この例では、TimesTen Clientアプリケーション・マシンは32ビットのSolarisマシンclient.mycompany.comです。このクライアント・アプリケーションは、リモート・サーバー・マシンserver.mycompany.com(別の32ビットSolarisマシン)上のサーバーDSNであるRunData_tt60にアクセスします。サーバーの論理名はttserver_logicalです。TimesTenインストールのインスタンス名はtt60です。
これらは、ODBC.INIファイルで次のように指定されている必要があります。
[RunData_tt60] Driver=/opt/TimesTen/tt60/lib/libtten.so DataStore=/var/TimesTen/tt60/server/RunData_tt60
[ttserver_logical] # This value for TCP_Port should correspond to the # value reported by ttStatus when verifying that the # server is running Network_Address=server.mycompany.com TCP_Port=16002TTCONNECT.INIファイルの作成方法については、「UNIXでのクライアントDSNの作成および構成」を参照してください。
これらは、ODBC.INIファイルで次のように指定されている必要があります。
[RunDataCS_tt60] TTC_SERVER=ttserver_logical TTC_SERVER_DSN=RunData_tt60適切なODBC.INIファイルの場所については、「ユーザーDSNおよびシステムDSN」を参照してください。
この例では、デフォルトのポート番号以外を使用するTimesTen Serverにアクセスする方法について説明します。
TimesTen Serverのネットワーク・アドレスがserver.mycompany.comで、TimesTen Serverがポート22222をリスニングしているとします。この場合は、次の方法を使用してサーバーDSNに接続できます。
TimesTenデータ・ストアへのクライアント・アプリケーションの接続をテストするには、次の手順を実行します。
telnet server.mycompany.com 16002
Connected to server.mycompany.com
telnet: Unable to connect to remote host:
Connection refused