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フィールド名とフィールド型

論理式で許可される変数は、フィールド参照のみです。フィールド名の指定方法には、いくつかの規則があります。たとえば、フィールド名は、英字と数字で構成し、先頭には英字を指定しなければなりません。下線 (_) は、英字と見なされます。長い変数名を下線で区切り、読みやすい名前に変えることができます。フィールド名には、最大 30 文字を指定できます。予約語はありません。

フィールド化バッファを評価するため、論理式で参照されるフィールドは、フィールド・テーブルに存在していなければなりません。したがって、「FML および VIEWS の環境設定」で説明したように、環境変数の FLDTBLDIRFIELDTBLS を設定してから、論理式をコンパイルする関数を使用してください。論理式で使用できるフィールド型は、FML フィールドで使用できる型と同じです。つまり、short 型、long 型、float 型、double 型、char 型、string 型、および carray 型を使用できます。フィールド型は、フィールド名と共にフィールド・テーブルに格納されています。したがって、フィールド型は常に判別できます。

VIEW を評価するため、論理式で参照されるフィールドは、対応するフィールド化バッファ名ではなく、C 構造体の要素名として VIEW に存在していなければなりません。したがって、「FML および VIEWS の環境設定」 で説明したように、環境変数の VIEWDIRVIEWFILES を設定してから、論理式をコンパイルする関数を使用してください。論理式で使用できるフィールド型は、FML VIEWS で使用できる型と同じです。つまり、short 型、long 型、float 型、double 型、char 型、string 型、carray 型のほか、int 型および dec_t 型を使用できます。フィールド型は、フィールド名と共に VIEW 定義に格納されています。したがって、フィールド型は常に判別できます。

文字列

文字列は、一重引用符で囲まれた文字の集まりです。エスケープ・シーケンスでエスケープした文字は、その文字の ASCII コードで置き換えることができます。エスケープ・シーケンスは、バックスラッシュと 2 桁の 16 進数で構成されます。この規則は、\x で始める 16 進のエスケープ・シーケンスを使用する C 言語規則とは異なります。

たとえば、‘hello’‘hell\\6f’ の場合、‘o’ の16 進数は 6f なので、これらの文字列は同一と見なされます。

8 進のエスケープ・シーケンスや \n などのエスケープ・シーケンスはサポートされていません。

定数

定数として、C 言語の場合と同じく、整数と浮動小数点値が受け付けられます。8 進および 16 進の定数は認識されません。整数は、long 型として処理され、浮動小数点値は、double 型として処理されます。(dec_t 型の 10 進定数はサポートされていません。)

 

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