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BEA Tuxedo 8.0 リリース・ノート
BEA Tuxedo リリース 8.0
日付: 2001 年 10 月 31 日
この文書は、ATMI、CORBA、および BEA Jolt を含めた BEA Tuxedo 8.0 リリースのリリース・ノートです。
リリース・ノートの内容
この文書では、以下の内容について説明します。
この BEA Tuxedo リリースについて
BEA Tuxedo 製品をご購入いただきありがとうございます。
BEA Tuxedo ソフトウェアは、ミッション・クリティカルなアプリケーションに依存する企業や組織に、アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイス (ATMI) および共通オブジェクト・リクエスト・ブローカ・アーキテクチャ (CORBA) インターフェイスという 2 つの定評あるプログラミング・インターフェイスの柔軟性を提供します。それらの両方のインターフェイスでは、大規模なトランザクション・ベースの実働システムでの長い年月にわたる使用によってそのパワー、堅牢性、スケーラビリティ、管理性能、および信頼性が実証されている BEA Tuxedo インフラストラクチャが使用されます。
ここでは、次の内容について説明します。
このリリースの新機能と改良点
BEA Tuxedo リリース 8.0 では、以下の新機能と拡張が提供されます。
これらの各機能の説明については、『製品の概要』を参照してください。
サーバ性能の拡張
以下のコンフィギュレーション・オプションを利用すると、BEA Tuxedo 8.0 の使用時に性能を向上させることができます。
次の 3 つのオプションは、UBBCONFIG
ファイルの OPTIONS
パラメータを使用してコンフィギュレーションします。
NO_XA
は、ドメイン全体で XA トランザクションを無効にします。トランザクションのステータスを調べるために通常使用されるコードが無視されます。トランザクションを使用せず、かつ /Q を使用しない場合は、このフラグを設定できます。NO_XA
は、BEA Tuxedo バージョン 7.1 で追加された認可プラグインおよび監査プラグインの呼び出しを無効にします。このフラグを設定しても、AUTHSVR
フラグを使用して認証を実行できますが、外部のセキュリティ・プロバイダは呼び出されません。 TMNOTHREADS=Y
は、BEA Tuxedo のクライアントとサーバでマルチスレッドを無効にします (マルチコンテキストは無効にならない)。マルチスレッドではないプロセスでこのオプションを設定すると、マルチスレッド・プロセスで必要とされる内部ミューテックスの多くが無視されます。マルチスレッドではないすべてのクライアントとサーバについて、この環境変数を Y
に設定します。BEA Tuxedo 8.0 は、サービス・キャッシングという機能も備えています。サービス・キャッシングを使用すると、各コンテキストで以前に呼び出したサービスが記憶されます。この機能はデフォルトでは有効です。このキャッシュのサイズは、UBBCONFIG
ファイルの SICACHEENTRIESMAX
パラメータを使用してコンフィギュレーションします (MACHINES
または SERVICES
セクション)。
アップグレードの注意事項
BEA Tuxedo 8.0 へのアップグレードの詳細については、『BEA Tuxedo システムのインストール』の「BEA Tuxedo システムのリリース 8.0 へのアップグレード」を参照してください。
BEA 社の idltojava コンパイラ
WebLogic Enterprise 5.1 から、BEA 社のソフトウェアには idltojava コンパイラの BEA インプリメンテーションが含まれています。この idltojava コンパイラは、BEA Tuxedo 8.0 でも Java クライアントの開発用に提供されます。
注記 Unicode または OBV を使用する場合は、Sun Microsystems の idlj コンパイラを使用する必要があります。
CORBA Java クライアント・コンポーネントを含めた BEA Tuxedo のインストールが終了すると、idltojava コンパイラが $TUXDIR/bin
ディレクトリ (UNIX システム) または %TUXDIR%
\bin
ディレクトリ (Windows システム) に配置されます (TUXDIR
は BEA Tuxedo ソフトウェアのインストール・ディレクトリ)。
BEA Tuxedo idltojava コンパイラの使い方については、BEA Tuxedo オンライン・マニュアルの『BEA Tuxedo CORBA idltojava コンパイラ』および『BEA Tuxedo コマンド・リファレンス』を参照してください。
注記 バージョン 1.3 以降の Java 2 で idltojava コンパイラを使用していて問題が生じた場合は、Sun Microsystems から入手できる idlj を試して問題が解決されるかどうかを確認してください。
このリリースで修正された問題
表 1 は、BEA Tuxedo 8.0 で修正された問題のリストです。
表 2 は、BEA Tuxedo 8.0 で修正された BEA WebLogic Enterprise の問題のリストです。
表 3 は、BEA Jolt 8.0 で修正された問題のリストです。
表 4 は、このリリースの BEA Tuxedo についてのベンダの修正事項を示しています。
BEA Tuxedo ソフトウェアのコンポーネント
BEA Tuxedo ソフトウェアのコンポーネントは以下のとおりです。
ATMI ソフトウェアを使用すると、C または COBOL によってスケーラブルな ATMI アプリケーションをビルドできます。このソフトウェアのコンポーネントは以下のとおりです。
