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BEA Tuxedo 8.0 リリース・ノート

 

BEA Tuxedo リリース 8.0
日付: 2001 年 10 月 31 日

この文書は、ATMI、CORBA、および BEA Jolt を含めた BEA Tuxedo 8.0 リリースのリリース・ノートです。

 


リリース・ノートの内容

この文書では、以下の内容について説明します。

 


この BEA Tuxedo リリースについて

BEA Tuxedo 製品をご購入いただきありがとうございます。

BEA Tuxedo ソフトウェアは、ミッション・クリティカルなアプリケーションに依存する企業や組織に、アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイス (ATMI) および共通オブジェクト・リクエスト・ブローカ・アーキテクチャ (CORBA) インターフェイスという 2 つの定評あるプログラミング・インターフェイスの柔軟性を提供します。それらの両方のインターフェイスでは、大規模なトランザクション・ベースの実働システムでの長い年月にわたる使用によってそのパワー、堅牢性、スケーラビリティ、管理性能、および信頼性が実証されている BEA Tuxedo インフラストラクチャが使用されます。

ここでは、次の内容について説明します。

このリリースの新機能と改良点

BEA Tuxedo リリース 8.0 では、以下の新機能と拡張が提供されます。

これらの各機能の説明については、『製品の概要』を参照してください。

サーバ性能の拡張

以下のコンフィギュレーション・オプションを利用すると、BEA Tuxedo 8.0 の使用時に性能を向上させることができます。

次の 3 つのオプションは、UBBCONFIG ファイルの OPTIONS パラメータを使用してコンフィギュレーションします。

BEA Tuxedo 8.0 は、サービス・キャッシングという機能も備えています。サービス・キャッシングを使用すると、各コンテキストで以前に呼び出したサービスが記憶されます。この機能はデフォルトでは有効です。このキャッシュのサイズは、UBBCONFIG ファイルの SICACHEENTRIESMAX パラメータを使用してコンフィギュレーションします (MACHINES または SERVICES セクション)。

アップグレードの注意事項

BEA Tuxedo 8.0 へのアップグレードの詳細については、『BEA Tuxedo システムのインストール』の「BEA Tuxedo システムのリリース 8.0 へのアップグレード」を参照してください。

BEA 社の idltojava コンパイラ

WebLogic Enterprise 5.1 から、BEA 社のソフトウェアには idltojava コンパイラの BEA インプリメンテーションが含まれています。この idltojava コンパイラは、BEA Tuxedo 8.0 でも Java クライアントの開発用に提供されます。

注記 Unicode または OBV を使用する場合は、Sun Microsystems の idlj コンパイラを使用する必要があります。

CORBA Java クライアント・コンポーネントを含めた BEA Tuxedo のインストールが終了すると、idltojava コンパイラが $TUXDIR/bin ディレクトリ (UNIX システム) または %TUXDIR%\bin ディレクトリ (Windows システム) に配置されます (TUXDIR は BEA Tuxedo ソフトウェアのインストール・ディレクトリ)。

BEA Tuxedo idltojava コンパイラの使い方については、BEA Tuxedo オンライン・マニュアルの『BEA Tuxedo CORBA idltojava コンパイラ』および『BEA Tuxedo コマンド・リファレンス』を参照してください。

注記 バージョン 1.3 以降の Java 2 で idltojava コンパイラを使用していて問題が生じた場合は、Sun Microsystems から入手できる idlj を試して問題が解決されるかどうかを確認してください。

このリリースで修正された問題

表 1 は、BEA Tuxedo 8.0 で修正された問題のリストです。

表 1 このリリースで修正された BEA Tuxedo ATMI の問題

CR 番号

問題の説明

CR017272

ルーティングを使用しているときの GP_CAT:1283 メッセージの紛らわしいグループ情報。

CR020354

パスワードが暗号化された ubb の文書要求 -upload が 1 回しか機能しません。

CR033180

高度にインデックス付けされた GWEV_MSG_ACALL での GWTDOMAIN の予期できないクラッシュ。

CR035799

「tmboot -B xxx -l xxx」で分断ノードへのすべての接続を復元できません。

CR040709

WSL によるポートでのリッスンが断続的に失敗します。

CR040710

_tmtran_suspend で設定された TMGAUTOBEGIN フラグが関数の終了前にクリアされます。

CR040711

IIS がインストールされたすべての NT マシンでの遅延。

CR040712

tmadmin/reconnect によって tprecv() failed tperrno 13 revent 4 が生じます。

CR040713

Tuxedo 6.5 の tprealloc() が LIBTUX_CAT:228 で失敗します (パッチ・レベル 150 以降)。

CR040714

tpchkauth で、返された値が保持され、環境変数が再評価されません。

CR040717

(Tux6.5/eLink) dmunloadcf の出力に CODEPAGE パラメータが存在しません。

CR040720

RP/TUX 6.5 with RP170+:GWTDOMAIN: LIBTUX_CAT:743: ERROR: サービス’service-name’(グループ’group-name’)がありません。

CR040722

(Tuxedo 6.3 以降) Tuxedo による tpinit() 呼び出しの失敗の後にアプリケーションがハングします。

CR040723

GWADM で、バッファの tprealloc が tpreturn に再割り当てされません。

CR040725

GWTDOMAIN が機能しません。

CR040727

VIEW ファイルを利用できないときに Dynix でドメイン間の呼び出しが止まります。

CR040729

バックアップ・サーバが tmloadcf によって不正確に定義されます。

CR040730

tmadmin で、リモート・サービスが利用可能と間違って報告されます。

CR040732

タイトなループの TUX 6.5 RP 205> tpinit()/tpterm() が原因でクライアントがハングします。

CR040735

(TUX6.5) TPNOBLOCK フラグが WSL のネットワーク・タイムアウト・パラメータ「-N」に対して機能しません。

CR040741

TMS キューがいっぱいのときに WS tpcommit で TPEPROTO が取得されません。

CR040742

ドメイン用 の MIB の T_DMRDOMUSR の使用エラー。

CR040743

Tux 65 RP: ファイル記述子のリーク/ドメイン接続が解除されません。

CR040746

RSA ライブラリと SiteMinder ライブラリの不整合。

CR040747

ASP パッケージで Java クラス登録コマンド・ファイルがありません。

CR040754

BEA Tuxedo 7.1 での tpadmcall の問題。

CR040755

BEA Tuxedo 6.5: SYSTEM_ACCESS=PROTECTED がコンフィギュレーションされている場合に RM で ax_reg() の呼び出しが失敗します。

CR040896

BEA Tuxedo 6.5: WSC での不適切な tpacall の応答時間。

CR042467

BEA Tuxedo 7.1: マルチ・スレッドでマルチ・コンテキストのクライアントでハンドルがリークします。

CR042900

Ftypcvt(32) で、FLD_DOUBLE 型の 0.0 値が不適切に処理されます。

CR043199

Tux6.5 クライアントから Tux7.1 に大きな FML バッファを渡すとエラー WSNAT_CAT:1057 が生じます。

CR043265

BEA Tuxedo 6.5: TUX により、ULOG でスパム・メッセージが生成されます。

CR043459

SECURITY ALERT: GWTDOMAIN でリモート・ドメインにクリデンシャルがリークします。

CR044073

ルーティングを使用しているときの GP_CAT:1283 メッセージの紛らわしいグループ情報。

CR046349

エラー・コード GP_CAT:1345

CR046998

impersonate_user の呼び出し後に appkey が更新されます。

CR047995

エラー・コード GP_CAT:1345

CR047998

エラー・コード GP_CAT:1345


 

表 2 は、BEA Tuxedo 8.0 で修正された BEA WebLogic Enterprise の問題のリストです。

表 2 このリリースで修正された BEA WebLogic Enterprise の問題

CR 番号

問題の説明

CR031613

ISH プロセスの終了後に、リモート・クライアントで BEA WebLogic Enterprise アプリケーションに接続できません。ISL で ISH の失敗後にクリーン・アップが適切に実行されず、それ以後新しい ISH が生成されたとき、ISL では新しい ISH にクライアントのネットワーク接続を転送できませんでした。この問題の兆候は次のようなかたちで現れます。

メッセージ:
ISNAT_CAT:1385: ERROR: Cannot pass connection to handler

例外:
DL:beasys.com/Tobj/InvalidDomain:1.0

CR031614

BEA WebLogic Enterprise クライアントが、サービス・コンテキストを持つ ORB の応答を処理するときにクラッシュします。この問題は、UBS 独自の ORB ISI で発生し、応答を受信するときの BEA WebLogic Enterprise ORB のアライメントであると診断されました。

CR040733

BEA WebLogic Enterprise 5.0.1 LIBTUX_CAT:1199。再アタッチ不能。

CR040751

BEA WebLogic Enterprise 5.1 GWTDOMAIN のクラッシュ。

CR041545

BEA WebLogic Enterprise 5.0.1 TMFFNAME のメモリ・リーク。

CR041546

GIOP 1.2 が BEA WebLogic Enterprise 5.01 および 5.1 (C++) でサポートされますが、プロトコルのインプリメンテーションにバグがあります。GIOP 1.2 を使用して BEA WebLogic Enterprise 5.01 サーバまたは 5.1 サーバと通信する Java クライアントで、FactoryFinder を使用することができませんでした。両方のケースで、list_factories() メソッドを呼び出すと COMM_FAILURE 例外が発生しました。

CR041547

BEA WebLogic Enterprise 5.1 アプリケーション・サーバが、Server::initialize() で行われた TP::create_active_object_reference() の呼び出しでハングします。この問題は、UBBCONFIGSECURITYUSER_AUTH としてコンフィギュレーションされている場合に発生します。SECURITY がコンフィギュレーションされていない場合はハングしませんでした。報告によれば、BEA WebLogic Enterprise 4.2 および 5.0.1.でも同じ問題が発生します。

CR042282

C++ クライアント ORB に、sequence 型の生成された関数がありません。

生成された _ForSeq_var には、
_ForSeq_var& operator=(CORBA::Char * _ptr);

がありましたが、オーバーロードの
_ForSeq_var& operator=(const CORBA::Char * _ptr);

がありませんでした。つまり、

//IDL
typedef sequence<string> SequenceOfStrings;
//C++
SequenceOfStrings mySequence;
mySequence.length(1);
mySequence?] = (const char*)"Lah";

が、実際には次の演算子を呼び出していました。
_ForSeq_var& operator=(CORBA::Char * _ptr);
この演算子は所有権を取得し、したがって問題を生じさせます。

CR044108

サーバと HPUX 11.0 上の libEntrust.sl 共有ライブラリをリンクさせるときに、次の例外を受信します。
CORBA exception : IDL:omg.org/CORBA/INTERNAL:1.01329733795

CR044936

長いクラス名 (71 文字以上) の InitialContext.lookup() でネーミング例外がキャッチされます。

CR019322

C++ CORBA サンプル (通知、チャットルーム、インターセプタ) に、エラーが発生したときに exit を呼び出した UNIX セットアップ・スクリプトがあります。

