bea ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA
BEA Logo Tuxedo
 ドキュメントのダウンロード   サイトマップ   用語集 
検索
0

Tuxedo CORBA プログラミング・リファレンス

 Previous Next Contents View as PDF  

CORBA::hash

概要

ORB 内部の識別子でオブジェクト・リファレンスへの間接アクセスを提供します。

C++ バインディング

CORBA::hash(CORBA::ULong maximum);

引数

maximum

ORB が返すハッシュ値の上限を指定します。

説明

オブジェクト・リファレンスは、ORB 内部識別子に関連付けられています。アプリケーションは、hash() オペレーションを使用して、この識別子に間接的にアクセスできます。この識別子の値は、オブジェクト・リファレンスが存在している間は変更されません。したがって、識別子のどのハッシュ関数も変更されません。

このオペレーションの値は、確実に一意とは限りません。つまり、ほかのオブジェクト・リファレンスが同じハッシュ値を返す場合もあるということです。ただし、2 つのオブジェクト・リファレンスが別々にハッシュされた場合、アプリケーションでは 2 つのオブジェクト・リファレンスが同じでないことを判別できます。

hash オペレーションの maximum パラメータには、ORB が返すハッシュ値の上限を指定します。この値の下限はゼロです。この機能は通常、オブジェクト・リファレンスの衝突チェーン状のハッシュ・テーブルを作成したり、これにアクセスしたりするために使用します。したがって、その範囲内で値がランダムに分散するほど、計算する値は小さくなり、計算精度も向上します。

戻り値

特にありません。

 

Back to Top Previous Next
Contact e-docsContact BEAwebmasterprivacy