TEDG で会話型メッセージングを使用する


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BEA Tuxedo システムと BEA TOP END システムでは異なるスタイルの会話型メッセージ送信がサポートされています。

BEA TOP END システムは擬似会話をサポートしています。BEA TOP END サーバでは、TP_APPL_CONTEXT フラグを設定することにより、クライアントとのコンテキスト (会話) を保持することを示すことができます。詳細については、『BEA TOP END Programmer’s Reference Manual』の tp_server_send(3T) を参照してください。
一方、BEA Tuxedo の会話はより構造化されています。管理者が会話型サーバを設定し、クライアントによって使用される会話型の関数を設定すると、サーバが接続を確立して会話を保持します。BEA Tuxedo の会話は半二重方式で行われ、接続の一方の側は制御権を放棄するまでいくつものメッセージを送信できます。

TEDG では、BEA TOP END の擬似会話を BEA Tuxedo 会話型モデルにマッピングすることができます。これにより、BEA Tuxedo クライアントは BEA TOP END サーバとのマルチステップ対話のコンテキストを保持できます。また逆に、BEA TOP END クライアントが BEA Tuxedo サーバとのコンテキストを保持することもできます。マルチステップの対話は、会話が終了するまで、同じサーバにルーティングされます。会話型コンポーネント間ではシングルステップの対話も行われます。同じサーバでシングルステップとマルチステップの両方の対話を処理する必要がある場合は、会話型メッセージングを使用しなければなりません。