TTXlaTableListクラスは、更新通知イベントを適切なTTXlaTableHandlerにディスパッチするために使用されます。このクラスでTableHandlerオブジェクトのリストが保守されます。更新通知がXLAから受信されると、適切なTableHandlerの適切なHandleメソッドがコールされ、各レコードを処理します。
たとえば、CustomerTableHandler型のオブジェクトが表CUSTOMERの変更を処理し、OrderTableHandler型のオブジェクトが表ORDERSの変更を処理する場合、アプリケーションでは両方のオブジェクトをTTXlaTableListに含める必要があります。XLA更新通知レコードがXLAからフェッチされたとき、TTXlaTableList::HandleChangeをコールするだけで、それらのレコードを適切なハンドラにディスパッチできます。
なし
メソッド
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説明
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表リストを作成します。 |
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リストにTableHandlerを追加します。 |
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リストからTableHandlerを削除します。 |
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ttXlaUpdateDesc_tから取得されたレコードを処理します。 |
(constructor) TTXlaTableList (TTXlaConnection* cP);
TableListの作成に使用されます。cPパラメータは、XLA操作に使用するデータベース接続を参照します。
void add (TTXlaTableHandler* h);
リストにTableHandlerを追加するために使用されます。
void del (TTXlaTableHandler* h);
リストからTableHandlerを削除するために使用されます。
void HandleChange (ttXlaUpdateDesc_t* p, TTStatus&);
XLAからttXlaUpdateDesc_tを受信したとき、このメソッドをコールしてそれを処理できます。このメソッドは、レコードが参照する表を特定し、適切なTableHandlerのHandleChangeメソッドをコールします。
TableHandlerオブジェクトをTableListに登録すると、XLAから更新通知レコードをフェッチし、適切なメソッドにディスパッチして処理するプロセスを、非常に簡単なループによって実行できます。