CR040715 および CR034150

BEA WebLogic Enterprise 5.0.1 のイベント通知ソフトウェアで、大きなメッセージによって障害が発生します。

CR040716 および CR034155

Solaris 上の BEA WebLogic Enterprise 5.0.1 で、障害があっても永続イベント通知で警告が発行されません。

CR040726 および CR037059

BEA WebLogic Enterprise 5.1 /WS クライアントのメモリ・リーク。

CR040731
および CR038537

BEA WebLogic Enterprise で、BEA Tuxedo ドメインに接続するときに ALL> wud32 が機能しません。

表 3 は、BEA Jolt 8.0 で修正された問題のリストです。

表 3 このリリースで修正された BEA Jolt の問題

CR 番号

問題の説明

CR020433

BEA Jolt クライアントで任意通知型のイベント通知が受信されません。tpnotify() または tpbroadcast() を使用して、BEA Tuxedo サービスから BEA Jolt クライアントに対して任意通知型通知が送信されても、BEA Jolt クライアント側で受信できない場合があります。BEA Jolt クライアントが、イベントの待機中にブロック状態になると、タイムアウトが発生します。

CR020183

同時アクセスの途中で JET トランザクション要求がタイムアウトになります。bankapp では複数の Java サーバが起動します。bankapp で預け入れおよび引き出しを実行するトランザクション要求を行う複数のクライアント・プロセスが開始されます。それらのクライアントでは、時間がずれ始め、正常に複数の要求が処理されます。最終的に、その時差間隔は、両方のクライアントが同時に要求を行うまで短縮されます。ATMI がトレースしている状態でこの状況になると、JET 要求が銀行に対して行われ、その銀行が応答したように感じられますが、応答が受信されることはありません。

CR048378

BEA Jolt 1.2 での、tpcancel tperrno TPEBADDESC 後のシグナル 11 を伴った JSH コア・ダンプ。

CR040718

29 文字以上の FML フィールドが Jolt で受け入れられません。

CR040745

Jolt セッション・プールに、RECVTIMEOUT を設定するメカニズムがありません。

CR049546

BEA Jolt 1.2 で、JRLY の停止後に JRAD で接続が解放されません。JRLY が停止されるか (JRLY-stop を使用)、または JRLY のあるサーバが再起動されたときに、JRAD で接続が解放されません。netstat では、ポートが解放されていないことが示されます。結果として、JRLY が再び開始されたときに、JRLY_error_log ファイルに次のエラーが記録されます。
[Mon Jun 04 16:35:45 2001] JRAD:168:0: Warning: disconnected from JRAD lcaix9:7314.

ULOG では、次のエラーが示されます。
082543.TUXEDO04!JRAD.366: JRAD_CAT:1539: WARN: Refusing connection to JRAD. JRLY connection exists.

表 4 は、このリリースの BEA Tuxedo についてのベンダの修正事項を示しています。

表 4 このリリースの BEA Tuxedo についてのベンダの修正事項

CR 番号

問題の説明

CR013809

Administration Console: Netscape で [ファイル] から [終了] を選択すると終了します。

CR046990

Compaq Tru64 UNIX 5.1 システムおよび InstallAnywhere スクリプトの問題。

CR049880

Dux マシンで Tuxedo80_tru64.bin をインストールしているときに、コンソールと GUI モードの両方でデバッグ情報が表示されます。

 


BEA Tuxedo ソフトウェアのコンポーネント

BEA Tuxedo ソフトウェアのコンポーネントは以下のとおりです。

 


ソフトウェア・コンポーネントのライセンス要件

BEA Tuxedo 8.0 では、すべてのソフトウェア・コンポーネントが製品の CD に収められています。製品を購入すると、使用するコンポーネントを使用可能にするライセンスが 1 つ発行されます。

ライセンスは、以下の製品コンポーネントを使用可能にするために使用します。

注記 BEA 社から 128 ビット暗号化のライセンスを取得しないと、データ・メッセージに 128 ビットの暗号化を使用することはできません。ただし、128 ビットのライセンスを取得しなくても、BEA Tuxedo Administration Console のメッセージでは 128 ビットの暗号化を使用できます。

BEA Tuxedo 8.0 を使用するには、ライセンスを新しい形式にアップグレードする必要があります。以前のライセンスは利用できません。現状でサポート契約を結んでいる場合は、以下のいずれかの方法でライセンスをアップグレードできます。

 


サポート対象プラットフォーム

BEA Tuxedo ソフトウェアは、以降の節で示されているプラットフォームで動作します。BEA 社では、それらのプラットフォームが、BEA Tuxedo リリース 8.0 で開発および運用に使用できることを確認済みです。ほかのプラットフォームでは、カスタマ・サポートを提供できません。BEA 社では業界標準に準拠した方法で BEA Tuxedo ソフトウェアをインプリメントしようとしましたが、サード・パーティ製のすべてのデータベースや ORB 製品などでその使用を確認することは不可能です。

BEA Tuxedo サーバのプラットフォーム

BEA Tuxedo サーバ・コンポーネントは、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo クライアントのプラットフォーム

BEA Tuxedo クライアント・ソフトウェアは、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo Administration Console のプラットフォーム

BEA Tuxedo Administration Console ソフトウェアは、BEA Tuxedo サーバのプラットフォームで示されているすべてのプラットフォームで動作します。

注記 Administration Console ソフトウェアは Microsoft Windows 98 システムにはインストールできません。ただし、Microsoft Windows 98 システム上にある Web ブラウザを使用して、BEA Tuxedo サーバ・システム上にある Administration Console (ネットワーク経由でアクセス可能なもの) にアクセスして使用することができます。

BEA セキュリティ・サービスのプラットフォーム

BEA Tuxedo セキュリティ・サービス (56 ビットまたは 128 ビット) は、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo 8.0 では、セキュア・ソケット・レイヤ (SSL) とリンク・レベルの暗号化 (LLE) という 2 種類の暗号化サービスを利用できます。SSL および LLE 暗号化ソフトウェアは、BEA Tuxedo 8.0 配布キットに収められており、インストール手続きの過程でコンフィギュレーションします。SSL ソフトウェアもインストール時にコンフィギュレーションします。

上記のプラットフォームで BEA Tuxedo セキュリティ・サービス・ソフトウェアを使用するには、まず以下のオプションのいずれかに従ってソフトウェアをインストールする必要があります。

 


ソフトウェア環境

以降の節では、BEA Tuxedo ソフトウェアでサポートされている各プラットフォームで動作可能なソフトウェアを示します。

各プラットフォームでサポートされているソフトウェア

表 5 は、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行できる各プラットフォームでサポートされているソフトウェアを示しています。

表 5 各プラットフォームでサポートされているソフトウェア

プラットフォーム

Java 2 SDK および JRE1

C/C++ および COBOL コンパイラ

クライアント

サーバ

HP-UX V11.0、32 ビット (パッチ PHKL_21039、PHKL_21684、および PHKL_21778 適用)

Java 2 SDK 1.3.0 (HotSpot)、Java 2 JRE 1.3.0 (HotSpot)、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

HP aC++ B3913DB A.03.25、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Microsoft Windows 2000

Java 2 SDK 1.3.0-C、Java 2 JRE 1.3.0-C、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Microsoft Visual C++ 6.0 + Service Pack 4、Microsoft Visual Basic 6.02 + Service Pack 4、Merant の Net Express 3.1 (COBOL)

C++、ActiveX、CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS、ActiveX

CORBA C++、ATMI

Microsoft Windows 98

Java 2 JRE 1.3.0-C、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

使用不可 (開発プラットフォームではない)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、Tuxedo /WS、ActiveX

なし

Solaris 8 for SPARC 32 ビット

Java 2 SDK 1.3.0、Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Sun WorkShop 6 C++ 5.1 (Forte 6.0)、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL) (開発でのみ必須)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Red Hat Linux 6.2

Java 2 SDK 1.3.0、Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

C++ gcc バージョン egcs-2.91.66 19990314/Linux (egcc-1.1.2 リリース)、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL) (開発でのみ必須)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Compaq Tru64 5.1

Java 2 SDK 1.3.0、

Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Compaq C++ 6.2-024、Compaq C 6.3-027、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

1

Java 2 JRE は実行時環境で必要です。

2

これは、ActiveX クライアント・アプリケーションを実行するクライアント・システムでのみ必須です。C++、Java、および VisiJava クライアント・システム、またはサーバのみの Microsoft Windows 2000 システムでは不要です。

各プラットフォームでサポートされているデータベース

BEA Tuxedo ATMI および CORBA C++ アプリケーションでは、XA および XA 準拠のデータベースがサポートされます。BEA 社では、表 6 で示されている Oracle データベースとの XA の使用を確認済みです。

表 6 XA 準拠の確認済みコンフィギュレーション

プラットフォーム

ATMI および CORBA C++ アプリケーションでテストしたデータベース

HP-UX 11.0、Microsoft Windows 2000、Red Hat Linux 6.2、および Solaris 8 for SPARC 32 ビット

University サンプルをビルドするためには、Oracle 8.1.6. Programmer/2000 Pro*C/C++ バージョン 8.1.6.0 が必要です。

Compaq Tru64 5.1

University サンプルをビルドするためには、Oracle 8.0.5. Programmer/2000 Pro*C/C++ バージョン 2.3.3.3 が必要です。


 

サポートされているセキュリティ関連のソフトウェア

次のセキュリティ・ソフトウェアは、すべての BEA Tuxedo プラットフォームでサポートされています。

表 7 は、SSL 証明書ソフトウェアがインストールされている場合に SSL をサポートする BEA Tuxedo クライアントと接続、および SSL をサポートしないクライアントと接続を示しています。

表 7 BEA Tuxedo の SSL 3.0 のサポート

SSL がサポートされているクライアントと接続

SSL がサポートされていないクライアントと接続

1

BEA WebLogic Server ではクライアントからの SSL 接続がサポートされますが、BEA WebLogic Server 4.5.1 の BEA WebLogic Enterprise Connectivity では、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo 8.0 ISL/ISH の間の接続プールで SSL がサポートされません。BEA WebLogic Server 5.1、6.0、および 6.0 + サービス・パック 1 (SP1) では、BEA WebLogic Enterprise Connectivity を使用する必要があります。BEA WebLogic Server 6.0 SP2 と BEA Tuxedo 8.0 CORBA (RMI/IIOP 使用) の間では SSL 接続がサポートされます。

2

BEA Tuxedo 8.0 の 56 ビットまたは 128 ビットの暗号化は、これらの接続のリンク・レベルの暗号化、およびマシンとドメインの接続のリンク・レベルの暗号化で利用できます。


 

Oracle 8.* データベース用のリソース・マネージャ (RM) 値

BEA Tuxedo ソフトウェアには、いくつかのコマンド (buildtms など) で、RM ベンダによって提供される必須ライブラリ・ファイルのインストール位置と設定を確認するために使用されるリソース・マネージャ (RM) ファイルが含まれています。buildtms コマンドのサンプルを次に示します。

prompt> buildtms -o $TUXDIR/bin/TMS_XYZ -r XYZ/SQL # TMS for XYZ
resource manager

この例の中で、-r XYZ/SQL パラメータは $TUXDIR/udataobj/RM または %TUXDIR%\udataobj\RM ファイルで定義されている RM 名を識別します。TUXDIR は、BEA Tuxedo ソフトウェアをインストールしたディレクトリです。

Oracle 8.0.5 または Oracle 8.1.6 データベースを使用する上で便利なように、Oracle XA インターフェイスの使用に必要な RM の文字列を以下に示します。