CORBA ソフトウェアを使用すると、C++ によってスケーラブルな CORBA アプリケーションをビルドできます。このソフトウェアの構成要素は以下のとおりです。
BEA Jolt は、BEA Tuxedo システム用の Java ベースのインターフェイスです。既存の BEA Tuxedo アプリケーションの機能が拡張されており、イントラネットやインターネットにも対応できます。
ソフトウェア・コンポーネントのライセンス要件
BEA Tuxedo 8.0 では、すべてのソフトウェア・コンポーネントが製品の CD に収められています。製品を購入すると、使用するコンポーネントを使用可能にするライセンスが 1 つ発行されます。
ライセンスは、以下の製品コンポーネントを使用可能にするために使用します。
このライセンスでは、以下のコンポーネントが使用可能になります。
このライセンスでは、基本ライセンスで使用可能になるコンポーネントに加えて 128 ビットの暗号化が使用可能になります。
注記 BEA 社から 128 ビット暗号化のライセンスを取得しないと、データ・メッセージに 128 ビットの暗号化を使用することはできません。ただし、128 ビットのライセンスを取得しなくても、BEA Tuxedo Administration Console のメッセージでは 128 ビットの暗号化を使用できます。
このライセンスでは、基本ライセンスで使用可能になるコンポーネントに加えて BEA Jolt ソフトウェアが使用可能なります。
このライセンスでは、すべての製品コンポーネントが使用可能になります。
BEA Tuxedo 8.0 を使用するには、ライセンスを新しい形式にアップグレードする必要があります。以前のライセンスは利用できません。現状でサポート契約を結んでいる場合は、以下のいずれかの方法でライセンスをアップグレードできます。
サポート対象プラットフォーム
BEA Tuxedo ソフトウェアは、以降の節で示されているプラットフォームで動作します。BEA 社では、それらのプラットフォームが、BEA Tuxedo リリース 8.0 で開発および運用に使用できることを確認済みです。ほかのプラットフォームでは、カスタマ・サポートを提供できません。BEA 社では業界標準に準拠した方法で BEA Tuxedo ソフトウェアをインプリメントしようとしましたが、サード・パーティ製のすべてのデータベースや ORB 製品などでその使用を確認することは不可能です。
BEA Tuxedo サーバのプラットフォーム
BEA Tuxedo サーバ・コンポーネントは、次のプラットフォームで動作します。
BEA Tuxedo クライアントのプラットフォーム
BEA Tuxedo クライアント・ソフトウェアは、次のプラットフォームで動作します。
BEA Tuxedo Administration Console のプラットフォーム
BEA Tuxedo Administration Console ソフトウェアは、BEA Tuxedo サーバのプラットフォームで示されているすべてのプラットフォームで動作します。
注記 Administration Console ソフトウェアは Microsoft Windows 98 システムにはインストールできません。ただし、Microsoft Windows 98 システム上にある Web ブラウザを使用して、BEA Tuxedo サーバ・システム上にある Administration Console (ネットワーク経由でアクセス可能なもの) にアクセスして使用することができます。
BEA セキュリティ・サービスのプラットフォーム
BEA Tuxedo セキュリティ・サービス (56 ビットまたは 128 ビット) は、次のプラットフォームで動作します。
BEA Tuxedo 8.0 では、セキュア・ソケット・レイヤ (SSL) とリンク・レベルの暗号化 (LLE) という 2 種類の暗号化サービスを利用できます。SSL および LLE 暗号化ソフトウェアは、BEA Tuxedo 8.0 配布キットに収められており、インストール手続きの過程でコンフィギュレーションします。SSL ソフトウェアもインストール時にコンフィギュレーションします。
上記のプラットフォームで BEA Tuxedo セキュリティ・サービス・ソフトウェアを使用するには、まず以下のオプションのいずれかに従ってソフトウェアをインストールする必要があります。
- CORBA C++ クライアント、または
- BEA Tuxedo /WS クライアント
ソフトウェア環境
以降の節では、BEA Tuxedo ソフトウェアでサポートされている各プラットフォームで動作可能なソフトウェアを示します。
各プラットフォームでサポートされているソフトウェア
表 5 は、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行できる各プラットフォームでサポートされているソフトウェアを示しています。
各プラットフォームでサポートされているデータベース
BEA Tuxedo ATMI および CORBA C++ アプリケーションでは、XA および XA 準拠のデータベースがサポートされます。BEA 社では、表 6 で示されている Oracle データベースとの XA の使用を確認済みです。
サポートされているセキュリティ関連のソフトウェア
次のセキュリティ・ソフトウェアは、すべての BEA Tuxedo プラットフォームでサポートされています。
表 7 は、SSL 証明書ソフトウェアがインストールされている場合に SSL をサポートする BEA Tuxedo クライアントと接続、および SSL をサポートしないクライアントと接続を示しています。
SSL がサポートされているクライアントと接続 |
SSL がサポートされていないクライアントと接続 |
