ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05172-03
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

データ型および型モードの処理

Oracle TimesTen In-Memory DatabaseのCache Connect機能を使用している場合は、リリース7.0より前に定義されたキャッシュ・グループがある場合でも、Oracle型モード(TypeMode=0)を使用する必要があります。

リリース7.0より前に定義されたキャッシュ・グループがある場合は、-convertCGTypesオプションを指定したttMigrateユーティリティを使用して、データ型をリリース7.0以上で使用されるデータ型にマップします。

アプリケーションで固有の整数データ型が使用される場合で、それらを使用し続ける場合は、ttMigrateを使用する前に、TT_INTEGER、TT_SMALLINT、TT_TINYINTおよびTT_BIGINTを指定するようにアプリケーションを変更する必要があることに注意してください。

リリース7.0以上でのデータ型マッピングの詳細は、次の説明を参照してください。

浮動小数点データ型

BINARY_FLOATおよびBINARY_DOUBLEがOracle Database 10gリリース1で導入されました。Cache Connectでは、Oracle9iおよびOracle Database 10gからのOracleクライアントおよびサーバーがサポートされています。

BINARY_FLOATまたはBINARY_DOUBLEデータ型を使用する場合は、次の構成をお薦めします。

Oracle9iおよびOracle Database 10gでFLOAT(n)を使用できます。

TT_BINARY_FLOATデータ型をOracleのFLOAT(n)にマップすることによって、メモリーの節約やパフォーマンスの向上を行う場合は、OracleクライアントのバージョンをOracleサーバーのバージョンと同等以上にすることをお薦めします。この推奨事項に従った場合でも、次の動作が発生する可能性があります。

データ型のマッピングの詳細は、「Cache Connect to Oracleのデータ型マッピング」を参照してください。