| Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド
リリース7.0 E05173-03 |
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Oracleへの変更の適用中に発生した挿入、更新または削除のエラーは、次の名前を持つデータ・ストア・ディレクトリにあるエラー・ファイルに保存されます。
DatastoreName.awterr
このファイルに報告されるエラーは、永続的なエラーです。TimesTenはトランザクションを再試行しません。TimesTenへのコミット後、しばらくしてからAWTエラー・ファイルに報告される場合もあります。
AWTエラー・ファイルのメッセージの書式は、例5.1に示すように、レプリケーションでの競合およびトランザクション・エラーで生成されるメッセージと似たものになります。サポート・ログおよびユーザー・ログには、Oracleエラー・メッセージも報告されます。
キャッシュ・グループの更新がOracleに伝播される際に制約違反が発生した場合、AWTエラー・ファイルのメッセージは次のようになります。
Error occurred 14:48:55 on 03-22-2007
Datastore: c:\temp\cgDSN
Oracle Id: system1
Transmitting name: cgDSN
Error message:
TT5210: Oracle unique constraint violation error in OCIStmtExecute(): ORA-00001: 一意制約(GUSER.SYS_C00357240)に反しています rc = -1 -- file "bdbTblH.c", lineno 1205, procedure "ttBDbStmtForce()"
TT5025: Commit failure in Oracle. Transaction must be rolled back in TimesTen. -- file "bdbConnect.c", lineno 885, procedure "ttBDbXact()"
Operation that caused the error:
Insert into table TESTUSER.T1 <9,1000>
Failed transaction:
Insert into table TESTUSER.T1 <9, 1000>
End of failed transaction
TimesTenでOracleに配置したオブジェクトが削除された場合、AWTエラー・ファイルのメッセージは次のようになります。
May 04 18:12:36 HOST1 TimesTen Replication 7.0[2136]:
[Err ] DEFAULT:meta.c(639):
TT16062: Failed to compile command:
select p.commit_timestamp, p.commit_seqnum, p.protocol from owner1.TT_03_REPPEERS p where p.replication_name = :rname and p.replication_owner = :rowner and p.tt_store_id = :oid and p.subscriber_id = :sid
May 04 18:12:36 HOST1 TimesTen Replication 7.0[2136]:
[Err ] DEFAULT:meta.c(639):
TT5221: TT5221: Oracle syntax error in OCIStmtExecute():
ORA-00942: 表またはビューが存在しません。 rc = -1 -- file "bdbStmt.c", lineno 1041, procedure "getOraOutTypesNLengths()"
この例では、TT_03_REPPEERS表が存在しません。このエラーを解決するには、次のタスクを実行します。
