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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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backup-level

説明

backup-levelプレースホルダでは、backupコマンドで作成するバックアップのレベルを指定します。

構文

backup-level::=
full | incr_level | incr | offsite
incr_level::=
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9

意味

full

最後にバックアップした日時に関係なく、データセットで定義されたすべてのファイルをOracle Secure Backupがバックアップするように指定します。このオプションはレベル0に相当し、デフォルト値です。

incr_level

1から9までの増分レベルを指定し、最後のバックアップから変更されたファイルのみを、指定した増分レベルより低いレベルにおいてバックアップします。

incr

最後の増分バックアップから変更されたファイルを同じレベルかそれより低いレベルでOracle Secure Backupがバックアップするように指定します。incrオプションは、レベル10に相当します。このレベルは、プラットフォーム依存であり、Netapp FilerのData ONTAPなど、一部のクライアント・オペレーティング・システムと非互換です。

offsite

全体バックアップ(レベル0)に類似していますが、唯一の相違点は、Oracle Secure Backupが、全体バックアップまたは増分バックアップのスケジュールに影響しない方法でこのバックアップを追跡することです。このオプションは、増分バックアップのスケジュールを妨げることなく、オフサイトのストレージのバックアップ・イメージを作成する必要があるときに便利です。