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コミュニケーション・パラダイム
次の表は、アプリケーション開発者が利用できる BEA Tuxedo のコミュニケーション・パラダイムを示しています。
パラダイム
説明
要求/応答型通信
要求/応答型通信では、あるソフトウェア・モジュールが 2 番目のソフトウェア・モジュールに要求を送り、その応答を受け取ります。要求元が応答を受け取るまで処理が行われずに待機する同期通信、または要求元が応答を待機する間も処理が継続される非同期通信の 2 種類があります。
このモードは、クライアント/サーバ相互作用とも呼ばれます。最初のソフトウェア・モジュールがクライアント、2 番目のソフトウェア・モジュールがサーバになります。
このパラダイムの詳細については、「クライアントおよびサーバへの要求/応答のコーディング」を参照してください。
会話型通信
会話型通信は要求/応答型通信に似ていますが、「会話」が終了する前に複数の要求や応答が発生します。会話型通信では、会話が切断されるまでクライアントとサーバで状態の情報が保持されます。クライアントとサーバ間でメッセージをやり取りする方法は、使用するアプリケーション・プロトコルによって決定されます。
通常、会話型通信はサーバからクライアントへの長い応答のバッファとして使用されます。
このパラダイムの詳細については、「会話型クライアントおよびサーバのコーディング」を参照してください。
アプリケーション・キュー・ベースの通信
アプリケーション・キュー・ベースの通信では、遅延通信、つまり時間に依存しない通信が行われます。この通信では、クライアントとサーバがアプリケーション・キューを使用して通信します。BEA Tuxedo/Q 機能を使用すると、メッセージを永続的な記憶装置 (ディスク) や一時的な記憶装置 (メモリ) のキューに入れることができ、後で処理したり取り出すことができます。
アプリケーション・キュー・ベースの通信は、たとえば、メンテナンスのためにシステムをオフラインにしたときに要求をキューに登録する場合や、クライアントとサーバの処理速度が異なる場合に通信をバッファに格納する場合に使用します。
/Q 機能の詳細については、『BEA Tuxedo/Q コンポーネント』を参照してください。
イベント・ベースの通信
イベント・ベースの通信では、特別な状況 (イベント) が発生した場合に、クライアントやサーバがそれをクライアントに通知します。
イベントの通知には、次の 2 つの方法があります。
任意通知型イベント。クライアントやサーバからクライアントに直接通知される予測不能な状況です。
ブローカ・イベント。予測不能な状況、または発生は予測できても発生時間を予測できない状況です。イベントは、メッセージの受信と転送を行う「無名ブローカ」プログラムによって、サーバからクライアントに間接的に通知されます。
イベント・ベースの通信は、BEA Tuxedo のイベント・ブローカ機能に基づいています。
このパラダイムの詳細については、「イベント・ベースのクライアントおよびサーバのコーディング」を参照してください。
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