---|---|
2
BEA Tuxedo 8.0 の 56 ビットまたは 128 ビットの暗号化は、これらの接続のリンク・レベルの暗号化、およびマシンとドメインの接続のリンク・レベルの暗号化で利用できます。 |
Oracle 8.* データベース用のリソース・マネージャ (RM) 値
BEA Tuxedo ソフトウェアには、いくつかのコマンド (buildtms
など) で、RM ベンダによって提供される必須ライブラリ・ファイルのインストール位置と設定を確認するために使用されるリソース・マネージャ (RM) ファイルが含まれています。buildtms
コマンドのサンプルを次に示します。
prompt> buildtms -o $TUXDIR/bin/TMS_XYZ -r XYZ/SQL # TMS for XYZ
resource manager
この例の中で、-r XYZ/SQL
パラメータは $TUXDIR/udataobj/RM
または %TUXDIR%
\udataobj
\RM
ファイルで定義されている RM 名を識別します。TUXDIR
は、BEA Tuxedo ソフトウェアをインストールしたディレクトリです。
Oracle 8.0.5 または Oracle 8.1.6 データベースを使用する上で便利なように、Oracle XA インターフェイスの使用に必要な RM の文字列を以下に示します。
Windows の場合
#Oracle 8.0.5
Oracle_XA;xaosw;%ORACLE_HOME%\pro80\lib\msvc\sqllib80.lib
%ORACLE_HOME%\rdbms80\xa\xa80.lib %ORACLE_HOME%\oci80\lib\msvc\oci.lib
%ORACLE_HOME%\oci80\lib\msvc\ociw32.lib
#Oracle 8.1.6
Oracle_XA;xaosw;%ORACLE_HOME%\precomp\lib\msvc\orasql8.lib
%ORACLE_HOME%\rdbms\xa\oraxa8.lib
%ORACLE_HOME%\OCI\LIB\msvc\Oci.LIB
%ORACLE_HOME%\OCI\LIB\msvc\Ociw32.LIB
Compaq Tru64 UNIX の場合
#ORACLE 8.0.5
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh
HP-UX の場合
#Oracle 8.0.5. or 8.1.6
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh
Red Hat Linux の場合
#ORACLE 8.0.5
# RM String for ORACLE 8.0.5 on linux
Oracle_XA:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib/ -lc -lclntsh
${ORACLE_HOME}/lib/scorept.o ${ORACLE_HOME}/lib/sscoreed.o
${ORACLE_HOME}/rdbms/lib/kpudfo.o -lclient -lsql
${ORACLE_HOME}/lib/nautab.o ${ORACLE_HOME}/lib/naeet.o
${ORACLE_HOME}/lib/naect.o ${ORACLE_HOME}/lib/naedhs.o `cat
${ORACLE_HOME}/lib/naldflgs` -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2
-lnttcp -lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lmm -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2 -lnttcp
-lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric
${ORACLE_HOME}/lib/libplsf.a ${ORACLE_HOME}/lib/libplsb.a
${ORACLE_HOME}/lib/libextp.a -lepc -lnlsrtl3
-lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lclient -lvsn -lcommon
-lgeneric -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 `cat
${ORACLE_HOME}/lib/sysliblist` -ldl -lm
#Oracle 8.1.6
Oracle_xa:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh
Solaris の場合
# ORACLE 8.0.5
Oracle_xa:xaosw:-mt -KPIC -lm -lc -lnsl
-L${ORACLE_HOME}/lib/ -lclntsh ${ORACLE_HOME}/lib/scorept.o
${ORACLE_HOME}/lib/sscoreed.o ${ORACLE_HOME}/rdbms/lib/kpudfo.o -lclient
-lsql ${ORACLE_HOME}/lib/nautab.o ${ORACLE_HOME}/lib/naeet.o
${ORACLE_HOME}/lib/naect.o ${ORACLE_HOME}/lib/naedhs.o `cat
${ORACLE_HOME}/lib/naldflgs` -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2
