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Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05169-03
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レプリケーション・スキーム

レプリケーション・スキームは、TimesTenの特定の配置のために、データ・ストアおよびレプリケートする要素の設定を定義します。レプリケーション・スキームの作成、変更および削除は、SQL文で行います。

レプリケーション・スキームはCREATE REPLICATION文で始め、次のものを割り当てます。

レプリケーション・スキームには、必要に応じて、プロパゲータ・データ・ストアの名前、およびRETURNサービス、送信永続性、競合解消、ポート番号、ログのしきい値、タイムアウト時間などを設定する属性を含めることもできます。

スキームでは、1つのデータ・ストアに対して複数のロールを定義できます。図1.17の例について考えてみます。アプリケーションでデータ・ストアB内の選択した要素を更新すると、それらの更新は、データ・ストアBからデータ・ストアCにレプリケートされます。また、データ・ストアBでは、データ・ストアAとデータ・ストアD間の選択した要素が伝播されます。データ・ストアBは、データ・ストアAの他の要素のサブスクライバ・データ・ストアです。

図1.17 複数のロールを持つデータ・ストア
複数のロールを持つデータ・ストア[説明]

注意: 図1.17は、データ・ストアに定義できる複数のロールを示しています。この方法でデータ・ストアを設定することもできますが、パフォーマンスおよびリカバリの問題を考慮すると、このような複雑な設定はほとんどのデプロイメントで現実的ではありません。