Windows の場合

#Oracle 8.0.5
Oracle_XA;xaosw;%ORACLE_HOME%\pro80\lib\msvc\sqllib80.lib
%ORACLE_HOME%\rdbms80\xa\xa80.lib %ORACLE_HOME%\oci80\lib\msvc\oci.lib
%ORACLE_HOME%\oci80\lib\msvc\ociw32.lib

#Oracle 8.1.6
Oracle_XA;xaosw;%ORACLE_HOME%\precomp\lib\msvc\orasql8.lib
%ORACLE_HOME%\rdbms\xa\oraxa8.lib
%ORACLE_HOME%\OCI\LIB\msvc\Oci.LIB
%ORACLE_HOME%\OCI\LIB\msvc\Ociw32.LIB

Compaq Tru64 UNIX の場合

#ORACLE 8.0.5
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh

HP-UX の場合

#Oracle 8.0.5. or 8.1.6
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh

Red Hat Linux の場合

#ORACLE 8.0.5

# RM String for ORACLE 8.0.5 on linux
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib/ -lc -lclntsh
${ORACLE_HOME}/lib/scorept.o ${ORACLE_HOME}/lib/sscoreed.o
${ORACLE_HOME}/rdbms/lib/kpudfo.o -lclient -lsql
${ORACLE_HOME}/lib/nautab.o ${ORACLE_HOME}/lib/naeet.o
${ORACLE_HOME}/lib/naect.o ${ORACLE_HOME}/lib/naedhs.o `cat
${ORACLE_HOME}/lib/naldflgs` -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2
-lnttcp -lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lmm -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2 -lnttcp
-lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric
${ORACLE_HOME}/lib/libplsf.a ${ORACLE_HOME}/lib/libplsb.a
${ORACLE_HOME}/lib/libextp.a -lepc -lnlsrtl3
-lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lclient -lvsn -lcommon
-lgeneric -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 `cat
${ORACLE_HOME}/lib/sysliblist` -ldl -lm

#Oracle 8.1.6

Oracle_xa:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh

Solaris の場合

# ORACLE 8.0.5

Oracle_xa:xaosw:-mt -KPIC -lm -lc -lnsl
-L${ORACLE_HOME}/lib/ -lclntsh ${ORACLE_HOME}/lib/scorept.o
${ORACLE_HOME}/lib/sscoreed.o ${ORACLE_HOME}/rdbms/lib/kpudfo.o -lclient
-lsql ${ORACLE_HOME}/lib/nautab.o ${ORACLE_HOME}/lib/naeet.o
${ORACLE_HOME}/lib/naect.o ${ORACLE_HOME}/lib/naedhs.o `cat
${ORACLE_HOME}/lib/naldflgs` -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2
-lnttcp -lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lmm -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2 -lnttcp
-lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lepc -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lnlsrtl3
-lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 `cat ${ORACLE_HOME}/lib/sysliblist` -R
/opt/SUNWspro/lib:${ORACLE_HOME}/lib:/usr/ccs/lib:/usr/lib -lc -laio -lm

#Oracle 8.1.6

Oracle_xa:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh

 


オンライン・マニュアル

BEA Tuxedo の製品マニュアルは次の場所から入手できます。

Microsoft Windows システム上でマニュアル CD にアクセスする

CD のオンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. BEA Tuxedo オンライン・マニュアル CD を CD-ROM ドライブに挿入しま す。

  2. Windows エクスプローラで、オンライン・マニュアル CD の次のディレクト リにある index.htm をクリックします。
    doc\tuxedo\tux80j\index.htm

    ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。

UNIX システム上でマニュアル CD にアクセスする

オンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. BEA Tuxedo オンライン・マニュアル CD を CD-ROM ドライブに挿入しま す。

  2. CD をマウントしますSolaris システムではこの手順を省略できます。

    注記 サポートされている UNIX プラットフォームで CD をマウントする方法については、『BEA Tuxedo システムのインストール』の付録 A を参照してください。

  3. Netscape ブラウザを起動し、/mnt/doc/tuxedo/tux80j/index.htm を設定 します (mnt は CD のマウント・ポイント)。Enter キーを押します。

ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。

Java API マニュアルにアクセスする

オンライン・マニュアル CD に収められている Java API マニュアルに加えて、BEA Tuxedo Java クライアント ORB および BEA Jolt 8.0 のマニュアルが、BEA Tuxedo ソフトウェアのインストールされている各マシンに自動的にインストールされます。

BEA Tuxedo Java クライアント ORB API のマニュアルは、次の場所にインストールされます。TUXDIR は、BEA Tuxedo のインストール先の最上位ディレクトリです。

Windows システムの場合

Java クライアント ORB: %TUXDIR%\tuxedo8.0\docs\m3java\index.html

BEA Jolt: %TUXDIR%\tuxedo8.0\udataobj\jolt\doc\index.html

UNIX システムの場合

Java クライアント ORB: $TUXDIR/tuxedo8.0/docs/m3java/index.html

BEA Jolt: $TUXDIR/tuxedo8.0/udataobj/jolt/doc/index.html

Netscape または Microsoft Internet Explorer を使用して、上記のディレクトリにあるスタート・ページ index.htm を開きます。

製品マニュアルを使用中のシステムにコピーする

オンライン・マニュアルをお使いのシステムにコピーすることもできます。お使いのコンピュータの処理速度によっては、CD の内容をローカル・ドライブにコピーする方が応答時間を短縮できます。

マニュアルをネットワーク上で利用するには、CD をサーバの CD-ROM ドライブに挿入し、共有に設定してください。この操作を行うと、サーバのハード・ディスク・ドライブの約 100 MB を節約できます。

また、マニュアル CD の内容を社内イントラネットの Web サーバにコピーすることもできます。Web サーバの使い方の詳細については、Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチを参照してください。

製品マニュアルを Microsoft Windows システムにコピーする

オンライン・マニュアル CD の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。

  1. オンライン・マニュアル CD を CD-ROM ドライブに挿入します。

  2. Windows エクスプローラで CD ドライブのアイコンをダブルクリックしま す。Windows エクスプローラに、CD のルートとして doc\ フォルダが表示 されます。

  3. CD の最上位ディレクトリで doc\ フォルダを選択し、Windows エクスプ ローラの [編集] メニューから [コピー] を選択するか、または Ctrl キーを 押した状態で C キーを押して CD の内容をコピーします。

  4. ローカル・ドライブ (C: ドライブなど) にコピーします。
    Windows エクスプローラの [編集] メニューから [貼り付け] を選択するか、 Ctrl キーを押した状態で V キーを押してください。

    注記 CD の内容は、Windows エクスプローラのドラッグ&ドロップ機能を使用してもコピーできます。

製品マニュアルを UNIX システムにコピーする

オンライン・マニュアル CD の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。

  1. CD をマウントしますSolaris システムではこの手順を省略できます。

    注記 サポートされている UNIX プラットフォームで CD をマウントする方法については、『BEA Tuxedo システムのインストール』を参照してください。

  2. ファイルを配置するディレクトリに移動します (cd /mydirectory/docs な ど)。

  3. 再帰コピー・コマンド (cp -r /mnt/cdrom/*. など) を使用して CD の内容 をすべてコピーします。

Web ブラウザから印刷する

Web ブラウザからオンライン・マニュアルを印刷できます (ただし、1 ファイルずつ)。印刷する前に、印刷対象の章や付録がブラウザ画面に表示され、選択されていることを確認してください。BEA Tuxedo マニュアルを印刷する場合は、HTML 形式より Adobe Acrobat PDF 形式をお勧めします。

Adobe Acrobat PDF ファイルを印刷する

BEA Tuxedo マニュアルには、すべてのオンライン文書の Adobe Acrobat PDF ファイルが含まれています。Adobe Acrobat Reader を使うと、各文書の全体または一部を印刷できます。次の手順に従います。

  1. オンライン・マニュアルのホーム・ページで [PDF 版] ボタンをクリックしま す。

  2. 印刷対象の文書が表示されるまでスクロールします。

 


製品の制約

表 8 は、BEA Tuxedo 8.0 の制約について説明し、推奨される対策を示しています。

表 8 製品の制約

1.

予約されたリポジトリ ID。


説明

#pragma ID OMG IDL 指針で Repository をインターフェイス・リポジトリ ID として使用するか、そのような ID の先頭部分で pk_ を使用すると、BEA Tuxedo システム内部で使用される ID との不整合が生じます。それらの ID を使用すると、予期しない振る舞いが起こります。


プラットフォーム

すべて


対策

#pragma ID OMG IDL 指針を使用する場合は、リポジトリ ID として Repository または pk_ で始まる ID を使用しないでください。

2.

動的起動インターフェイス (DII) の使用に関する制約。


説明

DII を使用する場合は、特定の制限を守らないと問題が生じることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

以下の制限を守ってください。

3.

リモート BEA Tuxedo クライアントのログオン/認証バイナリ・ユーザ・データで NULLを使用できない。


説明

AuthType レベルの Tobj::TOBJ_APPAUTH を使用する場合は、ログオン/認証 API に渡されるリモート BEA Tuxedo クライアントのバイナリ user_data では NULL を使用できません。


プラットフォーム

すべて


対策

バイナリ user_data で問題なく NULL を使用することは可能です。1 つの解決策は、IIOP モードではなくネイティブ・モードを使用することです。ネイティブ・モードでは問題は起こりません。

4.

クライアントの呼び出しがデフォルトで 60 秒後にタイムアウトになる。


説明

BEA Tuxedo IIOP サーバ・リスナ/ハンドラまたはサーバ・アプリケーションを呼び出すクライアント・アプリケーションは、デフォルトで応答なく 60 秒過ぎるとタイムアウトになります。クライアント・アプリケーションでは、NO_RESPONSE、NO_RESOURCES、または COMM_FAILURE 例外が受信されます。


プラットフォーム

すべて


対策

デフォルトのタイムアウトは、UBBCONFIG ファイルで SCANUNIT および BLOCKTIME を調整するか、サーバの負荷を減らすことで変更できます。

5.

University サンプル・アプリケーション実行時のフォントに関する既知の問題。


説明

University サンプル・アプリケーションを実行するときには、フォントの可用性とサイズがインストール次第でプラットフォームごとだけでなく、マシンごとでも異なります。結果として、プラットフォームによってはテキスト・サイズが大きすぎたり小さすぎたりすることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

6.

遅延同期要求を含むトランザクションで問題が生じる。


説明

DII を使用しているときに、トランザクションのコンテキストで遅延同期要求を開始すると、そのトランザクションは正常に完了しません。


プラットフォーム

すべて


対策

遅延同期要求の応答を待ち、その応答を受信してからトランザクションをコミットします。そうしないと、予期できない結果になります。

7.

Microsoft の Visual C 6.0 コンパイラで特定の long minimum 値が正確に評価されない。


説明

整数リテラルの OMG 仕様では long minimum 値が -231 として規定されていますが、生成されたコードでそれが -2147483648 として定義されている場合、MSVC 6.0 コンパイラではこの式が正しく評価されません。その理由は、その正の数値が最初に評価され、long MAXIMUM 値の 2147483647 を超えていると判断されて、実質的に long minimum 値が -2147483647 に減らされるからです。


プラットフォーム

Microsoft Windows NT


対策

long minimum リテラルを最小値の -231 で定義しないでください。

8.

