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ユーザ・ログ (ULOG)

ユーザ・ログ (ULOG) は、BEA Tuxedo システムによって生成されるすべてのメッセージ、つまりエラー・メッセージ、警告メッセージ、情報メッセージ、デバッグ・メッセージが書き込まれるファイルです。アプリケーションのクライアントおよびサーバも、ユーザ・ログへの書き込みが可能です。ログは毎日新しく作成されます。そのため、マシンごとにログが異なる場合もあります。ただし、リモート・ファイル・システムが使用されている場合、ULOG を複数のマシンで共有できます。

ULOG によって管理者に提供されるシステム・イベントの記録から、BEA Tuxedo システムおよびアプリケーションのほとんどの障害の原因を特定できます。ULOG はテキスト・ファイルなので、任意のテキスト・エディタで表示できます。ULOG には、tlisten プロセスによって生成されるメッセージも挿入されています。tlisten プロセスは、ほかのマシンに対するリモート・サービス接続を提供します。マスタ・マシンを含み、各マシンで tlisten プロセスが実行されていることが必要です。

ULOG の作成

ULOG は、次のいずれかの処理が行われるたびに、BEA Tuxedo システムによって生成されます。

ULOG メッセージの例

次は、ULOG メッセージの例です。

121449.gumby!simpserv.27190.1.0:LIBTUX_CAT:262:std main starting

ULOG メッセージは、タグとテキストから構成されています。

タグは、次の要素から構成されます。

注記 シングル・スレッド・アプリケーションの場合、thread_ID フィールドと context_ID フィールドにプレースホルダが出力されます。アプリケーションがマルチスレッドであるかどうかは、複数のスレッドを使用するまでわかりません。

テキストは、次の要素から構成されます。

注記 メッセージの詳細を確認するには、カタログの名前と番号を記録します。この情報を使用して、該当するカタログでメッセージを参照します。

ULOG の存在する場所

デフォルトでは、ユーザ・ログは ULOG.mmddyy (mmddyy は、月、日、年で表された日付) という名前で $APPDIR ディレクトリに生成されます。UBBCONFIG ファイルの MACHINES セクションで ULOGPFX パラメータを設定すると、このファイルを任意の場所に置くことができます。

 

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