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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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GroupRestrict

GroupRestrict属性により、データ・ストアへのアクセスを特定のオペレーティング・システムのユーザー・グループに制限できます。この属性を指定すると、データ・ストアのすべてのファイルおよび共有メモリーへのアクセスが制限されます。


注意: TimesTenでは、個別の内部ユーザーの作成はサポートされていますが、内部ユーザー・グループの作成はサポートされていません。

一度設定を行うと、データ・ストアを破棄しないかぎり制限を解除できません。

データ・ストアに制限を加える場合、TimesTenデーモンはrootまたは管理権限のあるユーザーが起動する必要があります。わずかな例外を除いて、グループ・ユーザーのみが、グループ制限を加えられたデータ・ストアに対してTimesTenユーティリティを実行できます。

クライアント/サーバーのデータ・ストアでは、GroupRestrictを設定した場合、TimesTenではAuthenticateが1に設定されます。

アクセス制御

アクセス制御が有効な場合、この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、インスタンス管理者またはADMIN権限を持つユーザーのみです。インスタンス管理者は、この属性で指定されたオペレーティング・システムのグループのメンバーである必要があります。Windowsの場合は、インスタンス管理者はAdministratorsグループのメンバーである必要があります。

設定

GroupRestrictは次のように設定します。

属性の設定場所
属性の表示
設定
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
GroupRestrict
このデータ・ストアへの接続が許可されるユーザーのオペレーティング・システムのグループ名を指定します。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「OS Group Restrict」フィールド
このデータ・ストアへの接続が許可されるユーザーのオペレーティング・システムのグループ名を指定します。