Preallocate属性では、データ・ストアの作成時にTimesTenがデータ・ストア用にファイル・システムの領域を事前割当てするかどうかを決定します。この属性を設定すると、データ・ストアをファイル・システムに保存するときに、データ・ストア用に十分な領域が保証されます。
Preallocate=1を指定してttRestoreまたはttRepAdmin -duplicateを使用する場合、PermSizeの値と元のデータ・ストアのPermSizeの値が異なっていると、サイズが異なるチェックポイント・ファイルが2つ生成されることがあります。それが何かに悪影響を与えることはありませんが、この問題は、使用するPermSizeを元のデータ・ストアと同じにするかまたはPreallocate=0に設定することで完全に回避できます。
アクセス制御が有効な場合、この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、インスタンス管理者またはADMIN権限を持つユーザーのみです。
Preallocateは次のように設定します。
大きなデータ・ストアのディスク領域の事前割当てには長時間かかる場合があります。