用途
rmjob
コマンドは、ジョブを削除する場合に使用します。ジョブを削除すると、そのジョブは取り消され、それ自体の存在とその下位ジョブの存在を示すレコード全体が削除されます。ジョブを削除できるのは、ジョブが実行中でない場合にかぎります。ジョブを削除すると、ジョブのステータスは確認できなくなります。
前提条件
別のユーザーのジョブを削除するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブを削除するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
構文
rmjob::=
rmj•ob [ --nq ] [ --keepxcr/-k ] [ --quiet/-q | --verbose/-v ] job-id ...
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ジョブの記録を保存します。デフォルトではジョブの記録を削除します。
何も出力せずにジョブを削除します。
ジョブ削除に関する詳細な出力を表示します。
削除するジョブのジョブIDを指定します。
例
例2-130では、すべてのアクティブなジョブおよび保留中のジョブを表示し、これらのジョブを削除します。