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MSSQ セットの使用

注記 BEA Tuxedo CORBA サーバでは、MSSQ セット (複数サーバ、単一キュー) がサポートされていません。

BEA Tuxedo ATMI 環境で MSSQ のスキーマを使用すると、ロード・バランシングを行うことができます。1 つのキューには、常に同じサービスを提供する複数のサーバが対応しています。ある要求がサーバのキューに送信され、そのキューが MSSQ セットの一部である場合、メッセージがキューから取り出されて、使用可能な最初のサーバに送られます。このようにして、個々のキューのレベルでロード・バランシングが行われます。

MSSQ を構成するサーバには、そのサーバ固有の応答キューを設定する必要があります。このサーバがほかのサーバに対して要求を行った場合、その応答は要求元のサーバに返されなければなりません。つまり、MSSQ 内のほかのサーバによってキューから取り出されないようにする必要があります。

MSSQ セットを動的に設定し、キューの負荷状況に応じてサーバの生成や削除を自動的に行うことができます。

次の表は、どのような場合に MSSQ セットの使用が適しているかを示しています。

MSSQ セットの使用が適している場合

MSSQ セットの使用が適さない場合

2 〜 12 台のサーバがある。

サーバ数が多すぎる (ただし、MSSQ セットを多数使用して対処することも可能)。

バッファ・サイズが適度な大きさである (1 つのキューに十分収まる程度)。

バッファ・サイズが 1 つのキューでいっぱいになる場合。

すべてのサーバが同じサービスのセットを提供する。

サーバごとにサービスが異なる場合。

メッセージのサイズが比較的小さい。

キューがいっぱいになるほどサイズの大きいメッセージがサービスに渡される。キューがいっぱいになると、非ブロッキング送信が失敗するか、またはブロッキング送信がブロックされます。

サービスのターンアラウンド・タイムが最適であり、一貫性がある。



 

次は、MSSQ セットの使用が適している場合と適さない場合の例を日常生活の中から示しています。

 

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