DROP CACHE GROUP
DROP CACHE GROUP文は、キャッシュ・グループに関連付けられている表を削除して、CACHE_GROUPシステム表からキャッシュ・グループの定義を削除します。
アクセス制御
TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはDDL権限またはデータ・ストア・オブジェクトの所有権が必要です。
SQL構文
DROP CACHE GROUP [Owner.]GroupName
パラメータ
DROP CACHE GROUP文には、次のパラメータがあります。
| パラメータ | 説明 |
| [Owner.]GroupName | 削除されるキャッシュ・グループの名前です。 |
説明
- 使用中のキャッシュ・グループ表を削除しようとすると、エラーが返されます。
- ASYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループは、レプリケーション・エージェントの実行中には削除できません。
- AUTOREFRESHキャッシュ・グループに対して自動的にインストールされるOracleオブジェクトは、キャッシュ・エージェントによってアンインストールされます。DROP CACHE GROUP操作時にキャッシュ・エージェントが実行中でない場合、Oracleオブジェクトは、キャッシュ・エージェントの次の起動時にアンインストールされます。
- DROP CACHE GROUP文を実行し、現在実行中の自動リフレッシュ操作がある場合、次のような結果になります。
- ロックの待機間隔が0の場合、DROP CACHE GROUP文はロックのタイムアウト・エラーで失敗します。
- ロックの待機間隔が0以外の場合、現在のトランザクションは自動リフレッシュされず（ロールバックされ）、DROP文の処理が続行されます。これは、同じ自動リフレッシュ間隔を持つすべてのキャッシュ・グループに影響します。
例5.100
DROP CACHE GROUP WesternCustomers
関連項目
ALTER CACHE GROUP
CREATE CACHE GROUP
