Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド

TimesTen Webサーバーのオプションの変更

TimesTen Webサーバーは、バックグラウンドで常時稼働しているTimesTenデーモンのサブデーモンです。TimesTen Webサーバーによって、TimesTen Cache Administrator（キャッシュ・グループの処理に使用可能なWebベースのインタフェース）を使用できます。キャッシュ・グループの詳細は、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』を参照してください。ttendaemon.optionsファイルにTimesTen Webサーバーが指定されている場合、TimesTen WebサーバーはTimesTenデーモンで起動および停止されます。

TimesTen Webサーバーをデーモンで起動するかどうかを変更するには、次のタスクを実行します。

TimesTenデーモンを停止します。

「TimesTen Webサーバーの制御」の説明に従って、ttendaemon.optionsファイルを変更します。

TimesTenデーモンを再起動します。

TimesTen Webサーバーの制御

Webサーバーは、TimesTenのCache Connect to Oracleオプションがインストールされている場合に使用できます。

ttendaemon.optionsファイルの個別の行の-webserverエントリは、TimesTen Webサーバーを起動するようにTimesTenデーモンに指示します。

TimesTen Webサーバーがインストールされている場合は、次の方法でTimesTen Webサーバーを有効または無効にできます。

Webサーバーを起動するには、-webserverエントリの前のコメント記号#を削除します。

Webサーバーを停止するには、-webserverエントリの前にコメント記号#を追加します。

注意:

Cache Connect to Oracleオプションがインストールされていない場合にこのオプション設定し、ttStatusユーティリティをコールすると、警告が表示されます。これらの変更は、TimesTenデーモンを再起動するまで有効になりません。

また、Webサーバーは、ttDaemonAdminユーティリティを使用して起動および停止することもできます。