TimesTen JDBCドライバ・クラスの構成
TimesTen JDBCドライバを使用するためにOracle Application Serverを構成するには、TimesTen共有ライブラリにアクセスするように、OC4Jサーバー・プロセスのLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。OC4Jサーバー・プロセスの環境変数は、WebベースのEnterprise Manager 10g コンソールを使用して設定できます。
注意: LD_LIBRARY_PATHは、LinuxおよびSolarisの環境変数です。ご使用のオペレーティング・システムに応じたパス変数を設定してください。特定のプラットフォームにおける環境変数の要件については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』の「環境の変更」を参照してください。
- Webブラウザを使用して、Enterprise Managerに接続します。(デフォルトのURLはhttp://servername:1810です。)Oracle Application Serverのインストール時に指定したユーザーID(通常は、ias_admin)およびパスワードを入力します。
図1.1に示す画面が表示されます。
図1.1 Enterprise Manager

- 画面の中央部で、TimesTenのOC4Jコンテナの名前を選択します。デフォルトでは、これはホーム(最初に選択したもの)です。図1.2に示す画面が表示されます。
図1.2 OC4Jコンテナ

- 左上の「管理」タブをクリックします。図1.3に示す画面が表示されます。
図1.3 OC4Jの管理

- 「インスタンス・プロパティ」の下にある「サーバー・プロパティ」をクリックします。図1.4に示す画面が表示されます。
図1.4 サーバー・プロパティ

- 「環境変数」セクションは、「サーバー・プロパティ」画面の下部にあります。LD_LIBRARY_PATH環境変数に、TimesTenのlibディレクトリを割り当てます。図1.5を参照してください。
図1.5 LD_LIBRARY_PATHの設定

- シンボリック・リンクをTimesTen JDBCドライバJARファイル(classes14.jar)に割り当てます。
- J2EEアプリケーション・ライブラリに移動します。
- シンボリック・リンクをTimesTen JDBCドライバJARファイルに割り当てます。