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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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PWD

アクセス制御が有効な場合、ユーザーIDとパスワードは、TimesTenに内部的に識別されたユーザーが入力する必要があります。または、PWDCrypt属性を使用して、暗号化されたパスワードを入力することができます。TimesTenの処理によっては、処理を実行するユーザーのUIDとPWDを要求されることがあります。アクセス制御の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。

アプリケーションが、対応するサーバーDSNがAuthenticate=1で定義されているクライアントDSNに接続する場合、アプリケーションではUIDおよびPWD属性にそれぞれ有効なユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

ユーザーは、TimesTenサーバーが実行されているマシンにログオンする権利が必要です。UIDおよびPWDは、クライアントDSN設定または接続文字列のいずれかで指定できます。接続文字列で指定されたUIDおよびPWDの値は、クライアントDSN設定で指定された値より優先されます。

注意: UIDおよびPWDの値は、.odbc.iniファイル(UNIXの場合)およびレジストリ(Windowsの場合)にクリアテキストで格納されます。.odbc.iniファイルやレジストリにアクセスできるユーザーはこれらの属性の値を参照できます。PWDCrypt属性を使用すると、パスワードのクリアテキストの値を隠すことができます。PWDとPWDCryptの両方が指定されている場合は、PWD値が使用されます。PWDは、ネットワーク上でTimesTen ClientマシンからTimesTen Serverマシンへ、暗号化された形式で送信されます。

Oracle表をキャッシュする場合、UIDおよびPWD属性を、OracleのログインIDとパスワードに設定します。

設定

UIDおよびPWDは次のように設定します。

CまたはJavaプログラム
、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
UID
ユーザーIDを指定する文字列。
CまたはJavaプログラム
、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
PWD
ユーザーIDに対応するパスワードを指定する文字列。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「User ID」フィールド
ユーザーIDを指定する文字列。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「Password」フィールド
ユーザーIDに対応するパスワードを指定する文字列。