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Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05164-03
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ttXlaVersionCompare

説明

2つのXLAバージョンを比較し、結果を返します。

構文

SQLRETURN ttXlaVersionCompare(ttXlaHandle_h handle,

                   ttXlaVersion_t *version1,

                   ttXlaVersion_t *version2,

                   out SQLINTEGER *comparison)

パラメータ

パラメータ
説明
handle
ttXlaHandle_h
データ・ストアのトランザクション・ログ・ハンドル。
version1
version2と比較するXLAのバージョン。
version2
version1と比較するXLAのバージョン。
comparison
out
SQLINTEGER *
比較結果は、次のとおりです。
  0 = version1version2が一致する
-1 = version1version2より古い
+1 = version1version2より新しい

結果

コールが成功すると、SQL_SUCCESSが返されます。返されない場合は、ttXlaErrorを使用してエラーをレポートします。

XLAの構成されているバージョンと実際のバージョンを比較するには、次のコールを実行します。

ttXlaVersion_t configured, actual;

SQLINTEGER comparision;

rc = ttXlaGetVersion (xlahandle, &configured, &actual);

rc = ttXlaVersionCompare (xlahandle, &configured, &actual,

&comparison);

注意

XLAベースのレプリケーションで2つのシステムを接続する場合は、次の手順を実行することをお薦めします。

  1. プライマリ・サイトで、ttXlaGetVersionを使用してXLAバージョンを取得します。このバージョン情報をスタンバイ・サイトに送信します。
  2. スタンバイ・サイトで、ttXlaGetVersionを使用してXLAバージョンを取得します。ttXlaVersionCompareを使用して古いバージョンを判別します。2つのサイト間で適切な処理を行うには、古いバージョン番号を使用する必要があります。ttXlaSetVersionを使用してスタンバイ・サイトで使用するインタフェースのバージョンを指定します。古いバージョン番号をプライマリ・サイトに返信します。
  3. 選択したバージョンがプライマリ・サイトで受信された後、ttXlaSetVersionを使用して、使用するXLAのバージョンを指定します。

参照

ttXlaGetVersion

ttXlaSetVersion