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rpc_sm_free、 rpc_ss_free(3c)
名前
rpc_sm_free,rpc_ss_free()-rpc_sm_allocate() ルーチンによって割り当てたメモリを解放する
形式
#include <rpc/rpc.h>
void rpc_sm_free(idl_void_p_t node_to_free, unsigned32 *status)
void rpc_ss_free(idl_void_p_t node_to_free)
機能説明
アプリケーションから rpc_sm_free() を呼び出して、rpc_sm_allocate() を使用して割り当てたメモリを開放します。入力パラメータ node_to_free には、rpc_sm_allocate() を使用して割り当てたメモリへのポインタを指定します。ISO 標準の C 環境では、idl_void_p_t は void * と定義され、他の環境では char * と定義されます。
スタブ・メモリ管理環境でスタブがメモリを割り当てると、スタブから呼び出されるサービス・コードは、rpc_sm_free() を使用してスタブが割り当てたメモリを開放することができます。
rpc_sm_allocate() によって割り当てたのではないメモリへのポインタ、または rpc_sm_allocate() によって割り当てたメモリでも先頭以外の場所へのポインタで rpc_ss_free() を呼び出した場合は、予期できない結果が生じます。
出力パラメータ status には、このルーチンからのステータス・コードが返されます。このステータス・コードは、ルーチンが成功して完了したか、または失敗した場合はその理由を示します。次は、ステータス・コードとその意味の一覧です。
rpc_ss_free は、この関数の例外復帰バージョンであり、出力パラメータ status を持ちません。例外は発生しません。
マルチスレッドのアプリケーション中のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのコンテキスト状態で実行していても、rpc_sm_free() または rpc_ss_free() の呼び出しを実行できます。
戻り値
なし
関連項目
rpc_sm_allocate、 rpc_ss_allocate(3c)
『TxRPC を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』
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