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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース7.0
E05167-02
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TimesTen ClientおよびTimesTen Serverの使用方法


リモート・マシン上のTimesTenデータ・ストアにアクセスするには、TimesTen ODBC ClientドライバまたはTimesTen JDBC ClientドライバおよびTimesTen Serverデーモンを使用します。TimesTen Clientを使用すると、TimesTen Data Managerを使用するために作成されたアプリケーションによって、TimesTen ServerデーモンおよびTimesTen Data Managerがインストールされているリモートまたはローカル・マシン上のTimesTenデータ・ストアに透過的に接続できます。

また、同じマシンにTimesTen ClientおよびTimesTen Serverをインストールし、これらを使用してローカル・マシン上のTimesTenデータ・ストアにアクセスすることもできます。Solaris、HP-UX、および32ビットと64ビットのアプリケーションをサポートするその他のプラットフォームでは、同じマシン上の64ビットのデータ・ストアにアクセスする必要がある32ビットのクライアント・アプリケーションが存在する場合、この機能が有効です。クライアント/サーバー接続は、32ビットおよび64ビット対応のRedHat Linux、Solaris、HP-UXおよびWindows Platforms間のいずれの組合わせに対しても作成できます。

TimesTen Serverは、サーバー・マシンを実行するプロセスです。TimesTen ODBC ClientまたはTimesTen JDBC Clientは、TimesTen Serverと通信するThinドライバです。

Windowsでは、クライアント・アプリケーションをドライバ・マネージャにリンクするか、またはTimesTen Clientドライバに直接リンクできます。

UNIXでは、クライアント・アプリケーションをTimesTen Clientドライバに直接リンクする必要があります。

UNIXの場合、一部のTimesTenユーティリティには、ttIsqlCS、ttBulkCpCS、ttMigrateCSおよびttSchemaCSというクライアント/サーバー・バージョンがあります。

TimesTenアプリケーションのコンパイル方法の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database Java開発者およびリファレンス・ガイド』または『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』を参照してください。

この章の主な内容は次のとおりです。