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正常性チェックおよびブロッキング・タイムアウトを指定する

BBL は、定期的 (デフォルトでは 120 秒ごと) にマシン上のサーバの正常性をチェックします。ただし、この間隔は、SCANUNIT および SANITYSCAN パラメータを設定して変更することができます。さらに、BLOCKTIME パラメータを設定して、メッセージ、トランザクション、およびその他のシステム・アクティビティをブロッキングする際のタイムアウト値を設定することもできます。値は、5 の正の倍数で指定します。

サーバの正常性チェックを行うときに、次のチェックまでに繰り返す SCANUNIT の回数を指定するには、SANITYSCAN パラメータを使用します。現在のデフォルト値は、SANITYSCAN × SCANUNIT が約 120 秒になるように設定されています。

SCANUNIT、SANITYSCAN、および BLOCKTIME パラメータの特性

パラメータ

説明

SCANUNIT

チェック間隔とタイムアウトの粒度を制御します。SCANUNIT には、0 〜 60 の範囲の 5 の倍数を秒単位で指定します。

例:SCANUNIT 10

デフォルト値は 10 です。

SANITYSCAN

サーバの正常性チェックを行うときに、次のチェックまでに繰り返すスキャン単位 (SCANUNIT) の回数を指定します。

SANITYSCAN には、32,767 までの任意の数を指定できます。

デフォルト値は、SCANUNIT × SANITYSCAN が約 120 秒になるように設定されています。

BLOCKTIME

メッセージをブロックしておく期間を指定します。この期間を経過すると、タイムアウトが発生します。

SCANUNIT × BLOCKTIME の値は、32,767 以下でなければなりません。

デフォルト値は、SCANUNIT × BLOCKTIME が約 60 秒になるように設定されています。


 

ATMI 操作のブロックとタイムアウト

タイムアウトとは、集合的に、次の期間を示します。

ブロッキング・タイムアウトとは、ブロックされているクライアント要求が、ブロック解除されるまでの期間のことです。非同期型のサービス要求および会話のブロッキング・タイムアウトは、個々の送受信操作に対して適用されます。tpacall (3c)、tpconnect (3c)、または tpsend (3c) を使用してメッセージが送信される場合は、キューがいっぱいであり、送信されたメッセージがキューへの登録を待機する場合にのみタイムアウトが適用されます。メッセージを受信するための tpgetrply (3c) または tprecv(3c) 呼び出しがクライアント・プロセスから発行される場合、タイムアウトは、キューが空の場合にクライアントがメッセージの受信を待機する期間になります。

設定例

この例では、正常性チェックが 30 秒 ごとに実行されます。要求が 10 秒以上ブロックされることはありません。SCANUNIT に 10 が指定され、SANITYSCAN に 3 が指定されているため、10 秒の 3 倍、つまり 30 秒が経過すると、次のチェックが BBL により行われます。

*RESOURCES
SCANUNIT 10
SANITYSCAN 3
BLOCKTIME 1

 

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