング・システムによって割り当てられた、デーモンが稼働しているプロセスを識別する正数値を示します。
デーモン/サービス
デーモンの名前を示します。
修飾子
デーモン/サービス名を補うテキスト文字列を示します。たとえば、obrobotd
の場合、デーモンが処理しているライブラリの名前です。obixd
の場合、かわりにobixd
が稼働しているクライアント・ホストの名前です。
リスニング・ポート
デーモンまたはサービスがリスニングするTCPポート番号を示します。
この項では、Oracle Secure Backupによるジョブのディスパッチを一時的に停止し、後で再開する方法について説明します。ジョブ・ディスパッチが一時停止されると、実行中のジョブは完了できますが、スケジューラは新しいジョブを開始しません。
「再開」をクリックするか、管理サーバー上のOracle Secure Backupを再起動すると、スケジューラは一時停止中のジョブについてジョブ・ディスパッチを再開します。
ジョブ・ディスパッチを一時停止するには、次のようにします。
デーモン操作ページで「一時停止」ボタンをクリックします。
「ステータス」領域に表示される確認メッセージに、操作の結果が表示されます。
保留中のバックアップおよびリストア(スケジュール済または1回かぎり)はディスパッチされなくなります。すでに実行中のジョブは、完了できます。
ジョブ・ディスパッチを再開するには、次のようにします。
デーモン操作ページで「再開」をクリックします。
「ステータス」領域に表示される確認メッセージに、操作の結果が表示されます。