-lnttcp -lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lmm -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lnetv2 -lnttcp -lnetwork -lncr -lnetv2 -lnttcp
-lnetwork -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lepc -lnlsrtl3 -lcore4
-lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 -lclient -lvsn -lcommon -lgeneric -lnlsrtl3
-lcore4 -lnlsrtl3 -lcore4 -lnlsrtl3 `cat ${ORACLE_HOME}/lib/sysliblist` -R
/opt/SUNWspro/lib:${ORACLE_HOME}/lib:/usr/ccs/lib:/usr/lib -lc -laio -lm
#Oracle 8.1.6
Oracle_xa:xaosw:-L${ORACLE_HOME}/lib -lclntsh
オンライン・マニュアル
BEA Tuxedo の製品マニュアルは次の場所から入手できます。
Microsoft Windows システム上でマニュアル CD にアクセスする
CD のオンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。
index.htm
をクリックします。
doc\tuxedo\tux80j\index.htm
ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。
UNIX システム上でマニュアル CD にアクセスする
オンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。
注記 サポートされている UNIX プラットフォームで CD をマウントする方法については、『BEA Tuxedo システムのインストール』の付録 A を参照してください。
/mnt/doc/tuxedo/tux80j/index.htm
を設定
します (mnt
は CD のマウント・ポイント)。Enter キーを押します。
ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。
Java API マニュアルにアクセスする
オンライン・マニュアル CD に収められている Java API マニュアルに加えて、BEA Tuxedo Java クライアント ORB および BEA Jolt 8.0 のマニュアルが、BEA Tuxedo ソフトウェアのインストールされている各マシンに自動的にインストールされます。
BEA Tuxedo Java クライアント ORB API のマニュアルは、次の場所にインストールされます。TUXDIR
は、BEA Tuxedo のインストール先の最上位ディレクトリです。
Windows システムの場合
Java クライアント ORB:
%TUXDIR%
\tuxedo8.0
\docs
\m3java
\index.html
BEA Jolt:
%TUXDIR%
\tuxedo8.0
\udataobj
\jolt
\doc
\index.html
UNIX システムの場合
Java クライアント ORB: $TUXDIR/tuxedo8.0/docs/m3java/index.html
BEA Jolt:
$TUXDIR/tuxedo8.0/udataobj/jolt/doc/index.html
Netscape または Microsoft Internet Explorer を使用して、上記のディレクトリにあるスタート・ページ index.htm
を開きます。
製品マニュアルを使用中のシステムにコピーする
オンライン・マニュアルをお使いのシステムにコピーすることもできます。お使いのコンピュータの処理速度によっては、CD の内容をローカル・ドライブにコピーする方が応答時間を短縮できます。
マニュアルをネットワーク上で利用するには、CD をサーバの CD-ROM ドライブに挿入し、共有に設定してください。この操作を行うと、サーバのハード・ディスク・ドライブの約 100 MB を節約できます。
また、マニュアル CD の内容を社内イントラネットの Web サーバにコピーすることもできます。Web サーバの使い方の詳細については、Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチを参照してください。
製品マニュアルを Microsoft Windows システムにコピーする
オンライン・マニュアル CD の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。
doc
\ フォルダが表示
されます。
doc
\ フォルダを選択し、Windows エクスプ
ローラの [編集] メニューから [コピー] を選択するか、または Ctrl キーを
押した状態で C キーを押して CD の内容をコピーします。
注記 CD の内容は、Windows エクスプローラのドラッグ&ドロップ機能を使用してもコピーできます。
製品マニュアルを UNIX システムにコピーする
オンライン・マニュアル CD の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。
注記 サポートされている UNIX プラットフォームで CD をマウントする方法については、『BEA Tuxedo システムのインストール』を参照してください。
cd /mydirectory/docs
な
ど)。
cp -r /mnt/cdrom/*.
