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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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wwn

説明

wwnプレースホルダは、デバイスのWorld Wide Name(WWN)を表します。WWNは、ファイバ・チャネル・ネットワークのデバイスを一意に識別する64ビット・アドレスです。WWNは、通常はデバイスの製造業者によってデバイスに割り当てられますが、ネットワーク・ユーザーが後で変更することもできます。

制限と使用方法

オペレーティング・システムを再起動するたびにオペレーティング・システムによって割り当てられる論理名が変わるデバイスが、Oracle Secure Backupではサポートされます。NASデバイスに接続し、ファイバ・チャネルにアタッチされたテープ・ドライブとテープ・ライブラリが、このカテゴリに属します。これらのデバイスを参照するには、nrst0aなどの論理名ではなく、nr.WWN[2:000:0090a5:0003f7].aなどのWWNを使用します。論理名とは異なり、WWNは、再起動しても変わりません。

文字列$WWNである、アタッチメントのRAWデバイス名の部分文字列が、デバイスが開くたびにwwnの値に置き換えられます。たとえば、SANにアタッチされたNetwork Appliance Filerで利用可能なRAWデバイス名の例は、nr.$WWN.aです。この名前は、巻戻しなしの最高圧縮デバイスで、--wwn/-Wオプションを使用して指定する(たとえば、--wwn WWN[2:000:0090a5:0003f7])World Wide Nameが付いています。

構文

wwn::=
wwn

意味

wwn

World Wide Nameを指定します。