ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05172-03
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

USERMANAGEDキャッシュ・グループのフラッシュ

FLUSH CACHE GROUP文を実行すると、挿入と更新がUSERMANAGEDキャッシュ・グループからOracleにフラッシュされます。削除はフラッシュされません。READONLYまたはPROPAGATEに指定されている表のレコードは、Oracleにフラッシュできません。

FLUSH CACHE GROUPは、TimesTenからOracleへのコミットの伝播が無効になっている場合に使用します。多くのトランザクションは、トランザクションがコミットされるときにすべてを伝播するのではなく、Oracleに変更が伝播される前にTimesTenでコミットできます。キャッシュ・インスタンスがOracleに存在する場合は、各キャッシュ・インスタンスに対するOracleでの操作は更新になります。キャッシュ・インスタンスがOracleに存在しない場合は、TimesTenによって挿入されます。

FLUSH CACHE GROUP文にWHERE句またはWITH ID句を指定して、Oracleにフラッシュするデータを制御できます。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』のFLUSH CACHE GROUPに関する説明を参照してください。

例4.31

変更をWesternCustomersキャッシュ・グループからOracleにフラッシュするには、次のように入力します。

FLUSH CACHE GROUP WesternCustomers;