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Tuxedo CORBA プログラミング・リファレンス

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TP::open_xa_rm()

概要

呼び出しプロセスのリンク先の XA リソース・マネージャをオープンします。

C++ バインディング

static void TP::open_xa_rm();

引数

特にありません。

例外

Tobj::RMFailed

tx_open() 呼び出しによって、エラー戻りコードが返されました。

注記 TP フレームワークのその他の例外と違い、この例外は、TobjS_c.h (TobjS.idl から派生) ではなく、tobj_c.h (tobj.idl から派生) で定義されます。これは、ネイティブ・クライアントでも XA リソース・マネージャをオープンできるからです。したがって、返される例外は、ネイティブ・クライアント・コードおよび Server::release() (ネイティブ・クライアントと共有される代替メカニズムである TransactionCurrent::close_xa_rm を使用している場合) で想定される例外と一致します。

説明

open_xa_rm() メソッドは、呼び出しプロセスのリンク先の XA リソース・マネージャをオープンします。XA リソース・マネージャは、Oracle や Informix などのデータベース・ベンダから提供されます。

注記 この呼び出しの機能も、Tobj::TransactionCurrent::close_xa_rm() によって提供されます。ただし、TransactionCurrent オブジェクトのオブジェクト・リファレンスを取得する必要がないので、サーバ・アプリケーションでリソース・マネージャをオープンする方法としては、TP::open_xa_rm() メソッドを使う方がはるかに便利です。TransactionCurrent オブジェクトのリファレンスは、Bootstrap オブジェクトから取得できます。Bootstrap オブジェクトのリファレンスの取得方法については、「TP::bootstrap()」を参照してください。TransactionCurrent オブジェクトの詳細については、「CORBA ブートストラップ処理のプログラミング・リファレンス」と『BEA Tuxedo CORBA トランザクション』を参照してください。

グローバル・トランザクションに関与するサーバごとに Server::initialize() メソッドから 1 回、このメソッドを呼び出す必要があります。グローバル・トランザクションに関与しているすべてのサーバだけでなく、XA リソース・マネージャにリンクされたサーバも含まれますが、XA 準拠のリソース・マネージャに実際にはリンクされていません。

open_xa_rm() メソッドは、リソース・マネージャに固有のオープン呼び出しの代わりに呼び出します。リソース・マネージャの初期化セマンティクスはそれぞれ異なるので、特定のリソース・マネージャをオープンするための情報を、UBBCONFIG ファイルの GROUPS セクションにある OPENINFO パラメータに指定します。

OPENINFO 文字列の形式は、基となるリソース・マネージャのデータベース・ベンダごとに異なります。CLOSEINFO パラメータの詳細については、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』の「ubbconfig(5)」のリファレンス・ページを参照してください。また、XA ライブラリを使用するアプリケーションの開発およびインストール方法については、データベース・ベンダのマニュアルを参照してください。

注記 呼び出しプロセスにリンクできるリソース・マネージャは 1 つだけです。

戻り値

特にありません。

 

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