など) を使用して CD の内容
をすべてコピーします。
Web ブラウザから印刷する
Web ブラウザからオンライン・マニュアルを印刷できます (ただし、1 ファイルずつ)。印刷する前に、印刷対象の章や付録がブラウザ画面に表示され、選択されていることを確認してください。BEA Tuxedo マニュアルを印刷する場合は、HTML 形式より Adobe Acrobat PDF 形式をお勧めします。
Adobe Acrobat PDF ファイルを印刷する
BEA Tuxedo マニュアルには、すべてのオンライン文書の Adobe Acrobat PDF ファイルが含まれています。Adobe Acrobat Reader を使うと、各文書の全体または一部を印刷できます。次の手順に従います。
製品の制約
表 8 は、BEA Tuxedo 8.0 の制約について説明し、推奨される対策を示しています。
既知の問題
以降の節では、BEA Tuxedo バージョン5 8.0 ソフトウェアに関する既知の問題を説明し、推奨される対策を示します。問題は、変更要求 (CR) 番号順にリストされています。CR 番号は、問題を追跡しやすくするために使用します。
既知の問題は、次のように分類されています。
注記 CORBA ユーザは、BEA Tuxedo ATMI の既知の問題を説明している節もお読みください。それらの問題のいくつかは CORBA アプリケーションに影響します。
未解決の問題の追跡について支援が必要な場合は、BEA カスタマ・サポート・サービスに問い合わせください。BEA カスタマ・サポート・サービスへのお問い合わせの際には、CR 番号をお伝えください。
相互運用性に関する既知の問題
表 9 は、相互運用性に関する既知の問題を示しています。
CORBA クライアントのプログラミングに関する既知の問題
表 10 は、CORBA クライアントのプログラミングに関する既知の問題を示しています。
CORBA サーバのプログラミングに関する既知の問題
表 11 は、CORBA サーバのプログラミングに関する既知の問題を示しています。
idltojava コンパイラの既知の問題
表 12 は、idltojava
コンパイラの既知の問題を示しています。
要求レベルのインターセプタ (RLI) に関する既知の問題
表 13 は、BEA Tuxedo の要求レベルのインターセプタ (RLI) コンポーネントの既知の問題を示しています。この節の CR は、CORBA アプリケーションに関連します。
システム管理に関する既知の問題
表 14 は、システム管理に関する既知の問題を示しています。
ワークステーション・クライアントに関する既知の問題
表 15 は、Linux プラットフォーム上のワークステーション・クライアントに関する既知の問題を示しています。
ActiveX クライアントに関する既知の問題
表 16 は、ActiveX クライアントに関する既知の問題を示しています。
BEA Tuxedo ATMI に関する既知の問題
表 17 は、BEA Tuxedo ATMI ソフトウェアに関する既知の問題を示しています。
BEA Jolt に関する既知の問題
表 18 は、BEA Jolt 8.0 に関する既知の問題を示すとともに、可能なところでは対策も示しています。
マニュアルの補足事項
ここでは、次の内容について説明します。
マニュアルに関する既知の問題
この節では、以下の内容について説明します。
マニュアルの補足事項
表 19 は、マニュアルの補足事項を示しています。
マルチ・スレッド CORBA C++ クライアントの留意事項
表 20 は、マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項を示しています。
オンライン・マニュアル CD の検索アプレットの制限事項
BEA Tuxedo 8.0 のオンライン・マニュアル CD には、トピック検索に便利なスタンドアロンの Java 検索アプレットが付属しています。この節では、検索アプレットに関する制限事項を説明します。
Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチ
Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグにより、BEA Tuxedo のマニュアルの検索機能などのアプレットの動作に不具合が発生する場合があります。これは、Microsoft 社で認識されている問題であり、パッチが用意されています。このバグは、Microsoft Internet Explorer 4.x ブラウザの動作に影響する可能性もあります。
「Error occurred
」または「No Matches Found
」などのエラー・メッセージが表示され、次のメッセージが Java のログに記録されます。 java.io.IOException: InternetReadFile at com/ms/net/wininet/WininetInputStream.read...
