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BEA Tuxedo ATMI 環境の基本アーキテクチャ

次の図は、BEA Tuxedo ATMI 環境を構成する基本的な要素を示しています。BEA Tuxedo は、システムへの外部インターフェイス、ATMI 層、MIB、BEA Tuxedo システムの各サービス、および標準に準拠したリソース・マネージャとのインターフェイスから構成されます。

BEA Tuxedo ATMI の基本アーキテクチャ


 

この図で示してあるように、BEA Tuxedo ATMI 環境は次の要素から構成されています。

構成要素

説明

外部インターフェイス層

この層は、ユーザとシステム間のインターフェイスから構成されています。アプリケーション開発ツールと、BEA Administration Consoleなどの管理ツールの両方が含まれています。BEA Administration Console は、標準の管理コンソールとやり取りすることができます。そのため、ユーザは BEA Tuxedo ATMI 環境とネットワークのコンフィギュレーションを 1 つのコンソールから管理できます。また、アプリケーションのアーキテクチャの設計者や開発者は、独自の管理ツールまたはアプリケーション固有のツールや特定分野のツールを MIB の最上位に構築できます。

アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイス (ATMI: Application to Transaction Monitor Interface)

アプリケーションと BEA Tuxedo ATMI 環境間のインターフェイス。ATMI と BEA Tuxedo システムには、トランザクションを行う X/Open DTP モデルがインプリメントされています。ATMI では、抽象的な環境として位置透過性がサポートされ、インプリメンテーションの詳細が隠蔽されます。そのため、プログラマはアプリケーション・コードを変更せずに、複数のプラットフォームに BEA Tuxedo アプリケーションをコンフィギュレーションして運用できます。

メッセージング・パラダイム

クライアントとサーバ間のメッセージ転送に関する各種のモデル。たとえば、要求/応答モード、会話モード、イベント、任意通知型通知などがあります。

管理情報ベース (MIB)

BEA Tuxedo ATMI 環境のプログラミングと管理を行うためのインターフェイス。MIB での操作によって、監視、コンフィギュレーション、チューニングなど、すべての管理タスクを行うことができます。MIB では、一度に 1 つのタスクを 1 つのオブジェクトに対して実行したり、ツール・キットを作成してタスクやオブジェクトをバッチ処理することができます。利用可能な MIB については、「使用可能な BEA Tuxedo システムの MIB」 を参照してください。

BEA Tuxedo サービス (管理サービスおよびアプリケーション処理サービス)

BEA Tuxedo ATMI 環境のインフラストラクチャによって提供されるアプリケーションの開発と管理のためのサービスや機能。開発者が利用できるアプリケーション処理サービスには、データ圧縮、データ依存型ルーティング、データ符号化、ロード・バランシング、トランザクション管理などがあります。管理サービスには、中央集中型のアプリケーション・コンフィギュレーション、分散アプリケーション管理、ドメインの分割、動的な再コンフィギュレーション、イベントおよび障害の管理、IPC メッセージ・キュー、Workstation管理などがあります。管理サービスについては、「BEA Tuxedo ATMI インフラストラクチャに対する 3 つの視点」 を参照してください。

リソース・マネージャ

データが格納されたソフトウェア製品。データは、ここからアプリケーション・ベースの照会によって取得されます。リソース・マネージャ (RM) は、BEA Tuxedo ATMI 環境とやり取りを行い、XA 標準インターフェイスをインプリメントしています。リソース・マネージャの代表的な例はデータベースです。リソース・マネージャによって、トランザクション機能とアクションの永続性が可能になります。これらは、グローバル・トランザクション内でアクセスして制御できます。


 

関連項目

 

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