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共用メモリを保護する
SYSTEM_ACCESS パラメータを使用すると、共用メモリにあるシステム・テーブルを、アプリケーション・クライアントとアプリケーション・サーバから保護できます。このパラメータを指定しておくと、アプリケーションの開発中に、欠陥のあるアプリケーション・コードが不当なポインタによって誤って共用メモリの内容を破壊することを防ぐことができます。アプリケーションが完全にデバッグされ、テストされたら、パラメータの値を変更して、応答が早く返されるように設定できます。このパラメータの有効な値は、次のとおりです。
値を選択した後で NO_OVERRIDE を指定すると、選択したオプションをクライアントや管理者が変更できなくなります (クライアントの場合は tpinit() 呼び出しの TPINIT 構造体、管理者の場合は SERVERS セクションで指定)。
PROTECTED、FASTPATH、および NO_OVERRIDE パラメータの特性
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パラメータ |
説明 |
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PROTECTED |
共用メモリの内部構造体が、アプリケーション・プロセスによって誤って破壊されるのを防ぎます。 |
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FASTPATH (デフォルト) |
アプリケーション・プロセスは、常に共用メモリへのアクセス権を保持した状態でアプリケーションに参加します。 |
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NO_OVERRIDDE |
指定されたオプション (PROTECTED または FASTPATH) は変更できません。 |
設定例 SYSTEM_ACCESS PROTECTED、NO_OVERRIDE
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