Internet Explorer 5.0 の Web サイトから検索アプレットを実行するには、Microsoft 社の Java Build 3181 (1999 年 5 月 26 日リリース) が必要です。Microsoft Java のアップデート版は、http://www.microsoft.com/java/download/32updates.htm
からダウンロードできます。
UNC パス名
BEA Tuxedo 8.0 オンライン・マニュアル CD の Java 検索アプレットでは、トピックのコンパイル済み検索データベースを使用します。オンライン・マニュアル CD の検索機能を利用するには、以下のオプションのいずれかに従う必要があります。
doc
\tuxedo
\tux80j
\ ディレクトリにある index.htm
ファイルを開きます。index.htm
が、Web サーバ・ソフトウェアで使用するデフォルトのファイル名であることを確認します。BEA Tuxedo 8.0 オンライン・マニュアル CD の \doc
\wle
\v51
\ ディレクトリに、index.htm
ファイルが格納されています。そのファイルは、マニュアルのホーム・ページです。Web サーバ・ソフトウェアで index.htm
という名前のファイルを使用できない場合、index.htm
をコピーしてデフォルトの必須名 (default.htm
など) を付けます。元の index.htm
ファイルとコピーしたファイルは同じディレクトリに置いてください。UNC パスを使用してオンライン・マニュアル CD またはそのコピーにアクセスしようとすると、検索アプレットは使用できません。たとえば、UNC パスは Windows NT Network Neighborhood で使用されます。検索アプレットでは、ターゲットの *.htm
ページへの相対パスが解釈されません。その理由は、UNC パスが各リンクの先頭に付加されるからです。前のリストで示されている 4 つの推奨手段のいずれかを利用してください。
Network Neighborhood システムの共有 CD デバイス上のマニュアル CD にアクセスするなど、CD のほかのすべての相対ハイパーリンクでは、UNC パスを使用できます。この UNC の制限によって影響を受けるのは、検索アプレットの結果リストだけです。
検索アプレットに関するブラウザのバージョンとプラットフォームの制限
オンライン・マニュアル CD の検索アプレットは、以下の環境で適切に機能しました。
CLASSPATH 環境変数
UNIX プラットフォームでは、オンライン・マニュアル CD の検索ページを開くとブラウザのエラーが表示される場合があります。次に例を示します。
Unable to start a java applet: Can't find 'java40.jar' in your CLASSPATH.
Read the release notes and installjava40.jar
properly before restarting.
お使いの UNIX プラットフォームで検索アプレットが動作しない場合は、そのプラットフォームに対応する最新の Netscape ブラウザを使用し、CLASSPATH
環境変数に Netscape の JAR (Java ARchive) ファイルを追加してください。JAR ファイルへのパスは、Netscape のインストール先ディレクトリにあります。
次に例を示します。
CLASSPATH=mytools/netscape/communicator/program/java/classes/java40.jar
CLASSPATH
を編集したら、Netscape を終了し、更新された環境で再起動してください。これで、検索ページにアクセスするときには、検索機能が正常に動作します。
オンライン・ヘルプの補足事項
BEA Application Builder オンライン・ヘルプのブラウザ要件
BEA Application Builder では、Microsoft Internet Explorer ではなく Netscape Navigator が必要です。Netscape Navigator がない状態で BEA Application Builder からオンライン・ヘルプを起動しようとすると、その起動は失敗します。
注記 Java コンポーネントのサポートを含め、西暦 2000 年問題に完全対応しているブラウザについては、Netscape Communicator 4.61 以降をお勧めします。
パッチの入手方法
パッチを入手するには、BEA カスタマ・サポート・ページ (http://www.bea.com/support/
) にアクセスし、[New Case] を開いてパッチを要求します。BEA の顧客は、カスタマ・サポート・ページにアクセスし、Web アカウントを取得することでサポート情報にアクセスできます。
カスタマ・サポートの問い合わせ情報は、BEA WebLogic Enterprise 8.0 の製品パッケージに同梱されている BEA Tuxedo 8.0 カスタマ・サポート・カードにも記載されています。
カスタマ・サポートへお問い合わせの際には、以下の情報をご用意ください。
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