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BEA Tuxedo ATMI のエディタを使用する

この環境では、FML テーブル・エディタと VIEW テーブル・エディタを使用できます。どちらのインターフェイスでも、複数のドキュメントやビューを同時に表示できるため、ワークブックと同じ感覚で操作できます。また、さまざまな種類のファイルを同時に編集することもできます。これらのエディタは、Microsoft Excel のスプレッドシートに似ています。

FML テーブル・エディタを使用する

FML テーブル・エディタを起動するには、次の手順に従います。

  1. Windows 2000 コマンド行で、tuxdev のパス名全体 (%TUXDIR%¥bin) を入力し、 Enter キーを押します。

  2. tuxdev」と入力して Enter キーを押すと、[BEA Tuxedo Developer] ウィンドウが 表示されます。

  3. 次のいずれかの操作を選択します。

    目的

    操作

    ファイルの作成

    1. [BEA Tuxedo Developer] ウィンドウの [File] から [New] を選択 します。 [New] ウィンドウが表示されます (図 3-5 参照)。

    2. 手順 4 に進みます。

    既存ファイルの変更

    1. [BEA Tuxedo Developer] ウィンドウの [File] から [Open] を選 択します。

    2. 編集するファイルを選択します (FML ファイルには .fml と いう拡張子が付きます)。

    3. 残りの手順は省略します。

     

    [New] ウィンドウ


     

  4. [New] ウィンドウで [FML Table] を強調表示し、[File Name] フィールドに新しい ファイル名を入力します。

  5. [OK] を選択します。FML テーブル・エディタが起動し、図 3-6に示すような画面 が表示されます。

    FML テーブル・エディタ


     

図 3-6が示すように、FML テーブル・エディタには、[Name]、[Number]、[Type]、[Flag]、[Comment]、の 5 つの列があります。行数の制限はありません。

次の表は、FML テーブル・エディタの各列の説明です。

FML テーブル・エディタの列

目的

Name

コメントまたはベース番号、あるいはその両方を入力します。コメントまたは番号の先頭にはシャープ記号 (#) またはアスタリスク (*) が必要です。これらの記号がない場合は、アクティブなテーブル・エントリと見なされます。空のセルに入力されたデータは、新しいエントリと見なされます。空白行があってもかまいません。

Number

フィールドの相対数値を指定します。

Type

このフィールドに指定可能な値の一覧から型を選択します。

Flag

フラグの設定を選択します (列がアクティブな場合のみ)。

Comment

[Name] に指定されたエントリの詳細を入力します。

新しい (名前の付いていない) FML テーブルを開くと、FML Tablex というテーブル名で空白行が作成されます。x は、MDI によって割り当てられ、新しいテーブルが作成されるたびに 1 つづつ増えます。テーブルを保存するときは名前を指定することができます。また、既存のテキスト・ファイルを開いて、編集することもできます。特に指定されていない限り、ファイルは、タブ区切り形式で、ファイルを開いたディレクトリ内に保存されます。保存時には、必要に応じて、ファイル名の最後に拡張子 .FML が追加されます。このファイルをコンパイルして、16 ビットまたは 32 ビットの FML ヘッダ・ファイルを作成することもできます。

VIEW テーブル・エディタを使用する

VIEW テーブル・エディタを起動するには、次の手順に従います。

  1. Windows 2000 コマンド行で、Tuxdev のパス名全体 (%TUXDIR%¥bin) を入力し、 Enter キーを押します。

  2. tuxdev」と入力して Enter キーを押します。[BEA Tuxedo Developer] ウィンドウ が表示されます。

  3. 次のいずれかの操作を選択します。

    目的

    操作

    ファイルの作成

    1. [BEA Tuxedo Developer] ウインドウの [File] から [New] を選択 します (図 3-5参照)。

    2. 手順 4 に進みます。

    既存ファイルの変更

    1. [BEA Tuxedo Developer] ウインドウの [File] から [Open] を選 択します。

    2. 編集するファイルを選択します。FML ファイルには .fml と いう拡張子が付きます。

    3. 残りの手順は省略します。

     

  4. [New] ウィンドウで [VIEW Table] を選択し、[File Name] フィールドに新しいファ イル名を入力します。

  5. [OK] を選択します。VIEW テーブル・エディタが起動し、図 3-7に示すような画 面が表示されます。

    VIEW テーブル・エディタ


     