オペレーション名としての IDL の C++ 予約語。


説明

IDL ファイルでオペレーション名として C++ 予約語を使用しないでください。オペレーション名として C++ 予約語を使用すると、IDL コンパイラが失敗することがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

IDL ファイルでオペレーション名を C++ 予約語ではない名前に変更します。

9.

BEA Tuxedo ATMI と BEA Tuxedo CORBA の相互運用性を可能にするアプリケーションでの CORBA と FML のデータ型のマッピング。


説明

『FML を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』で説明されているように、BEA Tuxedo アプリケーションでは限られた数のデータ型をサポートする FML フィールド・バッファが使用されます。BEA Tuxedo アプリケーションと BEA Tuxedo CORBA アプリケーションで相互運用性を実現するには、対応するデータ型のマッピングを慎重に処理する必要があります。たとえば、CORBA::Long はどのプラットフォームでも long であるわけではありません。したがって、BEA Tuxedo アプリケーションからの tpcall 実行の後および前に、FML バッファの読み書きの時点で変換を行う必要があります。BEA Tuxedo アプリケーションで FML long として CORBA::long を渡して BEA Tuxedo 呼び出しを行う場合、通常は次のようになります。

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &WLE_CORBA_long, 0);

これは、次のような tpcall を実行する前に発行します。

tpcall((char*)SomeTuxService, (char*) fmlbuf,
(char**) &fmlbuf, sizeof(fmlbuf), 0)

このような呼び出しはほとんどのプラットフォームで成功しますが、Compaq Tru64 UNIX では失敗します。

注記 BEA Tuxedo ノーティフィケーション・サービスを使用して BEA Tuxedo イベントと BEA のシンプル・イベントまたは CosNotification 構造化イベントの相互運用性を実現するアプリケーションは、この問題の影響を受けます。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo アプリケーションと BEA Tuxedo CORBA アプリケーションの相互運用性を実現するには、Fadd32 文を次のように変更する必要があります。

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &WLE_CORBA_long, 0);

この文を次のように変更します。

long FML_long = WLE_CORBA_long;

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &FML_long, 0);

tpcall から返され、CORBA::Long として使用される long 値を受信するために、逆変換も必要になります。

University Wrapper サンプル・アプリケーションではこの例が示されます。その ACCOUNT_NO は、BEA Tuxedo billw_server によってラッピングされた BEA Tuxedo Billing アプリケーションの long です。BEA Tuxedo univw_server および billw_server では、AccountNumberCORBA::Long を使用し、次のように適切に変換を処理します。

CORBA::Double Teller_i::get_balance(
BillingW::AccountNumber account)
{
long account_l = account;
:

call_tux(m_tuxbuf, "CURRBALANCE");
:
}


 

 


既知の問題

以降の節では、BEA Tuxedo バージョン5 8.0 ソフトウェアに関する既知の問題を説明し、推奨される対策を示します。問題は、変更要求 (CR) 番号順にリストされています。CR 番号は、問題を追跡しやすくするために使用します。

既知の問題は、次のように分類されています。

注記 CORBA ユーザは、BEA Tuxedo ATMI の既知の問題を説明している節もお読みください。それらの問題のいくつかは CORBA アプリケーションに影響します。

未解決の問題の追跡について支援が必要な場合は、BEA カスタマ・サポート・サービスに問い合わせください。BEA カスタマ・サポート・サービスへのお問い合わせの際には、CR 番号をお伝えください。

相互運用性に関する既知の問題

表 9 は、相互運用性に関する既知の問題を示しています。

表 9 相互運用性に関する既知の問題

CR036436

WLE 5.0.1 との相互運用性に関する BEA Tuxedo 8.0 の要件。


問題

WLE 5.0.1 では、AAA_TCM がサポートされません。DBBL からのすべての op コードには AAA_TCM があります。このため、WLE 5.0.1 では BBL が失敗します。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo 8.0 と WLE 5.0.1 で相互運用性を実現するには、MASTER 側の環境変数 ALLOW_INTOP をエクスポートします。

CR042593

BEA Tuxedo 8.0 リリースの GWTDOMAIN で Tuxedo 7.1 リリースと通信できない。


問題

BEA Tuxedo 8.0 クライアントでは、BEA Tuxedo 7.1 ドメインで宣言されたリモート・サービスに接続できません。

BEA Tuxedo 8.0 ドメインでは、既存のドメイン接続が再利用されません。たとえば、あるリモート・サービスに対して tpacall を行い、続けて同じドメインの別のリモート・サービスに対して tpcall を行うと、BEA Tuxedo 8.0 ドメインでは接続を 2 回確立しようとします。

接続が BEA Tuxedo 7.1 側から確立される場合、その接続は正常に確立されます。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo 7.1 のパッチをインストールしてこの問題を修正します。BEA カスタマ・サポートにご連絡ください。


 

CORBA クライアントのプログラミングに関する既知の問題

表 10 は、CORBA クライアントのプログラミングに関する既知の問題を示しています。

表 10 CORBA クライアントのプログラミングに関する既知の問題

CR039550

ネイティブ・クライアントで poll_next_response() を使用した際のメモリ・リーク。


問題

ネイティブ・モードで CORBA クライアントを実行している場合、poll_next_response() を呼び出すと小さなメモリ・リークが発生します。poll_next_response() は繰り返し呼び出されるのが普通なので、最終的には NO_MEMORY 例外に至ることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

解決策の 1 つは、ネイティブ・モードではなく IIOP モードを使用することです。IIOP モードでは問題は起こりません。もう 1 つの解決策は、反復ループに短い休止を挿入することです。そうすれば、リークがすぐに拡大するのを防ぐことができます。10 ミリ秒の休止でも、リークの拡大が大幅に遅くなります。可能な限り大きな休止を挿入することをお勧めします。


 

CORBA サーバのプログラミングに関する既知の問題

表 11 は、CORBA サーバのプログラミングに関する既知の問題を示しています。

表 11 CORBA サーバのプログラミングに関する既知の問題

CR012652

リポジトリ ID がないため、CORBA::Any に格納されたシーケンスと配列をリモートに渡すことができない。


問題

CORBA::Any に格納されたシーケンスと配列はリモートに渡すことができません。それらの型は、ネットワーク経由で転送するために指定される構文にリポジトリ ID を持ちません。共通データ表現 (CDR) 転送構文の説明については、「The Common Object Request Broker: Architecture and Specification, Revision 2.2」の表 13-2 を参照してください。

リポジトリ ID は、Any に格納された型のマーシャリングを解除するために受信側の ORB で使用されます。この ID がないと、ORB ではデータ型のマーシャリングを解除するための十分な情報を得ることができません。この制限は、今後のリリースで取り払われます。


プラットフォーム

すべて


アプリケーション・タイプ

CORBA C++


対策

シーケンスと配列は、構造体などのほかのデータ型で使用できます。あるいは、パラメータとして直接使用することもできます。

CR031816

マルチスレッドを使用したメソッドの要求が早くタイムアウトになってしまう。


問題

マルチスレッド・アプリケーションが関わる特定の状況では、メソッドがすぐにタイムアウトになってしまいます。この問題の兆候は、ログ・ファイルの「LIBTUX_CAT:669 "ERROR: Message operation failed because of the invalid message queue identifier."」のようなエラー・メッセージとして現れます。

このエラー・メッセージは、MAXACCESSORSMAXWSCLIENTS などのオプションでコンフィギュレーション設定が不十分である場合にも発生します。タイムアウト設定を引き上げる前にこれらの設定を確認してください。


プラットフォーム

すべて


対策

UBBCONFIG ファイルで BLOCKTIME および SCANUNIT の設定を引き上げます。たとえば、SCANUNIT 5、BLOCKTIME 6000 のようにします。

CR50166

間違った順序での C++ の定義 (IDL->C++)。


問題

Tuxedo IDL コンパイラでは、基本クラスが完全に定義される前に基本クラスへのリファレンスを持つクライアント・インクルード・ファイルが書き出されることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

ほかのインターフェイスまたは値型を継承するインターフェイスまたは値型を別の IDL ファイルに配置します。

CR50593、CR51024、および CR50664

WStringValue での Any の挿入が定義されていない。
ValueBase での Any の挿入が定義されていない。
Any のシーケンスのマーシャリングを解除できない。


問題

値型との Any の使用は BEA Tuxedo 8.0 ではサポートされていません。Any への値型の挿入、および Any からの値型の抽出は、今後のリリースでサポートされます。


プラットフォーム

すべて


対策

Any では値型を使用しないでください。

CR050406

生成された値型の _copy_value() ルーチンが完全ではない。


問題

Tuxedo IDL コンパイラでは、-i コマンド修飾子を使用して値型のサンプル・インプリメンテーションを作成できます。値型のインプリメンテーションで作成されるルーチンの 1 つは _copy_value ルーチンです。このルーチンで生成されたコードは、OMG CORBA 仕様に準拠していず、値型メンバのシャロー・コピーしか実行しません。

それでは、複雑な値型では不十分です。


プラットフォーム

すべて


対策

サンプルのインプリメンテーション・ソース・ファイルを生成して、値型のデータ・メンバのそれぞれでディープ・コピーを実行するように _copy_value ルーチンを編集します。

CR050516

値ファクトリについて、互換性のない型がタイプ・コードにある。


問題

タイプ・コード (_tc_MyType->id() など) の定義では const char* が返されますが、register_value_factory では char* const が想定されているので、Microsoft Visual C は次のメッセージを示してハングします。

TuxClient.cpp(83) : error C2664: 'register_value_factory' : cannot convert parameter 1 from 'const char *' to 'char *const ' Conversion loses qualifiers


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

一時変数を仲介として使用します。

CR050552

SSL URL 構文の解析が正常に機能しない。


問題

ランダムなアドレス・グループの後にカンマ区切りのアドレス・リストを格納する URL アドレス・リストは正確に解析されません。


プラットフォーム

すべて


対策

複数の URL タイプをリストに混在させないでください。

CR050760

WebLogic Server からの NULL 値型が Tuxedo で正確に認識されない。


問題

BEA WebLogic Server アプリケーションで Tuxedo アプリケーションに送信される NULL 値型が符号化される場合、それらの NULL 値型は抽象インターフェイスを格納する CORBA Any としてマッピングされます。BEA Tuxedo では、それらの構造体は NULL 値型として正確に解釈されません。


プラットフォーム

すべて


対策

アプリケーションを編集し、NULL 値型インスタンス

を渡さなくて済むようにします。

CR050841

入れ子の値型が原因で IDL コンパイラのコア・ダンプが生じる。


問題

IDL の定義では、値型はそれら自身のリファレンスを格納できます。

状況によっては、それらの構造体が原因で IDL コンパイラが失敗します。


プラットフォーム

Compaq Tru64


対策

IDL ファイルを編集して入れ子の値型リファレンスを排除するか、別のプラットフォームで IDL コンパイラを実行し、生成された C++ スタブ、スケルトン、およびインプリメンテーション・ソース・ファイルを Tru64 プラットフォームにコピーします。


