概要

現在のスレッドのコンテキストを設定します。このメソッドは、マルチスレッド・サーバ・アプリケーションの開発をサポートします。

C++ バインディング

void set_ctx(CORBA::ORB::Ctx aContext)

パラメータ

戻り値

特にありません。

説明

このメソッドは、現在のアプリケーション管理スレッドのコンテキストを設定します。指定するコンテキスト・パラメータは、BEA Tuxedo システムによって管理されている実行済みのスレッド、または初期化済みのアプリケーション管理スレッドで既に取得されています。

注記 set_ctx メソッドは、BEA Tuxedo システムが管理しているスレッドでは呼び出さないでください。BEA Tuxedo システムでは、管理しているスレッドに対して適切にコンテキストを自動的に伝達します。BEA Tuxedo システムが管理しているスレッドで、このメソッドがアプリケーションによって呼び出された場合、BAD_PARAM 例外がスローされます。

例

TP::orb()->set_ctx(thread->context);

関連項目

CORBA::ORB::get_ctx()
CORBA::ORB::clear_ctx()