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クライアント・プログラムを作成する
ワークステーション用のクライアント・プログラムは、BEA Tuxedo system の管理ドメイン内のクライアント・プログラム (ネイティブ・クライアント) と同じ方法で開発できます。 ワークステーション・クライアントでは、すべての ATMI 関数および FML 関数を使用できます。
ワークステーション・クライアントの相互運用性に関する制約
BEA Tuxedo リリース 7.1 以降のワークステーション・クライアントは、次のいずれかの場合に、リリース 7.1 より前の BEA Tuxedo システム・アプリケーションと相互運用します。
BEA Tuxedo リリース 7.1 以降のワークステーション・クライアントで、1 つのコンテキストに複数のスレッドがある場合は、リリース 7.1 より前の BEA Tuxedo システムとは相互運用しません。
クライアント・プログラムを作成する
ワークステーション・クライアントのプログラムをコンパイルし、リンクするには、buildclient(1) コマンドを使用します。 ネイティブ・ノード (BEA Tuxedo system がフル・インストールされているノード) でワークステーション・クライアントを作成する場合は、-w オプションを指定し、クライアントの作成にはワークステーション・ライブラリが必要であることを示します。 指定しない場合、デフォルトでは、ネイティブ・ノードにあるネイティブ・ライブラリとワークステーション・ライブラリのうち、ネイティブ・ライブラリが使用されます。 つまり、-w オプションを指定すると、ワークステーション・クライアントでは正しいライブラリが使用されることが保証されます。 ワークステーションには、ワークステーション・ライブラリしかないため、-w オプションを指定する必要はありません。
以下のリストは、ネイティブ・ノードでの buildclient(1) コマンド行の例です。
buildclient コマンド行
TUXDIR=/var/opt/tuxedo CC=ncc; export TUXDIR CC
buildclient -w -o wsclt -f wsclt.c -f "userlib1.a userlib2.a"
-o オプションには、出力ファイルの名前を指定します。 入力ファイルを指定するには、-f firstfiles オプションを使用し、システム・ライブラリより先にリンクされることを示します。 上の例に示すように、TUXDIR 環境変数を定義し、buildclient コマンドの実行時にシステム・ライブラリが検索されるようにしなければなりません。 CC は、デフォルトで cc になりますが、上の例のように、別のコンパイラを設定することもできます。
関連項目
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