 

idltojava コンパイラの既知の問題

表 12 は、idltojava コンパイラの既知の問題を示しています。

表 12 idltojava コンパイラの既知の問題

CR049840

idltojava で #pragma 接頭辞がインクルード・ファイルに適用されない。


問題

idltojava コンパイラでは、#pragma 接頭辞で指定された接頭辞が、その #pragma 接頭辞が指定された同じ IDL ファイルで以降にインクルードされている IDL インクルード・ファイルで定義されたエンティティに適用されないことがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

ほかのファイルをインクルードする IDL ファイル、およびインクルードされた各ファイルに #pragma 接頭辞を追加します。

NA

Java 2 バージョン 1.3 以降で idltojava コンパイラを使用する際の問題。


問題

Java 2 バージョン 1.3 以降で idltojava コンパイラを使用する際に問題が生じることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

Sun Microsystems から提供されている idlj コンパイラを使用します。


 

要求レベルのインターセプタ (RLI) に関する既知の問題

表 13 は、BEA Tuxedo の要求レベルのインターセプタ (RLI) コンポーネントの既知の問題を示しています。この節の CR は、CORBA アプリケーションに関連します。

表 13 RLI に関する既知の問題

CR018177

client_response() メソッドまたは target_response() メソッド。


問題

client_response() または target_response() メソッドの C++ インターセプタからの CORBA::Object の呼び出しはサポートされていません。そのような処理は予測できない結果になります。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR018211

RLI 管理の制限。


問題

インターセプタの順序を登録、登録解除、または変更する RLI 管理機能は、BEA Tuxedo アプリケーションの動作時には実行できません。

RLI 管理機能は、tmboot コマンドの発行前、または tmshutdown コマンドの発行後にのみ実行します。BEA Tuxedo アプリケーションの結果は、アプリケーションの動作中にインターセプタが管理される場合は予期できないものになります。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo アプリケーションの動作中はインターセプタの順序を登録、登録解除、または変更しないでください。


 

システム管理に関する既知の問題

表 14 は、システム管理に関する既知の問題を示しています。

表 14 システム管理に関する既知の問題

CR# 014128

IP 名に下線 (_) があると ISL が起動しない。


問題

-n オプションに下線のあるホスト名が指定されている場合、ISL は起動に失敗します。ユーザ・ログ (ULOG) には次のようにエラーが書き込まれます。

ISNAT_CAT:1242: ERROR: Bad Internet type of listening address provided: <node name>


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

ISL をホスト値とポート値で正しくコンフィギュレーションします。

CR# 018476

ISL の -n オプションに host:port がないと、アプリケーション・サーバと TMNTS サーバがクラッシュする。


問題

UBBCONFIG ファイルで -n host:port エントリなく ISL を定義すると、通知サーバ (TMNTS) を使用するアプリケーション・サーバおよび TMNTS がクラッシュします。


プラットフォーム

すべて


対策

IP ホスト名の構文を規定する文書 RFC 810 によると、ホスト名には下線 (_) を使用できません。したがって、//my_computer.com:8000 などの受信アドレスは無効と判断され、ISL や tlisten などのプロセスが開始できません。

これは、ホスト名で下線がよく使用される Microsoft Windows NT システムでの問題です。

ホスト名で下線が使用されている Windows NT システムでは、以下のいずれかを行います。

次に、以下の手順に従います。

  1. マシンを再起動します。

  2. UBBCONFIG ファイルにおいて、MACHINES セクションでこのマシ ンの PMID エントリを指定するときに my_computer.com を使用 します。

  3. UBBCONFIG ファイルのほかのすべての場所で (NETWORK セクショ ンや SERVERS セクションなど)、または受信プロセスを開始する ときに (コマンドラインの tlisten など)、mycomputer.com を ホスト名として使用します。


 

ワークステーション・クライアントに関する既知の問題

表 15 は、Linux プラットフォーム上のワークステーション・クライアントに関する既知の問題を示しています。

表 15 ワークステーション・クライアントに関する既知の問題

CR050589

ワークステーション・クライアントが失敗する。


問題

ワークステーション・クライアントが次のエラー・メッセージを示して失敗します。
Did not get Diffie helman return package" on Linux platform ****WHEN CUSTOM AAA PLUG-INS ARE REGISTERED and CUSTOM AAA SECURITY IS IN USE!****


プラットフォーム

Red Hat Linux 6.2


対策

Linux 6.2 プラットフォームで AAA カスタム・プラグインではなくデフォルトのプラグインを使用します。

ActiveX クライアントに関する既知の問題

表 16 は、ActiveX クライアントに関する既知の問題を示しています。

表 16 ActiveX クライアントに関する既知の問題

(CR 番号なし)

ActiveX クライアントで CORBA 値型を使用できない。


問題

ActiveX クライアントでは、ActiveX クライアント・アプリケーションによる CORBA 値型データ型の使用がサポートされません。値型が含まれる CORBA IDL は、AppBuilder を使用して COM オブジェクトとしてエクスポーズすることはできません。


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

アプリケーションの CORBA IDL に値型が含まれている場合は、その IDL ファイルのコピーを作成し、AppBuilder を使用して ActiveX バインディングを作成する前に値型の定義を削除します。

(CR 番号なし)

ActiveX Studio で再帰的な CORBA データ型を使用できない。


問題

BEA Tuxedo では、再帰的なデータ型がサポートされます。次に例を示します。
struct struct_name {
sequence <struct_name> next;
};
ActiveX クライアントでは、再帰的なデータ型を使用できません。それらの型のいずれかを含む CORBA IDL は、AppBuilder ユーティリティを使用して COM にエクスポーズしないでください。


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

アプリケーションの CORBA IDL に再帰的なデータ型が含まれている場合は、その IDL のコピーを作成し、AppBuilder を使用して ActiveX バインディングを作成する前にそれらの定義を削除します。

BEA Tuxedo ATMI に関する既知の問題

表 17 は、BEA Tuxedo ATMI ソフトウェアに関する既知の問題を示しています。

表 17 BEA Tuxedo ATMI に関する既知の問題

CR018811

Domains コンフィギュレーション・ファイルを動的に更新 (dmadmin -c) できないため、DM_TOPEND セクションの BEA TOP END パスワード・フィールドが変更できない。Domains 用の MIB でもパスワードの動的な再コンフィギュレーションがサポートされていない。


問題

Domains コンフィギュレーション・ファイルを動的に更新 (dmadmin -c) できないため、DM_TOPEND セクションの BEA TOP END パスワード・フィールドが変更できません。Domains 用の MIB でもパスワードの動的な再コンフィギュレーションがサポートされていません。

GWADM サーバは、受信要求のパスワード・フィールドを無視して、Domains コンフィギュレーション・ファイルの DM_TOPEND セクションにあるエントリを更新したり、新規エントリを追加したりします。dmadmin コマンドまたは Domains 用の MIB を使用して動的な更新のリクエストを発行しても、BEA TOP END パスワードを変更することはできません。


プラットフォーム

すべて


対策

DM_TOPEND エントリのパスワードを更新するには、dmadmin topendpasswd コマンドを実行します。詳細については、dmadmin(1) を参照してください。

CR019447

浮動小数点値が使用されると、シグニチャがドロップする。


問題

あるプロセスで、以前メッセージ・バッファにアタッチされたシグニチャを保持するか、または破棄するかを決定する場合、そのバッファのシグニチャが再計算されます。古いシグニチャと新しいシグニチャが一致しない場合は、そのバッファで前回確認されたシグニチャが、自動的にドロップされます。

そのため、このコンテキストでは、double 型と float 型の値が問題となります。シグニチャは、符号化された表現で計算されます。BEA Tuxedo システムで提供されているバッファ型を使用してこの計算を行うと、double 型と float 型の値は XDR doubles として符号化されます。XDR doubles は、マシンのネイティブな double 型や float 型とは精度が異なる場合があります。

したがって、浮動小数点値を含むバッファが、精度の異なる浮動小数点値を認識するマシンに転送され、そのマシンで復号化される場合、結果が変わる可能性があります。

いったん復号化された値を再びネイティブな形式から XDR 形式に符号化すると、符号化の結果が変さる可能性もあります。したがって、アプリケーション側でまったくバッファを変更しない場合も、シグニチャは検証されず、自動的にドロップされます。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo システムでは提供されていないバッファ型を使用している場合は、タイプ・スイッチの _tmencdec 関数を置換し、ネイティブな形式にできるだけ近い精度を持つ、符号化された形式を使用します。

CR019611

リリース 7.1 以前のノードで、クライアント側から tpcall() (TPNOCHANGE フラグと FML または FML32 のバッファ型を指定) を呼び出すと失敗する。


問題

BEA Tuxedo システムの複数のバージョンを実行する MP コンフィギュレーションでは、リリース 6.5 以前のバージョンで実行するネイティブ・クライアントが tpcall() を呼び出して、リリース 7.1 ノードのサービスを要求します。tpcall() が FML バッファ型または FML32 バッファ型を送信し、TPNOCHANGE フラグが設定されている場合、呼び出しは失敗して TPEOTYPE が設定された tperrno が返されます。

この問題は、リリース 7.1 以前のノードのワークステーション・クライアントでは発生しません。


プラットフォーム

すべて


対策

リリース 7.1 以前のネイティブ・クライアントから、FML バッファを指定してリリース 7.1 ノードのサービスを呼び出す場合、tpcall()TPNOCHANGE フラグは設定しないでください。

CR019629

BUFTYPE が ALL に設定されていない場合に、リリース 7.1 以前のクライアントからリリース 7.1 のサービスを呼び出すと、tpcall() が失敗する。


問題

異なるバージョンが混在する環境でリリース 7.1 以前のクライアントからリリース 7.1 のサービスを呼び出し、さらにこのサービスに対して BUFTYPE パラメータが ALL に設定されていない場合 (何も指定しない場合のデフォルト設定) は、tpcall() が失敗し、TPEITYPE が設定された tperrno が返されます。

この問題は、呼び出し側のバッファ型と、UBBCONFIG ファイルでのサービスの指定が一致する場合にも発生します。たとえば、TOUPPER というリリース 7.1 のサービスが UBBCONFIG で次のように指定されているとします。

*SERVICES
TOUPPER BUFTYPE=STRING

リリース 6.5 のクライアントから、STRING バッファ型を指定して TOUPPER サービスを呼び出すと、呼び出しは失敗します。


プラットフォーム

すべて


対策

お使いのアプリケーションで、リリース 7.1 ノードのサーバのサービスが提供されている場合は、UBBCONFIG ファイルの SERVICES セクションにこれらのサービス用のエントリを作成するときに、次のいずれかの処理を行ってください。

CR019746

BEA Tuxedo リリース 7.1 ドメインから WLE Release 5.0.1 ドメインに対して tpcall() を呼び出すと失敗する。


問題

リリース 7.1 のドメインから tpcall() が要求され、グローバル ACL セキュリティ方針が使用された場合、要求は失敗し、TPESYSTEM が設定された tperrno が返されます。


プラットフォーム

すべて


対策

WLE ドメインには、WLE 5.0.1 のパッチを適用する必要があります。BEA カスタマ・サポートから WLE 5.0.1 Rolling Patch RP004 (またはそれ以降のバージョン) を入手してください。

CR019848

TEDG (TOP END Domain Gateway) では、障害が発生すると、同じゲートウェイ・インスタンスを介したループ・バック・トランザクションが正しくサポートされない。


