Oracle Secure Backupユーザーとして、サード・パーティのNDMP対応アプリケーションを使用する場合を除いた、現実的な方法ではNDMPに注意する必要はありません。SCSI接続またはファイバ・チャネル接続の2次ストレージ・ハードウェアとともにWindows、LinuxまたはSolarisの各ホストを使用する場合、NDMPは基本的に意識されません。しかし、場合によっては次の動作に注意する必要があります。
NDMPは、データ・サービスが多数の共通エラーをレポートするためのプログラム的な手段を指定しません。この制約は、「パス名が見つかりません」という、通常NDMPデータ・サービスによって内部エラーとしてレポートされる一般的な状況に当てはまります。Oracle Secure Backupは、このようなエラーをすべてジョブのトランスクリプトに記録します。
ほとんどのNDMPの実装ではLOGインタフェースを使用し、バックアップ・アプリケーションにテキスト・メッセージをレポートするための手段をサーバーに提供します。Oracle Secure Backupは、受け取ったすべてのLOGメッセージをジョブのトランスクリプトに記録します。