図が示すように、VIEW テーブル・エディタには、[CName]、[FBName]、[Type]、[Count]、[Flag]、[Size]、[Null] の 7 つの列があります。行数の制限はありません。

[CName] 列にはコメントを入力できます。ただし、コメントの先頭にはシャープ記号 (#) を付ける必要があります。空白行はあってもかまいません。[CName] 列のエントリの先頭に # がなく、ヌルでもない場合、この行はアクティブなテーブル・エントリと見なされます。

表 3-4 は、VIEW テーブル・エディタの各列の説明です。

VIEW テーブル・エディタの列

目的

CName

コメントまたはベース番号、あるいはその両方を入力します。コメントまたは番号の先頭にはシャープ記号 (#) またはアスタリスク (*) が必要です。これらの記号がない場合は、アクティブなテーブル・エントリと見なされます。空白行があってもかまいません。

FBName

フィールド化バッファ内のフィールド名を指定します。この名前は、フィールド・テーブル・ファイルに表示されます。

Type

このフィールドに指定可能な値の一覧から型を選択します。

Count

割り当てる要素の数、つまり、このメンバに保存するオカレンスの最大数を指定します。

Flag

フラグの設定を選択します (列がアクティブな場合のみ)。

Size

Size には、Type (型) が stringcarray、または dec_t である場合のメンバのサイズを指定します。その他の型に対しては「-」を指定します。この場合は、コンパイラがサイズを計算します。

Null

このフィールドに対し、NULL または「-」(デフォルト) を指定します。


 

注記 VIEW 情報の始めと終わりを示すため、次の情報を指定する必要があります。

VIEW table_name
.
.
.
END

この情報は、[CName] 列の行に表示されなければなりません。同じファイル内に複数の VIEW を入力することもできます。ただし、各テーブル・エントリは必ず「VIEW table_name」と「END」で囲んでください。

新しい (名前の付いていない) VIEW ファイルを開くと、Viewx という VIEW 名で空白行が作成されます。x は、MDI によって割り当てられ、新しい VIEW が作成されるたびに 1 つづつ増えます。VIEW を保存するときは名前を指定することができます。また、既存の VIEW ファイル (テキスト形式またはバイナリ形式) を開いて、編集することもできます。特に指定されていない限り、ファイルは、タブ区切り形式で、ファイルを開いたディレクトリ内に保存されます。保存時には、必要に応じて、ファイル名の最後に拡張子 .v が追加されます。このファイルをコンパイルし、16 ビットまたは 32 ビットの VIEW ヘッダ・ファイルを作成することもできます。

複数のドキュメントを同時に処理する

基本的なフレームワークに組み込まれている MDI により、複数の異なる形式のドキュメントや VIEW を同時に開くことができます。たとえば、msdevExcelWord などがその良い例です。BEA Tuxedo では、x 個の FML テーブルと、y 個の VIEW ファイルを開き、それらの 1 つを使用することができます。各ドキュメントは、オープン状態のドキュメントごとにタブが付いたワークブックのようなものです。

エディタを使用してエントリの妥当性を検証する

表 3-5は、FML テーブル・エディタの各列で検証される情報の説明です。

FML テーブル・エディタで検証される情報

列名

検証の対象

Name

コメント、ベース番号、および有効なテキスト文字列。

Number

数値のみ。範囲は、16/32 ビットのユーザ・モードで決まります。

Type

有効な FML 型。

Flag

有効な FML フラグ。相互に排他的なフラグについては、さらに検証が行われます。

Comment

このエントリは検証されません。


 

次の表は、VIEW テーブル・エディタの各列で検証される情報の説明です。

VIEW テーブル・エディタで検証される情報

列名

検証の対象

CName

このエントリは検証されません。

FBName

このエントリは検証されません。

Type

有効な BEA Tuxedo の型。

Count

数値のみ。範囲は、16/32 ビットのユーザ・モードで決まります。

Flag

有効な FML フラグ。相互に排他的なフラグについては、さらに検証が行われます。

Size

数値のみ。範囲は、16/32 ビットのユーザ・モードで決まります。

Null

このエントリは検証されません。


 

関連項目

BEA Tuxedo の ATMI については、以下のマニュアルを参照してください。

 

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