問題

TOP END Domain Gateway が次の状況で使用されるとします。

  1. あるドメイン内のクライアントが、トランザクションを使用し て別のドメイン内のサービスを呼び出します。

  2. 呼び出されたサービスは、代わりに呼び出し元のドメインにあ るサービスを呼び出します。

このような状況で障害が発生すると、トランザクションが完全にロールバックされない場合があります。特定のリソース・マネージャにロールバックの通知が送信されず、不正な状態のままトランザクションが終了される可能性もあります。


プラットフォーム

TOP END Domain Gateway をサポートするすべてのプラットフォーム


対策

この種のループ・バック・コンフィギュレーションは避けてください。現在、これは TOP END Domain Gateway ではサポートされていません。

CR019994

リリース 7.1 のワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードに接続しようとすると失敗する。


問題

リリース 7.1 のワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードに接続しようとし、ワークステーション・リンクに 56 ビットの LLE が設定されている場合に tpinit() を呼び出すと、TPESYSTEM が設定された tperrno が返されます。ユーザ・ログには次のようなエラー・メッセージが記録されます。

LIBWSC_CAT:1357: ERROR: Received message not intended for this client


プラットフォーム

すべて


対策

リリース 7.1 の環境で 56 ビットの LLE または 128 ビットの LLE が有効な場合は、次のいずれかの環境変数の組み合わせが設定されていなければなりません。

  1. TMMINENCRYPTBITS=0
    TMMAXENCRYPTBITS=0

  2. TMMINENCRYPTBITS=0
    TMMAXENCRYPTBITS=40

  3. TMMINENCRYPTBITS=40
    TMMAXENCRYPTBITS=40

  4. TMMINENCRYPTBITS=128
    TMMAXENCRYPTBITS=128

If 56 ビットの LLE 環境で、TMMINENCRYPTBITS および TMMAXENCRYPTBITS に別の値が設定されていると、ワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードへの接続は失敗します。

CR020115

BEA TOP END クライアントは、TOP END Domain Gateway を介して長さゼロのバッファを BEA Tuxedo /Q キューに登録できない。


問題

BEA Tuxedo /Q コンポーネントは、長さゼロのバッファを正しく認識しません。したがって、BEA TOP END クライアントが BEA Tuxedo /Q キューに長さゼロのバッファを登録しようとすると、BEA Tuxedo のキュー・マネージャでは不明なメッセージと解釈され、そのメッセージはドロップされます。


プラットフォーム

TOP END Domain Gateway をサポートするすべてのプラットフォーム


対策

キューには、常にゼロ以外のバッファを登録してください。

CR020428

暗号化機能を使用する場合、BEA Administration Console のクライアント・アプレットが、HP Java Plug-in (JPI) がインストールされた HP-UX 11 上の Netscape 4.7 で動作しない。


問題

BEA Administration Console のクライアント側のアプレットが、HP Java Plug-in (JPI) がインストールされた HP-UX 11 上の Netscape 4.7 で動作しません。


プラットフォーム

HP-UX 11.0


対策

現在、BEA Administration Console のクライアント側アプレットを HP-UX 11 マシンで使用するための対策はありません。クライアント側アプレットを使用するには、このアプレットを Solaris または NT 上の Netscape 4.6.1、Netscape 4.7、または Internet Explorer 5.0 で実行します。

Netscape 4.7 と Java Plug-in for HP-UX 11 の修正は、各メーカー側で行われています。これらのブラウザが修正されると、BEA Administration Console のクライアント側アプレットを HP-UX 11 上の Netscape ブラウザで実行できます。

CR020514

GWTDOMAIN のリンクでは、認証トークンが 4K に制限されている。


問題

GWTDOMAIN リンクを経由して送信される認証トークンのデータ量は、4,000 バイト以下でなければなりません。つまり、次のいずれかのプラグイン・コールバック・メソッドを使用した場合に呼び出し側に返されるデータの量は、4,000 バイト以下でなければなりません。

これらのメソッドは、gwtdomain/security/authentication セレクタに登録されています。


プラットフォーム

すべて


対策

4,000 バイトより大きいトークンを必要とするセキュリティ・プロバイダに対する対策はありません。セキュリティ・プロバイダ側の措置として、トークンを圧縮する方法があります。

CR020175

tpterm() の自動呼び出しが、マルチスレッドおよびマルチコンテキストのクライアントに対して機能しない。


問題

BEA Tuxedo システムでは、クライアントが tpterm() を明示的に呼び出さずに終了すると、自動的にこのメソッドを呼び出します。ただし、マルチスレッド環境やマルチコンテキスト環境では、リリース 7.1 システムは、クライアントの終了時にアクティブなコンテキストの数を検出せず、tpterm() が一度呼び出されます。そのため、1 つのコンテキストだけがシャットダウンされます。

このほか、任意通知型のスレッド通知を使用する場合の制限などもあります。


プラットフォーム

すべて


対策

マルチコンテキスト・クライアントを終了する場合は、すべてのアクティブなコンテキストに対して明示的に tpterm() を呼び出してから終了してください。

CR049347

応答キューを出力できない場合の TMQFORWARDの無限ループ。


問題

応答キューの名前が出力不能の ASCII 文字列である場合、TMQFORWARD は無限ループに陥ります。TMQFORWARD プロセスで、サービスが無限に呼び出されます。


プラットフォーム

Red Hat Linux 6.2


対策

応答キューの名前を出力可能な ASCII 文字のみで構成します。

CR020908

BEA Tuxedo の BBL プロセスが、MP モード・アプリケーションの

マスタ・サイトでコア・ダンプを生じさせる。


問題

この問題は、システムの特定の MSGQ IPC リソース・コンフィギュレーションによって生じます。MSGMNB は 14336000、MSGMAX は 131072 です。tmmbsendm() では、msgctl() を呼び出して BBL のメッセージ・キューの状態を取得し、14336000 が問い合わせの一部として返されます。したがって、メッセージ・キューを通じて応答を送信するのは安全なはずです。通常、msgsnd() はメッセージが大きすぎると同時に、ファイル転送を実行している場合には失敗しますが、この場合は成功して、msgsnd() は 0 を返します。BBL は壊れたメッセージを受信し、 _tmfmsg_postrecv()SEGV 例外が発生します。


プラットフォーム

Solaris


対策

MSGMNB と MSGMAX を 65536 に修正するとうまく機能します。MSGMNB を 131072 に修正してもかまいません。

CR025411

SET オペレーションで、ACTIVE から OPEN にクラスの状態をリセットできない。


問題

次に、SET オペレーションを示します。

TA_OPERATION SET
TA_CLASS T_APPQSPACE
TA_APPQSPACENAME MYQSPACE1
TA_QMCONFIG D:
\temp\tmp.1\files/QUE1
TA_LMID L1
TA_STATE OPE

出力では、TA_STATEOPEN として示されず、ACTIVE としてのみ示されます。

注記 この問題は、tpadmcall のみで発生します。SET オペレーションは、tpcalltpacall 、および tpenque では機能します。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000


対策

tpadmcall の代わりに tpcall または tpacall を使用します。

CR031385

TA_SERVER クラスの TA_CURDISPATCHTHREADS フィールドの値が適切に更新されない。


問題

TA_SERVER クラスの TA_CURDISPATCHTHREADS フィールドの値は、サーバで新しいスレッドが開始されたときには Windows 2000 で適切に更新されません。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000


対策

特にありません。

CR041877

tmboot で「executable file not found」エラーが報告される。


問題

Service Pack 1 のインストールされている Windows 2000 上の BEA Tuxedo 8.0 では、実行可能ファイルが共有ネットワーク・ドライブにある場合に、tmboot がそのファイルにアクセスしようとすると問題が生じます。この場合のドライブの種類は、Samba マウント・ドライブです。Windows 2000 のテスト・マシンでは DOS プロンプトまたは Windows エクスプローラを使用してファイルにアクセスできますが、tmboot では、ファイルが見つからないためにファイルを実行できないと報告されます。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000 + Service Pack 1


対策

Windows 2000 で Service Pack 1 をアンインストールします。

CR041956

IE 4.0 および 5.0 を使用して Administration Console を起動できるが、性能に問題がある。


問題

Administration Console は Internet Explorer 4.0 および 5.0 を使用して起動できますが、アプレットのロードに時間がかかります。平均して、アプレットのロードに 15 分から 45 分かかります。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR042034

SYSTEM_ACCESS=PROTECTED の設定で、-C tpsysadm を使用すると ud32 がクラッシュする。


問題

ud32 -C tpsysadm は、コンフィギュレーション・ファイルで SYSTEM_ACCESSPROTECTED に設定されている場合にクラッシュします。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR042294

tpconnect で ACL セキュリティ障害が起こると、OSI-TP ゲートウェイに disconnect が返されない。


問題

クライアントから tpconnect (TPSENDONLY) が ACL セキュリティの失敗するサービスに発行されたときには (サービスが許可されるグループにクライアントのユーザ ID が見つからない)、nw_disconnect は OSI TP 4.0 ゲートウェイに返されません。ULOG に次のエラー・メッセージが出力されます。

111324.DALNTSMP44!CONVSERV.240.310.0: LIBTUX_CAT:1515: WARN: Access control violation - user 2 on SITE1 tried to access SERVICE TOUPPER 111324.DALNTSMP44!CONVSERV.240.310.0: LIBTUX_CAT:6187: WARN:

AUDIT_POSTOP

SECURITY FAILURE: who = , operation_name = CONNECT OPERATION,

operation_target = TOUPPER


プラットフォーム

すべて


対策

クライアントが有効な場合は、ACL エントリを作成します。

CR044429

既存の bdmconfig ファイルの再ロード時に、Dmloadcf でコア・ダンプが実行される。


問題

bdmconfig ファイルを削除しない場合、まったく同じ dmconfig ファイルを再ロードする場合でも、dmloadcf によってコア・ダンプが実行されます。


プラットフォーム

すべて


対策

dmloadcf の実行前に bdmconfig ファイルを削除します。

CR045148

tlisten の使い方の説明に誤植がある。


問題

tlisten の使い方は次のようになっています。

tlisten -l naddr [-d dev] [ -u {uid-# |uid-name}]
[-z {0|40|56|128}]
[-Z {0|40|56|128}]

-l naddr は、-l nlsaddr でなければなりません。この誤植によって、ユーザは不適切な入力を行ってしまいます。


プラットフォーム

すべて


対策

代わりに、次のように使用します。

tlisten -l nlsaddr [-d dev] [ -u {uid-# | uid-name}] [-z {0|40|56|128}]

[-Z {0|40|56|128}]

CR045947

HP での NO_MEMORY 例外。


問題

100,000 アクティブ・オブジェクトでのアクティブ・オブジェクト・マップ (AOM) 制限のテストで、物理メモリの不足を報告する NO_MEMORY 例外が生成されます。テストが失敗する HP システムには、約 850MB の物理メモリがありました。1.025GB の Solaris システムはテストをクリアしました。Tru64 で同じテストを行うと、30,000 番目のアクティブ・オブジェクトの作成時に INTERNAL 例外が生成されます。


プラットフォーム

HP-UX および Tru64


対策

なし

CR046254

TA_DMCODEPAGE でガベージが返される。


問題

DMIB テスト・ケースで、ud32 を使用してリモート・サービス・エントリの作成を試行します。TA_DMCODEPAGE は、入力の一部として渡されませんでした。オペレーションは問題なく成功しますが、リターン・パケットでは、TA_DMCODEPAGE パラメータがガベージとして返されます。


