ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05164-03
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

グローバリゼーション・オプションの設定

TimesTenによるODBCの拡張によって、アプリケーションで言語ソート、文字列の長さセマンティクス、およびキャラクタ・セット変換中のエラー・レポートに関するオプションを設定できます。これらのオプションは、SQLSetConnectOptionへのコールで使用できます。オプションはtimesten.h #includeファイルに定義されます。

言語ソート、長さセマンティクスおよびキャラクタ・セットの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のグローバリゼーション・サポートに関する項を参照してください。timesten.h #includeファイルの詳細は、「TimesTen #includeファイルの使用」を参照してください。

この項では、次のTimesTen ODBCグローバリゼーション・サポートについて説明します。

TT_NLS_SORT

このオプションには、言語比較で使用する照合順番を指定します。サポートされている言語ソートについては、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の単一言語ソートおよび多言語ソートに関する項を参照してください。

このオプションには、文字列値を指定します。デフォルトは「BINARY」です。

TT_NLS_LENGTH_SEMANTICS

このオプションには、バイト・セマンティクスを使用するか、キャラクタ・セマンティクスを使用するかを指定します。指定できる値は次のとおりです。

デフォルトはTT_NLS_LENGTH_SEMANTICS_BYTEです。

TT_NLS_NCHAR_CONV_EXCP

このオプションでは、SQL処理中に、NCHAR/NVARCHAR2データとCHAR/VARCHAR2データの間の暗黙的または明示的なキャラクタ・タイプの変換中にデータが消失した場合に、エラーがレポートされるかどうかを指定します。このオプションは、バインドの結果としてのODBCによる変換には適用されません。

指定できる値は次のとおりです。

デフォルトはFALSEです。