Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド

ForceConnect

RETURN RECEIPTレプリケーションがNONDURABLE TRANSMITオプションで使用されている場合、障害が発生したマスター・データ・ストアは、ttRepAdminユーティリティの-duplicateオプションを使用したサブスクライバ・データ・ストアから状態をリストアすることによってのみリカバリできます。つまり、サブスクライバに転送されたが、ローカルに永続的にはコミットされない一部のトランザクションが失われる可能性があるため、障害が発生したデータ・ストアは起動できず、レプリケーションによって最新状態に戻すことができません。ForceConnect接続は、この制限を上書きします。

アクセス制御

アクセス制御が有効な場合、この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、インスタンス管理者またはADMIN権限を持つユーザーのみです。

設定

ForceConnectは次のように設定します。


属性の設定場所	属性の表示	設定
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル	ForceConnect	0: 対応するサブスクライバ・データ・ストアから適切にリストアされなかった場合は、障害が発生したデータ・ストアへの接続を許可しません（デフォルト）。 1: 対応するサブスクライバ・データ・ストアから適切にリストアされなかった場合でも、障害が発生したデータ・ストアへの接続を許可します。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ	「ForceConnect」チェック・ボックス	選択解除: 対応するサブスクライバ・データ・ストアから適切にリストアされなかった場合は、障害が発生したデータ・ストアへの接続を許可しません（デフォルト）。選択: 対応するサブスクライバ・データ・ストアから適切にリストアされなかった場合でも、障害が発生したデータ・ストアへの接続を許可します。