プラットフォーム

すべて


対策

リターン・パケットで TA_DMCODEPAGE の出力を無視します。

CR051108

tlisten.pw ファイルが、BEA WebLogic Enterprise 5.1 と BEA Tuxedo 8.0 で同じではない。


問題

tlisten.pw の作成は、BEA WebLogic Enterprise 5.1 と BEA Tuxedo 8.0 の間で異なります。顧客に対する影響は、BEA Tuxedo 8.0 マスタと BEA WebLogic Enterprise 5.1 非マスタが混在する環境で現れます (BEA Tuxedo ATMI の以前のバージョンでも同じことが起こる可能性がある)。起動時に、以前のバージョンがあるほかのシステムに接続しようとすると ULOG にセキュリティ違反が記録されます。

注記 ファイルを表示するときには内容は同じに見えますが、実際には同じではなく、ファイルの終了文字列が 1 文字異なります。ファイルが同じになるようにする唯一の方法は、コピーまたはファイル転送を実行することです。


プラットフォーム

すべて


対策

この問題を解決するか、発生を防ぐには、1 つの ${TUXDIR}/udataobj/tlisten.pw ファイルをドメインのすべてのシステムにコピーする必要があります。このファイルは、BEA Tuxedo 8.0 のホーム・ディレクトリまたは前バージョンのホーム・ディレクトリにあります。

CR051319

マルチ・スレッド・ネイティブ・クライアントの問題。


問題

BEA Tuxedo 8.0 でマルチ・スレッド・ネイティブ・クライアントを実行しているときに、1 つのスレッドで tpalloctpinit が呼び出され、tpinit が失敗すると (たとえば、BEA Tuxedo が起動していないため)、次のスレッドは tpalloc を呼び出そうとしますが、最初のスレッドが終了するまでハングします。これはタイミングの問題であり、毎回起こるわけではありません。


プラットフォーム

すべて


対策

最初に BEA Tuxedo を起動します。

CR051456

Tuxedo 7.1 で、APP_PW セキュリティの設定されている Tuxedo 8.0 ドメインに接続できない。


問題

この問題は、次のコンフィギュレーションで発生します。

  1. ドメイン 1: BEA Tuxedo 8.0 で、APP_PW セキュリティが DMCONFIG ファイルと UBBCONFFIG ファイルの両方で設定され ている。

  2. ドメイン 2: BEA Tuxedo 7.1 で、APP_PW セキュリティが DMCONFIG ファイルと UBBCONFFIG ファイルの両方で設定さ れている。

ドメイン 2 のクライアント (有効なパスワードあり) からドメイン 1 のサービスにアクセスしようとすると、TPESYSTEM エラーが発生します。

次のエラー・メッセージが BEA Tuxedo 8.0 側の ULOG ファイルに記録されます。

31422.lcsol18!GWTDOMAIN.8867.1.0: LIBGWT_CAT:1539: ERROR: opcode (22) received in invalid link state (14)

131422.lcsol18!GWTDOMAIN.8867.1.0: LIBGWT_CAT:1509: ERROR: Error occurred during security negotiation - closing connection 131423.lcsol18!GWTDOMAIN.8867.1.0: LIBGWT_CAT:1008: ERROR: Unable to connect to remote domain (domainid=<D_22>)


プラットフォーム

すべて


対策

初期接続を BEA Tuxedo 8.0 側から開始すると、この問題は発生しません。


 

BEA Jolt に関する既知の問題

表 18 は、BEA Jolt 8.0 に関する既知の問題を示すとともに、可能なところでは対策も示しています。

表 18 BEA Jolt 8.0 に関する既知の問題

CR012697

VIEW を使用すると、文字列が NULL で終了し、文字が切り捨てられる。


問題

BEA Jolt とネイティブな BEA Tuxedo クライアントの間には矛盾する点があります。BEA Jolt は、クライアントとサーバの間で送受信されるデータの形式 (文字列または NULL 文字で終了する文字列) を認識しません。


プラットフォーム

すべて


対策

NULL 文字に対応するよう文字列を定義してください。

CR016275

入力用と出力用の VIEW にある同じフィールド名に対して、2 種類のデータ型を指定できない。


問題

VIEW のメンバは構造体の名前で識別されるため、入力用の VIEW と出力用の VIEW で同じメンバ名を使用しつつ、異なるデータ型を指定することができます。ただし、BEA Jolt ではこの機能をサポートしていません。そのため、いくつかの既存の BEA Tuxedo サービスには BEA Jolt クライアントからアクセスできません。この機能を使用する典型的なサービスはゲートウェイです。ゲートウェイの機能では、同じ名前を使用して、あるデータ型が別のデータ型に変換されます。


プラットフォーム

すべて


対策

VIEW 名を使用してフィールド名を識別してください。たとえば、INVIEW と OUTVIEW の birthdate フィールドに対し、一方のフィールドには整数を指定し、もう一方のフィールドには文字列を指定します。

svc.setlnt["INVIEW.birthdate",19980308];

svc.call[null];

String bdate = svc.getStringDef["OUTVIEW.birthdate",null]

CR017633

JREPSVR に格納されているサービスを使用するため、ユーザ側の jrepository ファイルを変換する必要がある。


問題

BEA Jolt 1.1 の JREPSVR は、FML16 の代わりに FML32 を使用するよう変更されたため、BEA Jolt 1.1 のユーザは、BEA Jolt のリポジトリ・ファイル (jrepository) を更新して、JREPSVR のサービスを利用できるようにしなければなりません。バッファ型の更新を行っておくことをお勧めします。ただし、以前の FML16 バッファ型は JREPSVR でも動作するため、必須ではありません。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Jolt 1.1 をお使いのユーザは、BEA Jolt のリポジトリ・ファイル (jrepository) を更新して JREPSVR のサービスを利用できるようにしておく必要があります。

CR017675

FML データ型を変更しても JSH が更新されない。


問題

FML フィールドのデータ型を int から string に変更しても、JSH が更新されません。


プラットフォーム

すべて


対策

FML フィールドの定義を変更したら、JSL/JSH を再起動してください。

CR017977

BEA Jolt コンフィギュレーション・ファイルでは、BEA Jolt NT リレーの絶対パスに空白文字が入っている。


問題

インストール時の [Enter Information] ウィンドウに表示される JRLY.config ファイルのデフォルト・パスに空白文字が含まれています。コンフィギュレーション・ファイルのパスに空白文字が入った状態で JRLY を起動すると、JRLY は空白文字を無視するため、正しいファイルが検索されません。この問題は、手動でリレー機能の設定をする場合も発生します。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000


対策

JRLY.config やその他のパス名には空白文字を含めないでください。

CR050842

IIS (Jolt 8.0) から行われた要求が失敗する。


問題

IIS (Jolt 8.0) から BEA Tuxedo 8.0 に要求を行うと、Microsoft 仮想マシンでは次のエラーが発行されます。
Microsoft VBScript runtime error '800a000d' Type Mismatch:pool.call

この問題は、Jolt 1.2 では発生しません。2 つのクラス・ファイルの違いは、それらがビルドされた JDK のバージョンです。Jolt 8.0 は JDK 1.3 、Jolt 1.2 は JDK 1.1.7B でビルドされています。この問題は、Microsoft のサポート Web サイト (http://support.microsoft.com/support/kb/articles/0250/5/38.ASP) で報告されています。

つまり、IIS (Jolt 8.0) ではオーバーロード・メソッドがサポートされていません。


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

Jolt 8.0 で IIS を使用しないでください。


 

 


マニュアルの補足事項

ここでは、次の内容について説明します。

マニュアルに関する既知の問題

この節では、以下の内容について説明します。

マニュアルの補足事項

表 19 は、マニュアルの補足事項を示しています。

表 19 マニュアルの補足事項

CR010997

TA_MAXPENDINGBYTES で間違ったパーミッションが説明されている。


問題

T_MACHINE クラスの TA_MAXPENDINGBYTES 属性を動的に再コンフィギュレーションするためのパーミッションの記述が間違っています。

説明されているパーミッションは、rw-r--r-- です。

BRIDGE に関連するその他のすべての属性に対するパーミッションは、rwxr--r-- でなければなりません。


対策

TA_MAXPENDINGBYTES の正しいパーミッションは次のとおりです。

rwxr--r--

CR011455

tmadmin psr を実行すると、説明にはない結果が返される。


問題

マニュアルでは、IDLE SHUTDOWN および DEAD SHUTDOWN という WSL (ワークステーション・リスナ) の 2 つの状態を説明していません。管理者が次のいずれかのコマンドを使用して WSL をシャットダウンしようとすると、これらの状態が発生します。

tmshutdown -s WSL -k TERM

tmshutdown -s WSL -k KILL


対策

上記のいずれかのコマンドを実行した後で、tmadmin psr を実行してターゲットの WSL の状態を確認した場合、psr コマンドの結果として、WSL が IDLE SHUTDOWN または DEAD SHUTDOWN の状態にあることが通知されます。いずれかの状態にある WSL を終了する場合は、次のどちらかのコマンドを入力します。

IDLE SHUTDOWN 状態を終了するには、次のコマンドを入力します。
tmshutdown -s WSL

DEAD SHUTDOWN 状態を終了するには、次のコマンドを入力します。
tmshutdown -s WSL -k KILL

CR011508

TPETIME の戻り値の説明が不完全である。


問題

TPETIME の説明 (ATMI に関する各リファレンス・ページの「戻り値」) が不完全です。


対策

ATMI に関する各リファレンス・ページの「戻り値」にある TPETIME の説明には、次の情報が必要です。

トランザクションの実行中にサービスが失敗すると、そのトランザクションではタイムアウトが発生し、TX_ROLLBACKONLY 状態になります。トランザクションが TX_ROLLBACKONLY 状態の場合、すべての ATMI 呼び出しでは TPETIME が返されます。

CR012208

MAXSERVICES パラメータの設定方法に関する説明が不完全である。


問題

マニュアルでは、システム・サーバ (BBL、DBBL、BRIDGE、TMS など) やアプリケーションで使用されるサービスの数に応じて、MAXSERVICES の値を設定すべきであることを説明していません。

Case 112359 に登録済み。


対策

UBBCONFIGMAXSERVICES パラメータの値を指定する場合は、サービス・エントリ・テーブルに、BBL、DBBL、BRIDGE、TMS、およびその他の必要なシステム・サーバ用の領域を確保してください。

CR013440

tpsvrinit(3c) から返される戻り値 -1 についての説明がない。


問題

tpsvrinit() から返される -1 は、サーバが再起動されていないことを示します。ただし、tpsvrinit(3c) ページでは、これが説明されていません。


対策

tpsrvrinit() から返される -1 は、サーバが再起動されてないことを示します。代わりに、管理者は、tmboot を実行してサーバを再起動します。

CR014901

tuxenv(5) リファレンス・ページでは、PMID 環境変数を設定する利点が説明されていない。


問題

『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』の tuxenv(5) ページでは、PMID 環境変数を利用する利点が説明されていません。


