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Oracle TimesTen In-Memory Database TTClassesガイド
リリース7.0
E05171-03
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XLAクラス

TTClassesは、TimesTenのトランザクション・ログAPI(XLA)を使用するアプリケーションを簡単に作成できる一連のC++クラスを備えています。

XLAはコール可能なC関数のセットであり、アプリケーションはこれによってTimesTenデータ・ストア内の1つ以上の表の変更を監視できます。監視対象の表が別のアプリケーションによって変更されるたびに、XLAを使用しているアプリケーションにその変更が通知されます。XLAの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』のXLAおよびTimesTenのイベント管理に関する説明を参照してください。

XLAクラスでは、TimesTenでサポートされている列の最大数と同じ数のXLA列をサポートしています。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』のシステム制限に関する説明を参照してください。

表3.5に、TTClassesのXLAクラスとその説明を示します。

表3.5 TTClassesのXLAクラス
クラス
説明
TimesTenデータ・ストアへの永続接続を定義します。
特定の更新レコードから列の値をフェッチします。
表の変更追跡を有効および無効にするメソッドを提供します。また、XLAからの更新通知レコードを処理するメソッドも提供します。
TTXlaTableHandlerオブジェクトのリストを提供します。このクラスは、特定の変更を適切なメソッドにルーティングして処理するために使用されます。受信した更新通知レコードは、適切なTTXlaTableHandlerオブジェクトの適切なメソッドにルーティングされて処理されます。