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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05176-03
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オーバーフローと切り捨て

処理の内容によっては、データがオーバーフローするかまたは切り捨てられる場合があります。オーバーフローはエラーになり、Infが生成される場合があります。切り捨ての場合、重要ではないデータが失われます。

INSERTまたはUPDATE文を使用して、正確な値をデータ・ストアに保存する際、目的の列のスケールがその値より小さい場合にかぎり、切捨てが行われます。このような切捨てが行われた場合、警告が戻されます。オーバーフローのため値が収まらない場合は、特別な値Infが戻され、指定した値は挿入されません。

計算時、あるいはデータ・ストアに値を挿入したりデータ・ストアの値を更新する際、近似値が切り捨てられます。値の挿入または更新時にエラーが戻されます。近似値がオーバーフローした場合は、特別な値Infが戻されます。

次のような場合に、オーバーフローが発生します。

英数字または数値データ型では、切り捨てによってエラーまたは警告が発生する場合があります。