Oracle TimesTen In-Memory Database TTClassesガイド

TTClassesの有効範囲

TTClassesは、すべての主要なODBC機能、つまり高パフォーマンスなリアルタイム・アプリケーションの作成に必要なすべての機能のラッパーです。

TTClassesは、TimesTenのODBCインタフェースにC++インタフェースを提供するだけでなく、TimesTenトランザクション・ログAPI（XLA）へのインタフェースも提供します。XLAによって、アプリケーションではTimesTenデータ・ストア内の1つ以上の表を監視できます。その表が他のアプリケーションによって変更されると、その変更がXLAを介して監視アプリケーションに通知されます。XLA機能が最も一般的に使用される局面に対して、TTClassesは使用しやすいインタフェースを提供します。

TTClassesはソース・コード形式で配布されます。また、コンパイルして、様々なプラットフォームで使用することができます。TTClassesのライセンス契約については、ファイルLICENSE.txtを参照してください。

注意:TTClassesのこのバージョンは、TimesTen 6.0に完全に統合されています。TTClassesの以前のバージョンはTimesTenとは別に配布されていたため、TimesTenの複数のバージョンと互換性があります。TimesTen 6.0以降では、TTClassesは個別の製品ではなくなったため、その付属するリリース以外の任意のTimesTenリリースとの組合せではテストされなくなり、サポートもされません。