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サービスへの優先順位の割り当て

優先順位を割り当てることにより、アプリケーション内のデータの流れを強力に制御できます。つまり、重要度の高いリクエストに迅速にサービスを提供し、重要度の低いリクエストには後でサービスを提供することができます。また、特定のユーザや特定の状況に応じて、いつでも優先順位を設定することができます。

BEA Tuxedo サービスに対する優先順位は、以下のどちらかの方法で割り当てることができます。

優先順位の設定例

たとえば、サーバ 1 が、サービス A、B、および C を提供するとします。サービス A および B の優先順位は 50、サービス C の優先順位は 70 です。サービス C に対するリクエストは、サービス A または B に対するリクエストより常に先にキューから取り出されます。サービス A および B に対するリクエストは、互いに等しくキューから取り出されます。システムは、10 回に 1 回の割合で FIFO (first-in、first-out) 順序でリクエストをキューから取り出し、メッセージがキューで無制限に待機しないようにします。

PRIO パラメータを使用して性能を高める

PRIO は、サーバのキュー内にあるサービスの優先順位を決定するパラメータです。ただし、このパラメータの使用には注意が必要です。いったん優先順位が割り当てられると、キューからのメッセージの取り出しに時間がかかる場合があります。キューのメッセージの順序によっては、頻繁に取り出されないメッセージもあります。たとえば、キュー内に A、B、C の 3 つのメッセージがあり、C に対して 10 回以上のリクエストが送信されると、A と B は、10 回中 1 回しかキューから取り出されません。つまり、サービスの性能が低下し、ターンアラウンド・タイムが遅くなる可能性があります。

PRIO パラメータを使用するかを決定する場合は、以下の点を考慮してください。

 

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