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Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド
リリース6.0
B25774-01
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アプリケーションでの接続と切断が遅い

この項では、データ・ストアとの接続や切断に時間がかかるときに確認する事項を説明します。

考えられる原因
対処
syslogへの書込みの問題(UNIXのみ)
データ・ストアがリカバリ中である
ODBCトレースが有効になっている
その他の問題
APIトレースを生成する(「ttTraceMonユーティリティの使用」を参照)

syslogの操作を確認する

UNIXシステムでの接続および切断操作中、TimesTenデーモンはシステム・ログ(syslog)に対して複数回書込みを実行します。syslogが正しく機能していないと、これらの操作によって、TimesTenデータ・ストアとの接続や切断に必要な時間が長くなる可能性があります。

データ・ストアがリカバリ中であるかどうか確認する

接続に時間がかかるということは、TimesTenデータ・ストアがリカバリ中であることを示している可能性もあります。これは初期接続時にのみ発生します。

ODBCトレースを確認する

Windowsプラットフォームでは、ODBCトレースが有効になっていると、接続および切断の処理速度が遅くなる可能性があります。コントロール・パネルの「ODBC」をダブルクリックして、ODBCデータソース・アドミニストレータを開きます。「トレース」タブを選択して、トレースが無効になっていることを確認します。