対策

PMID 環境変数は、物理マシンの名前を指定するために使用されます。PMID がいったん設定されると、常にその名前が元のマシン名より優先されます。

PMID 環境変数は、可用性の高い環境でフェイルオーバーが発生した場合に便利です。

CR016407

REPLYQ の設定方法の説明が不十分である。


問題

UBBCONFIG(5) およびプログラミングに関するマニュアルでは、REPLYQ 会話型サーバの値が、UBBCONFIG ファイルで割り当てられた値に関係なく、常に Y になることが説明されていません。


対策

tmloadcf コマンドを実行すると、UBBCONFIG ファイルで指定された REPLYQ の値に関係なく、自動的に次のように設定されます。

REPLYQ=Y

CR016561

tpsvrinit(3c) には、ロング・ブロッキングを避けるよう警告する記述がない。


問題

tpsvrinit(3c) には、ロング・ブロッキングを避けるよう警告する記述がありません。


対策

プログラムで tpsvrinit(3c) を呼び出す場合は、ロング・ブロッキングを行わないでください。ロング・ブロッキングを行うと、次の状況が発生します。

MP コンフィギュレーション内の 1 つのリモート・サーバが tpsvrinit() 処理を行うと、tmboot を実行しても、同じノード上のほかのサーバを起動できません。

CR017023

servopts(5) ページの -p オプションの説明が不明瞭である。


問題

servopts(5) ページの -p オプションの説明が明確ではありません。


対策

L 引数を設定して -p オプションを指定した場合、指定した期間 (秒単位) 内に負荷がしきい値 (high_water 引数で指定) 以上になると、別のサーバがシステムによって生成されます。ただし、high_water が 1 の場合、サーバ生成用のサーバは、メッセージ処理を担当している限り、別のサーバを生成しません。

この問題は、キュー内に処理待ちのリクエストが 1 つしかない場合に常に発生します。つまり、サーバは現在のリクエストを処理した後でこのリクエストを処理するため、新しいサーバを起動する必要はありません。

しかし、別のリクエストがキューに入れられると、新しいサーバが起動されます。実行中のサーバが現在のリクエストを処理し、次に処理するリクエストを探し始めると、新しいサーバが起動されます。

サーバは、処理待ちのリクエストを求めてキューに戻るたびに、新しいサーバが必要かどうかを確認します。条件に合致すると、新しいサーバを 1 つ生成します。

CR018788

TPQCTL 構造体で tpenqueue() または tpdequeue() を呼び出したときの動作がマニュアルの説明と異なる。


問題

TPQCTL 構造体で tpenqueue() または tpdequeue() を呼び出したときの結果について、マニュアルでは「no value was provided when the message was queued.」と間違って記述されています。


対策

次の記述のうち、かっこ内 (斜体) の記述は無視してください。

「次は、tpdequeue() からの出力情報を制御する flags パラメータの有効なビットです。. . . 値を使用できない場合、つまりメッセージがキューに登録されたときに値が提供されなかった場合、または tpdequeue() の呼び出し時にビットが設定されなかった場合、フラグがオフの状態で tpdequeue() が完了します。

CR019383

MP コンフィギュレーションで EventBroker サーバを実行する場合の条件が明記されていない。


問題

TMUSREVT(5) ページおよび TMSYSEVT (5) ページでは、複数のリリースの BEA Tuxedo システムで構成された MP コンフィギュレーションで、EventBroker のプライマリ・サーバを実行するときの条件が説明されていません。


対策

複数のリリースの BEA Tuxedo システムで構成された MP コンフィギュレーションを設定し、TMUSREVT および TMSYSEVT サーバを実行する場合は、これらのサーバを最新のリリースのノードで実行する必要があります。

CR019784

BEA Administration Console のオンライン・ヘルプで Windows NT と UNIX の構文エラーがある。


問題

BEA Administration Console のオンライン・ヘルプ内に、UNIX システムと Windows システムのパス名の構文 (特にスラッシュとバックスラッシュの部分) が入れ替わっている箇所があります。


対策

UNIX システムでは、スラッシュを使用してパス名を指定します。Windows システムでは、バックスラッシュを使用してパス名を指定します。

CR020305

TPKEYGETINFO(3cbl) および TPKEYSETINFO(3cbl) の属性が説明されていない。


問題

TPKEYGETINFO(3cbl) および TPKEYSETINFO(3cbl) では、ATTVALUE-REC が説明されていません。また、TPKEYDEF-REC レコードのフィールド名が ATTRIBUTE-LEN と間違って記述されており、「レコード」として扱われています。


対策

TPKEYGETINFO(3cbl) および TPKEYSETINFO(3cbl) の「形式」では、ユーザ定義のレコードが ATTVALUE-REC として次のように記述されていなければなりません。

01 TPKEYDEF-REC.
COPY TPKEYDEF.

01 ATTVALUE-REC.
COPY User data.

01 TPSTATUS-REC.
COPY TPSTATUS.

CALL "TPKEYGETINFO"
[or "TPKEYSETINFO"]

USING TPKEYDEF-REC ATTVALUE-REC TPSTATUS-REC.

さらに、次の点に注意してください。

NA

BEA Administration Console オンライン・ヘルプの「Run Simpapp」の手順が間違っている。


問題

BEA Administration Console オンライン・ヘルプにある「Step 6: Run Simpapp」の説明が間違っています。


対策

この手順を次のように変更してください。

  1. 手順 6 の項目 2 を次のように変更します。
    手順 1 で使用したコマンド・シェルを使用して、次のように TUXCONFIG 環境変数の設定とエクスポートを行ってください。
    $ TUXCONFIG=your_simp_dir/tuxconfig
    $ export TUXCONFIG

  2. 手順 6 の項目 5 は無視してください。

Tobj::Factoryfinder::list_factories メソッドの戻り値。


問題

『BEA Tuxedo CORBA プログラミング・リファレンス』に説明されている Tobj::Factoryfinder::list_factories メソッドでは、list_factories で、ユーザの登録数より 1 多いファクトリ数が返されることが言及されていません。たとえば、ユーザが 4 つのファクトリを登録している場合、list_factories で返されるファクトリ数は 5 になります。

原因は、OMG トランザクション・サービス仕様バージョン 1.1 のセクション 2.1.2 で、トランザクション・ファクトリの検索がライフ・サイクル・サービスの FactoryFinder インターフェイスを使用して行われるように規定されているからです。したがって、トランザクション・ファクトリは FactoryFinder を使用して製品によって内部で登録されます。


プラットフォーム

すべて


対策

特に必要ありません。

マルチ・スレッド CORBA C++ クライアントの留意事項

表 20 は、マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項を示しています。

表 20 マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項

NA

マルチスレッド CORBA C++ クライアントがサポートされている。


BEA Tuxedo では、要求ごとのスレッドおよびオブジェクトごとのスレッドの両方の同時実行方式でマルチ・スレッド CORBA クライアント・アプリケーションがサポートされています。マルチスレッド CORBA クライアントは、通常の CORBA クライアント・アプリケーションと同じようにビルドします。クライアント・アプリケーションがマルチスレッド・クライアント・アプリケーションとして機能するかどうかは、その実行環境に依存します。

BEA Tuxedo 環境で動作するマルチスレッド CORBA クライアント・アプリケーションについては、以下の留意事項に注意してください。

オンライン・マニュアル CD の検索アプレットの制限事項

BEA Tuxedo 8.0 のオンライン・マニュアル CD には、トピック検索に便利なスタンドアロンの Java 検索アプレットが付属しています。この節では、検索アプレットに関する制限事項を説明します。

Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチ

Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグにより、BEA Tuxedo のマニュアルの検索機能などのアプレットの動作に不具合が発生する場合があります。これは、Microsoft 社で認識されている問題であり、パッチが用意されています。このバグは、Microsoft Internet Explorer 4.x ブラウザの動作に影響する可能性もあります。

Error occurred」または「No Matches Found」などのエラー・メッセージが表示され、次のメッセージが Java のログに記録されます。 java.io.IOException: InternetReadFile at com/ms/net/wininet/WininetInputStream.read...

Internet Explorer 5.0 の Web サイトから検索アプレットを実行するには、Microsoft 社の Java Build 3181 (1999 年 5 月 26 日リリース) が必要です。Microsoft Java のアップデート版は、http://www.microsoft.com/java/download/32updates.htm からダウンロードできます。

UNC パス名

BEA Tuxedo 8.0 オンライン・マニュアル CD の Java 検索アプレットでは、トピックのコンパイル済み検索データベースを使用します。オンライン・マニュアル CD の検索機能を利用するには、以下のオプションのいずれかに従う必要があります。

UNC パスを使用してオンライン・マニュアル CD またはそのコピーにアクセスしようとすると、検索アプレットは使用できません。たとえば、UNC パスは Windows NT Network Neighborhood で使用されます。検索アプレットでは、ターゲットの *.htm ページへの相対パスが解釈されません。その理由は、UNC パスが各リンクの先頭に付加されるからです。前のリストで示されている 4 つの推奨手段のいずれかを利用してください。

Network Neighborhood システムの共有 CD デバイス上のマニュアル CD にアクセスするなど、CD のほかのすべての相対ハイパーリンクでは、UNC パスを使用できます。この UNC の制限によって影響を受けるのは、検索アプレットの結果リストだけです。

検索アプレットに関するブラウザのバージョンとプラットフォームの制限

オンライン・マニュアル CD の検索アプレットは、以下の環境で適切に機能しました。

CLASSPATH 環境変数

UNIX プラットフォームでは、オンライン・マニュアル CD の検索ページを開くとブラウザのエラーが表示される場合があります。次に例を示します。

Unable to start a java applet: Can't find 'java40.jar' in your CLASSPATH.
Read the release notes and install java40.jar properly before restarting.

お使いの UNIX プラットフォームで検索アプレットが動作しない場合は、そのプラットフォームに対応する最新の Netscape ブラウザを使用し、CLASSPATH 環境変数に Netscape の JAR (Java ARchive) ファイルを追加してください。JAR ファイルへのパスは、Netscape のインストール先ディレクトリにあります。

次に例を示します。

CLASSPATH=mytools/netscape/communicator/program/java/classes/java40.jar

CLASSPATH を編集したら、Netscape を終了し、更新された環境で再起動してください。これで、検索ページにアクセスするときには、検索機能が正常に動作します。

 


オンライン・ヘルプの補足事項

BEA Application Builder オンライン・ヘルプのブラウザ要件

BEA Application Builder では、Microsoft Internet Explorer ではなく Netscape Navigator が必要です。Netscape Navigator がない状態で BEA Application Builder からオンライン・ヘルプを起動しようとすると、その起動は失敗します。

注記 Java コンポーネントのサポートを含め、西暦 2000 年問題に完全対応しているブラウザについては、Netscape Communicator 4.61 以降をお勧めします。

 


パッチの入手方法

パッチを入手するには、BEA カスタマ・サポート・ページ (http://www.bea.com/support/) にアクセスし、[New Case] を開いてパッチを要求します。BEA の顧客は、カスタマ・サポート・ページにアクセスし、Web アカウントを取得することでサポート情報にアクセスできます。

カスタマ・サポートの問い合わせ情報は、BEA WebLogic Enterprise 8.0 の製品パッケージに同梱されている BEA Tuxedo 8.0 カスタマ・サポート・カードにも記載されています。

カスタマ・サポートへお問い合わせの際には、以下の情報をご用意ください。

 

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