BEA Logo BEA Tuxedo Release 8.0

  BEA ホーム  |  イベント  |  ソリューション  |  パートナ  |  製品  |  サービス  |  ダウンロード  |  ディベロッパ・センタ  |  WebSUPPORT

 

   Tuxedo ホーム   |   BEA Jolt   |   先頭へ   |   前へ   |   次へ   |   目次   |   索引

 


Jolt アプレットの配置とローカライズ

Jolt クラス・ライブラリを使うと、クライアントの Web ブラウザから実行する Java アプリケーションを作成することができます。この種のアプリケーションを作成するには、次のアプリケーション開発作業を行います。

次の節では、アプリケーションを開発する際のこれらの注意点について説明します。

Jolt アプレットの配置

Jolt アプレットを配置するときは、次の要件を検討してください。

Jolt アプリケーションで BEA Tuxedo サーバと Jolt サーバを使うためのコンフィギュレーションについてはBEA Tuxedo システムのインストールを参照してください。次の節では、Jolt アプレットを配置する際に一般的にクライアントや Web サーバで考慮すべき点について説明します。

クライアント側の注意事項

Jolt クラスを使用して Java アプレットを記述すると、HTML ページで動作する Java アプレットと同じように機能します。Jolt アプレットは HTML アプレットのタグを使用して HTML ページに埋め込むことができます。

<applet code="applet_name.class"> </applet>

Jolt アプレットを HTML ページに埋め込むと、HTML ページのロード時にアプレットがダウンロードされます。アプレットは、ダウンロード直後に実行されるように記述することができます。また、ユーザによる操作の実行時、タイムアウト値の到達時、または指定した間隔で実行されるようにコードを記述することもできます。さらに、アプレットのダウンロード時に別のウィンドウが開かれるように設定したり、指定した間隔で周期的に音楽を鳴らすこともできます。プログラマは、アプレットを最初にコーディングする際に、さまざまな設定を行うことができます。

注記 新しい HTML ページをブラウザにロードすると、アプレットの実行が停止します。

Web サーバに関する注意事項

Java アプレットで Jolt クラスを使用する場合、Web サーバに Jolt リレーがインストールされていない限り、Jolt サーバと Web サーバ (Java アプレットのダウンロード元の Web サーバ) は同じマシンで実行する必要があります。

Web 管理者が Web サーバをセットアップすると、すべての HTML ファイルの格納先ディレクトリが指定されます。指定されたディレクトリに「classes」という名前のサブディレクトリを作成し、Java クラスのすべてのファイルとパッケージを格納してください。たとえば、次のように指定します。

<html-dir>/classes/bea/jolt

または、すべての Jolt クラスを含む jolt.jar ファイルを指すように CLASSPATH を設定することもできます。

注記 Jolt クラスのサブディレクトリは、任意の場所に置くことができます。アクセスしやすいように HTML ファイルと同じディレクトリに置くと便利です。Jolt クラスのサブディレクトリに関する唯一の条件は、Web サーバで利用できることです。

Jolt アプレットの HTML ファイルは、jolt.jar ファイルまたは classes ディレクトリを参照している必要があります。たとえば、次のように指定します。

    /export/html/
|___ classes/
| |_____ bea/
| | |______ jolt/
| | |_____ JoltSessionAttributes.class
| | |_____ JoltRemoteServices.class
| | |_____ ...
| |_____ mycompany/
| |________ app.class
|___ ex1.html
|___ ex2.html

Web 管理者は、次のように ex1.html に「app」アプレットを指定することができます。

<applet codebase="classes" code=mycompany.app.class width=400 height=200>

Jolt アプレットをローカライズする

Jolt アプリケーションを多言後で使用する場合は、ローカライズに関わる問題を考慮する必要があります。クライアント側の Web ブラウザで実行するアプリケーション、および Web ブラウザ環境以外で実行するよう設計されたアプリケーションの両方でこの問題を考慮する必要があります。ローカライズの作業は次の 2 つです。

ローカライズの際、Jolt クラス・ライブラリのパッケージは、Java 言語および BEA Tuxedo システムの仕様に従います。Jolt は Java の 16ビット Unicode 文字を JSH に転送します。JSH には、Unicode をローカルな文字セットに変換するメカニズムが組み込まれています。

Unicode の Java インプリメンテーションおよび文字エスケープの詳細については、Java Development Kit (JDK) のマニュアルを参照してください。

 

先頭へ戻る 前のトピックへ 次のトピックへ