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管理者が実行するタスク

管理者の作業は、次の 2 つのタスクに大きく分類できます。

セットアップ・タスク

管理者は、セットアップ時に、BEA Tuxedo システムの計画、設計、インストール、セキュリティの設定、およびコンフィギュレーションを行う責任があります。次の表は、セットアップ時の必須タスクとオプションのタスクを示します。

セットアップのタスク

必須

オプション

アプリケーションの設計者、プログラマ、およびビジネス・ユーザから情報を収集する。

X


ハードウェアとソフトウェアの設定、および BEA Tuxedo システムとアプリケーションのインストールを行う (インストール)。

X


BEA Tuxedo システムのパラメータを設定する (コンフィギュレーション)。これらのパラメータにより、アプリケーションで各コンポーネントがどのように使用されるかが決定されます。

X


ドメイン、マシン、グループ、インターフェイス、サービス、およびその他の必須コンポーネントに対応したトランザクションを設定する (コンフィギュレーション)。

X


アプリケーションとデータを保護するためのセキュリティ方式を選択および実装する。

X


CORBA 環境でインターネット ORB 間プロトコル (IIOP) のリスナ/ハンドラを設定し、マシンのコンフィギュレーションを変更する。

X


ルーティング・ツールを使用して分散アプリケーションを設定する。CORBA 環境ではファクトリ・ベース・ルーティングを、ATMI 環境ではデータ依存型ルーティングを使用する。


X

ネットワーク・アプリケーションを設定する。


X

ローカル・ドメインおよびリモート・ドメインをコンフィギュレーションする。


X

ワークステーション・クライアントを設定する。環境テーブルとワークステーション・リスナを追加し、マシンのコンフィギュレーションを変更する。


X

アプリケーションのキュー・スペースを作成し、キューに登録されたメッセージがサポートされるようにコンフィギュレーションを変更する。


X


 


 

実行時のタスク

BEA Tuxedo システムをインストールし、TUXCONFIG ファイルをロードすると、アプリケーションの起動準備は完了です。アプリケーションを起動したら、アプリケーションのアクティビティを監視し、問題が発生していないかどうか、または問題の原因となり得る現象がないかどうかを確認する必要があります。次の表は、実行時の必須タスクとオプションのタスクを示します。

実行時のタスク

必須

オプション

アプリケーションを起動およびシャットダウンする。

X


バッファを管理する。

X


アプリケーションのセキュリティを管理する。

X


アプリケーションのアクティビティ、問題、および性能を監視する。

X


ATMI 環境でトランザクションを管理する。


X

CORBA 環境でインターフェイスを管理する。


X

ネットワーク・アプリケーションを管理する。


X

リモート・ワークステーション・クライアントを管理する。


X

イベントをサブスクライブする。


X

キュー機能を使用する。


X

問題が発生した場合に、問題の内容を明らかにし、解決する (トラブルシューティング)。


X

MASTER マシンで問題が発生した場合に、アプリケーションの基本的な役割を MASTER マシンから代替 (BACKUP) マシンに再び割り当てる (移行)。


X

ニーズの変化に応じて、システム・パラメータやサービスの種類を変更する (動的な変更)。


X

新しいマシンやサーバなどの追加コンポーネントの導入に合わせてアプリケーションを調整する (動的な再コンフィギュレーション)。


X


 

実行時には、問題の原因となり得る現象や、アプリケーション要件の変化にすばやく対応する必要があります。そのため、BEA Administration Console、コマンド行インターフェイス、および AdminAPI の 3 つのツールが用意されています。次の表は、いくつかの処理と、それらの実行方法を示します。

目的

実行方法

性能を最大化するには

サービスのロード・バランシングを行うか、またはサービスに優先順位を設定します。

MASTER マシン上で発生する可能性のある問題を修復するには

指定した BACKUP マシンに置換します。

処理およびリソースの使用率に関する要件を変更するには

マシン、サーバ、クライアント、インターフェイス、サービスなどを追加します。


 

関連項目

BEA Tuxedo における ATMI 環境と CORBA 環境の違い

BEA Tuxedo CORBA 環境では、BEA Tuxedo の管理機能により、オブジェクト・リクエスト・ブローカ (ORB: Object Request Broker) と TP フレームワークのコンテキスト内で実行するアプリケーションの管理がサポートされます。

BEA Tuxedo CORBA 環境の UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルには、クライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションのコンフィギュレーションをサポートする以下のセクションがあります。

全体的に、BEA Tuxedo の CORBA 環境と ATMI 環境の管理タスクはよく似ていますが、以下のような相違点があります。

注記 管理情報ベース (MIB) で一連のクラスを定義し、そのクラスによってアプリケーションの基本的な側面を設定および管理することができます。MIB クラスによって、BEA Tuxedo CORBA および ATMI 環境への管理用プログラミング・インターフェイスが提供されます。

 

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