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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05176-02
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SYS.MONITOR

MONITOR表には、システムのパフォーマンスに関する情報が格納されます。MONITOR表には、特定のイベントに関する統計を含む単一行が格納されます。多くの列では、データ・ストアへの初期接続から統計が収集されますが、必要時にのみ統計が収集される列もあります。次の列の場合、TimesTenでは初期接続からの統計の収集は行いません。

多くの列では、データ・ストアへの接続がないとMONITOR表はリセットされます。TimesTenでは、データ・ストアへの接続がない場合でも、次の列の値はリセットされません。

MONITOR表の情報はTimesTenによって頻繁に更新されます。これらの更新によるシステムのパフォーマンスの低下を防ぐために、これらの更新はラッチによって保護されません。MONITOR表の値は、正確でない場合があります。これらの値は、システムでの様々なアクティビティの指針として使用できます。

表名

MONITOR

列名
データ型
説明
TIME_OF_1ST_CONNECT
TT_Char(32)
NOT NULL
初期接続が行われた時刻。
DS_CONNECTS
TT_INTEGER
NOT NULL
データ・ストアへの接続の回数。
DS_DISCONNECTS
TT_INTEGER
NOT NULL
データ・ストアからの切断の回数。
DS_CHECKPOINTS
TT_INTEGER
NOT NULL
実行されたチェックポイントの回数。
DS_CHECKPOINTS_
FUZZY
TT_INTEGER
NOT NULL
実行されたファジー・チェックポイントの回数。
DS_COMPACTS
TT_INTEGER
NOT NULL
データ・ストアの圧縮の回数。
PERM_ALLOCATED_SIZE
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
永続データ・パーティションに割り当てられたサイズ(KB)。
PERM_IN_USE_SIZE
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
永続データ・パーティションで現在使用されている部分のサイズ(KB)。
PERM_IN_USE_HIGH_
WATER
32-bitシステム: tt_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
データ・ストアへの初期接続以降に使用されている、永続データ・パーティション・メモリーの最大容量(KB)。
TEMP_ALLOCATED_SIZE
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
一時データ・パーティションに割り当てられたサイズ(KB)。
TEMP_IN_USE_SIZE
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
一時データ・パーティションで現在使用されている部分のサイズ(KB)。
TEMP_IN_USE_HIGH_
WATER
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
データ・ストアへの初期接続以降に使用されている、一時データ・パーティション・メモリーの最大容量(KB)。
XACT_BEGINS
TT_BIGINT
NOT NULL
開始されたトランザクションの数。
XACT_COMMITS
TT_BIGINT
NOT NULL
コミットされた永続トランザクションおよび非永続トランザクションの数。
XACT_D_COMMITS
TT_BIGINT
NOT NULL
永続的にコミットされたトランザクションの数。
XACT_ROLLBACKS
TT_BIGINT
NOT NULL
ロールバックされたトランザクションの数。
LOG_FORCES
TT_BIGINT
NOT NULL
ディスクへのログ・フラッシュの回数。
DEADLOCKS
TT_BIGINT
NOT NULL
デッドロックの回数。
LOCK_TIMEOUTS
TT_BIGINT
NOT NULL
タイムアウトのために拒否されたロック・リクエストの数。
LOCK_GRANTS_
IMMED
TT_BIGINT
NOT NULL
待機なしで付与されたロック・リクエストの数。
LOCK_GRANTS_WAIT
TT_BIGINT
NOT NULL
待機後に付与されたロック・リクエストの数。
CMD_PREPARES
TT_BIGINT
NOT NULL
準備(コンパイル)されたコマンドの数。
CMD_REPREPARES
TT_BIGINT
NOT NULL
再準備されたコマンドの数。
CMD_TEMP_INDEXES
TT_BIGINT
NOT NULL
問合せ実行時に作成された一時索引の数。
LAST_LOG_FILE
TT_INTEGER
NOT NULL
最後のログ・ファイルの番号。
REPHOLD_LOG_FILE
TT_INTEGER
NOT NULL
レプリケーションによって保持された最後のログ・ファイルの番号。
REPHOLD_LOG_OFF
TT_INTEGER
NOT NULL
レプリケーションによって保持された最後のログ・ファイルのオフセット。
REP_XACT_COUNT
TT_INTEGER
NOT NULL
1つ以上のピア・データ・ストアにレプリケートされている、ローカル・ストアで生成されたレプリケーション・トランザクションの数。
REP_CONFLICT_COUNT
TT_INTEGER
NOT NULL
ローカル・ストアへの適用時に競合が発生したレプリケーション・トランザクションの数。
REP_PEER_
CONNECTIONS
TT_INTEGER
NOT NULL
ローカル・レプリケーション・エージェントによって開始されたピア接続すべての合計。ローカル・ストアがマスターであるピア関係ごとに1つの接続があります。転送レベル障害によって新しい接続が確立される場合、このカウントは増加します。
REP_PEER_RETRIES
TT_INTEGER NOT NULL
新しいピア接続の確立の再試行回数。
FIRST_LOG_FILE
TT_INTEGER
NOT NULL
最も古い(削除されていない)ログ・ファイルの番号。
LOGBYTES_TO_LOG_
BUFFER
TT_BIGINT
NOT NULL
初期接続以降にログに書き込まれたバイト数。この値には、実際のログ・レコードとログのオーバヘッドが含まれます。
LOG_FS_READS
TT_BIGINT
NOT NULL
インメモリー・ログ・バッファからログを読み取ることができなかった回数。
LOG_FS_WRITES
TT_BIGINT
NOT NULL
TimesTenがインメモリー・ログ・バッファの内容をオペレーティング・システムに書き込んだ回数。この列には、データがディスクにフラッシュされた回数は含まれません。オペレーティング・システムのファイル・バッファへの書込みのみがカウントされます。
LOG_BUFFER_WAITS
TT_BIGINT
NOT NULL
ログ・バッファが一杯であったために、ログ・レコードをログ・バッファへ挿入しようとしている間にスレッドが遅延した回数。通常、この値が増大している場合は、ログ・バッファが小さすぎることを示します。
CHECKPOINT_BYTES_
WRITTEN
32-bitシステム: TT_Integer NOT NULL
64-bitシステム: TT_BIGINT NOT NULL
最新のチェックポイント処理によってディスクに書き込まれるバイト数。
REQUIRED_RECOVERY
TT_INTEGER NOT NULL
1の場合、データ・ストアがTIME_OF_1ST_CONNECTの時点で最初にRAMにロードされたときに、リカバリが実行されました。つまり、データ・ストアは、前回メモリー内に存在していたときに正しく停止されませんでした。今回データ・ストアがメモリー内にロードされたときに、ログの再生などの処理が実行され、データのリカバリが試行されました。
DurableCommitが0(ゼロ)に設定されていた場合、トランザクションは失われた可能性があります。
0(ゼロ)の場合、データ・ストアは前回正しく停止されました。そのため、データ・ストアは今回正しく再起動されました。
TYPE_MODE
TT_INTEGER
NOT NULL
0(ゼロ)の場合、Oracleモードです。
1の場合、TimesTenモードです。