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データの符号化と復号化
符号化と復号化を行うと、データ表現 (バイトの順序や文字セットなど) が異なるメッセージをマシン間で転送できるようになります。BEA Tuxedo システムでは、マシンに依存しない表現にデータを符号化および復号化して、マシン間でのデータの転送を可能にしています。デフォルトでは、XDR アルゴリズムが採用されています。BEA Tuxedo システムの関数をユーザ定義の関数で置き換えると、このアルゴリズムをカスタマイズできます。符号化および復号化は、マシン間でのみ使用されます。また、リモート・マシンのデータ表現がローカル・マシンのものと異なる場合にのみ使用されます。符号化と復号化によって、異なるデータ構造を持つマシンが異機種の BEA Tuxedo システムで動作できるようになります。プログラマは、それぞれの環境に適した表現でデータを管理できます。
BEA Tuxedo システムでは、バッファ・タイプを使用して、メッセージに含まれるフィールドのタイプが判別されたり、コードディングに必要なマッピングが行われます。このマッピングは、X_OCTET や CARRAY などの構造化されていないバッファ・タイプによって行われるものではありません。そのため、異機種が混在している環境でも、開発者は X_OCTET および CARRAY 型バッファを自由に運用できます。
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