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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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rmjob

用途

rmjobコマンドは、ジョブを削除する場合に使用します。ジョブを削除すると、そのジョブは取り消され、それ自体の存在とその下位ジョブの存在を示すレコード全体が削除されます。ジョブを削除できるのは、ジョブが実行中でない場合にかぎります。ジョブを削除すると、ジョブのステータスは確認できなくなります。


関連項目:

関連コマンドについては、「ジョブ用コマンド」を参照してください。

前提条件

別のユーザーのジョブを削除するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブを削除するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。

構文

rmjob::=

rmj•ob [ --nq ] [ --keepxcr/-k ] [ --quiet/-q | --verbose/-v ] job-id ...

意味

--nq

確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。

--keepxcr/-k

ジョブの記録を保存します。デフォルトではジョブの記録を削除します。

--quiet/-q

何も出力せずにジョブを削除します。

--verbose/-v

ジョブ削除に関する詳細な出力を表示します。

job-id ...

削除するジョブのジョブIDを指定します。

例2-130では、すべてのアクティブなジョブおよび保留中のジョブを表示し、これらのジョブを削除します。

例2-130 ジョブの削除

ob> lsjob
Job ID           Sched time  Contents                       State
---------------- ----------- ------------------------------ ----------------------
sbt/13           03/23.00:00 dataset fullbackup.ds          future work
ob> rmjob --nq sbt/13
Info: removing job sbt/13.
ob> lsjob
ob>