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クライアント/サーバ・モデルの分析
クライアント/サーバ・アーキテクチャでは、クライアント (サービスを必要とするユーザを表すプログラム) とサーバ (サービスを提供するプログラム) は、それぞれ別個の論理オブジェクトであり、ネットワーク上で通信して共同で処理を行います。クライアントは、サービスを要求し、その要求に対する応答を受け取ります。サーバは、要求を受け取って処理し、要求された応答を送り返します。
クライアント/サーバ・アーキテクチャの特徴
2 層および 3 層のクライアント/サーバ・アーキテクチャの違い
すべてのクライアント/サーバ・アプリケーションには、次の 3 つの機能単位が含まれています。
これらの機能単位は、クライアントと 1 つ以上のサーバのいずれかに存在します。数多くの種類のアーキテクチャからどれを選択するかは、アプリケーションをどのように分割するか、そして階層間の通信にどのようなミドルウェアを使用するかによって決まります。
2 層クライアント/サーバ・アプリケーションでは、ビジネス・ロジックがクライアント上のユーザ・インターフェイス内に埋め込まれているか、またはサーバ上のデータベース内にストアド・プロシージャとして格納されています。または、ビジネス・ロジックがクライアントとサーバ間で分割されている場合もあります。ストアド・プロシージャを含むファイル・サーバやデータベース・サーバは、2 層アーキテクチャの一例です。
3 層クライアント/サーバ・アプリケーションでは、ビジネス・ロジックがデータやユーザ・インターフェイスから切り離された中間層に存在します。このような方法で、プロセスをユーザ・インターフェイスやデータベースと切り離して管理し、実行することができます。また、3 層システムでは、複数のソースからのデータを統合することもできます。
2 層および 3 層のクライアント/サーバ・モデル
ニーズに応じたクライアント/サーバの各種のアーキテクチャ クライアント/サーバ・アーキテクチャは、以下の各状況におけるニーズに対応できます。
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