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bankapp について

bankapp アプリケーションを構成するファイルは、bankapp ディレクトリに置かれています。このディレクトリは、次の図のように構成されています。


 

銀行業務アプリケーションのファイルについて

bankapp ディレクトリには、次のファイルが置かれています。

次の表は、銀行業務アプリケーションを構成するファイルを示しています。BEA Tuxedo ソフトウェアに同梱のソース・ファイル、bankapp.mk の実行時に生成されるファイル、および各ファイルの簡単な説明がまとめられています。

銀行業務アプリケーションを構成するファイル

ソース・ファイル

生成されるファイル

内容

ACCT.ec

ACCT.c、ACCT.o、ACCT

口座の開設と解約を行う OPEN_ACCT サービスと CLOSE_ACCT サービスが定義されたファイル。

ACCTMGR.c

ACCTMGR

イベント通知およびログ通知をサブスクライブするサーバ。WATCHDOG サービスおよび Q_OPENACCT_LOG サービスが定義されています。

AUDITC.c

AUDITC

auditcon クライアントからのサービス要求を処理する会話型サーバ。

BAL.ec

BAL.c、BAL.o、BAL

audit クライアント・プログラムが銀行単位または支店単位で口座残高と窓口残高を取得するための ABAL サービス、TBAL サービス、ABAL_BID サービス、および TBAL_BID サービスが定義されたファイル。

BALC.ec

BALC.c、BALC.o、BALC

ABALC_BID サービスおよび TBALC_BID サービス。この 2 つのサービスは、前述の TBAL_BID および ABAL_BID サービスと同じです。ただし、支店番号が見つからない場合、TPSUCCESS が返されて auditcon の処理が続行します。

bankmgr.c

bankmgr

特に関心のあるイベントをサブスクライブするクライアント・プログラム。

BTADD.ec

BTADD.c、BTADD.o、BTADD

データベースに支店および窓口を追加するための BR_ADD サービスと TLR_ADD サービスが定義されたファイル。

cracl.sh

-

アクセス制御のセキュリティ・レベルを示すアクセス制御リスト (ACL) を生成するシェル・スクリプト。

crqueue.sh

-

イベント通知に使用するアプリケーション・キューを生成するシェル・スクリプト。

crusers.sh

-

認証セキュリティ・レベルで定義されるグループおよびユーザを生成するシェル・スクリプト。

event.flds

-

イベント機能で使用されるフィールド・テーブル・ファイル。

FILES

-

bankapp のすべてのファイルを説明したファイル・リスト。

README

-

Windows 2000 以外のすべてのプラットフォームでのインストールと起動について説明したファイル。

README.nt

-

Windows 2000 プラットフォームでのインストールと起動について説明したファイル。

README2

-

bankapp に追加された新機能を説明したファイル。このファイルは、samples/ atmi/bankapp ディレクトリにあります。

README2.nt

-

bankapp に Windows 2000 用に追加された新機能を説明したファイル。このファイルは、samples¥atmi¥bankapp ディレクトリにあります。

RUNME.cmd


Windows 2000 でアプリケーションをビルド、設定、起動、およびシャットダウンするための対話型スクリプト。

RUNME.sh

-

UNIX でアプリケーションをビルド、設定、起動、およびシャットダウンするための対話型スクリプト。

showq.sh!

-

メッセージ・キューの状態と内容を出力するシェル・スクリプト。

TLR.ec

TLR.c、TLR.o、TLR

WITHDRAWAL サービス、DEPOSIT サービス、および INQUIRY サービスが定義されたファイル。

usrevtf.sh

-

BEA Tuxedo サーバの TMUSREVTENVFILE を生成するシェル・スクリプト。

XFER.c

XFER.o、XFER

TRANSFER サービスが定義されたファイル。

aud.v

aud.V、aud.h

audit クライアントと BAL サーバ間でやり取りされる構造体を定義する FML VIEW。

appinit.c

appinit.o

TLR 以外のすべてのサーバを対象とする tpsvrinit() および tpsvrdone() のカスタマイズ・バージョン。

audit.c

audit.o、audit

ABALTBALABAL_BID、およびTBAL_BID サービスを使用して、銀行単位または支店単位で口座残高と窓口残高を取得するクライアント。

auditcon.c

auditcon

会話型モードで動作し、ABAL サービス、TBAL サービス、ABALC_BID サービス、および TBALC_BID サービスを使用する対話型 audit プログラム。

bankapp.mk

-

UNIX 用のアプリケーションの makefile。

bankapp.nt

-

Windows 2000 用のアプリケーションの makefile。

bank.flds

bank.flds.h

サーバに使用される銀行データベース・フィールドと FML 補助フィールドを含むフィールド・テーブル・ファイル。

bank.h

-

アプリケーション内の複数の C 言語プログラムに共通するデータ定義。

bankvar

-

bankapp の一部の環境変数が定義されたファイル。ほかの変数は ENVFILE で定義されています。ただし、 ENVFILEbankvar を参照するので、アプリケーションのすべての環境変数は bankvar で定義できます。

crbank.sh

crbank

bankapp を SHM モードで実行した場合に、全銀行のデータベースを生成するシェル・スクリプト。

crbankdb.sh

crbankdb

1 つのサーバ・グループで使用されるデータベースを生成するシェル・スクリプト。

crtlog.sh

crtlog、TLOG

マスタ・サイトで UDLTLOG を生成し、非マスタ・サイトで UDL を生成するシェル・スクリプト。

driver.sh

driver

ud(1) を使用して、FML バッファを介してトランザクション要求を送り、アプリケーションの処理を行うシェル・スクリプト。

envfile.sh

envfile、ENVFILE

tmloadcf で使用する ENVFILE を生成するシェル・スクリプト。

gendata.c

gendata

ud で読み取り可能な要求を生成して、銀行を 10、窓口を 30、口座を 200 追加するシェル・プログラム。

gentran.c

gentran

ud で読み取り可能なトランザクション要求をDEPOSITWITHDRAWALTRANSFER、および INQUIRY サービスから生成するプログラム。

populate.sh

populate

ud(1) を使用して、FML バッファに支店、窓口、および口座を追加する要求を格納し、それをデータベースに追加するシェル・スクリプト。

ubbmp

TUXCONFIG

MP モードのコンフィギュレーションで使用する UBBCONFIG のサンプル・ファイル。

ubbshm

TUXCONFIG

SHM モードのコンフィギュレーションで使用する UBBCONFIG のサンプル・ファイル。

util.c

util.o

サービスで共通して使用される getstrl() などの関数。

bankclt.c

bankclt

bankapp のクライアント。


 

関連項目

 

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