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マルチスレッドおよびマルチコンテキスト・アプリケーションのコードのコンパイル
buildserver(1) や buildclient(1) など、コンパイルまたはビルドの実行可能ファイル用に BEA Tuxedo システムで提供されるプログラムには、必要なコンパイラ・フラグが自動的に設定されます。これらのツールを使用すると、コンパイル時にフラグを設定する必要がありません。
ただし、最終的なコンパイルの前に .c ファイルを .o ファイルにコンパイルする場合は、プラットフォーム固有のコンパイラ・フラグを設定する必要があります。そのようなフラグは、単一のプロセスにリンクするすべてのコードに一貫して設定しなければなりません。
マルチスレッド・サーバを生成する場合、-t オプションを指定して buildserver(1) コマンドを実行する必要があります。これはマルチスレッド・サーバの場合に必須のオプションです。ビルド時にこのオプションが指定されず、その後、MAXDISPATCHTHREADS の値が 1 を超えるコンフィギュレーション・ファイルを使用して新しいサーバを起動すると、警告メッセージがユーザ・ログに記録され、サーバはシングルスレッドの動作に戻ります。
マルチスレッド環境で .c ファイルを .o ファイルにコンパイルする場合に必要なオペレーティング・システム固有のコンパイラ・パラメータを識別するには、-v オプションを指定して buildclient(1) または buildserver(1) をテスト・ファイルで実行します。
関連項目
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