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セキュリティ・プラグインのコンフィギュレーション
ここでは、セキュリティ・プラグイン (SPI) の登録について説明します。
セキュリティ・プラグイン (SPI) の登録
BEA Tuxedo 製品の CORBA および ATMI 環境では、セキュリティなどのコア・サービスのセットで構成される、共通のトランザクション処理のインフラストラクチャ (TP インフラストラクチャ) が使用されています。CORBA アプリケーションでは、適切に定義されたインターフェイスを介して TP インフラストラクチャを使用できます。これらのインターフェイスを使用して独自のサービス・コード・モジュール (セキュリティ・プラグイン) をロードし、リンクすることにより、システム管理者は、TP インフラストラクチャのデフォルトの動作を変更できます。
セキュリティ・プラグインを使用するには、そのセキュリティ・プラグインを BEA Tuxedo システムに登録する必要があります。BEA Tuxedo システムのレジストリは、セキュリティ・プラグインに関連する情報を格納しておくディスク・ベースのリポジトリです。このレジストリには、デフォルトのセキュリティ・プラグインに関する情報が最初に格納されています。カスタム・セキュリティ・プラグインを BEA Tuxedo システムに追加すると、エントリがレジストリに追加されます。セキュリティ・プラグインのレジストリ・エントリは、プラグインに関する情報を格納するバイナリ・ファイルのセットです。レジストリは、BEA Tuxedo システムごとに用意されています。CORBA アプリケーションの各クライアント・アプリケーション、サーバ・アプリケーション、およびサーバ・マシンは、同じセットのセキュリティ・プラグインを使用しなければなりません。
レジストリは次のディレクトリにあります。
Windows 2000
$TUXDIR
\udataobj
UNIX
$TUXDIR/udataobj
カスタム・セキュリティ・プラグインを使用する CORBA アプリケーションのシステム管理者は、そのプラグインを登録する必要があります。BEA Tuxedo システムのレジストリへのセキュリティ・プラグインの登録は、ローカル・マシンからのみ可能です。つまり、システム管理者は、リモートからホスト・マシンにログオンしている間はセキュリティ・プラグインを登録できません。
セキュリティ・プラグインの管理では、次のコマンドを使用できます。
epifreg
− セキュリティ・プラグインの登録epifunreg
− セキュリティ・プラグインの登録解除epifregedt
− レジストリ情報の編集これらのコマンドの使い方については、『Developing Security Services for ATMI and CORBA Environments』を参照してください。このマニュアルでは、セキュリティ SPI の仕様を記載しており、セキュリティ・プラグインを動的にロードしてリンクすることを可能にする BEA Tuxedo プラグイン・フレームワークについて説明しています。このマニュアルの入手方法については、BEA 社の営業担当者にお問い合わせください。
カスタム・セキュリティ・プラグインをインストールする場合、プラグインのセキュリティ・ベンダは、カスタム・セキュリティ・プラグインにアクセスできるように BEA Tuxedo システムのレジストリを設定するためのコマンドの使い方を提供する必要があります。
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